今週は水曜、木曜と
学校を休んでいる小3息子。

どうやら人間関係に疲れている様子。
「こわい人がいっぱいいるんだよ」
詳しく聞いても教えてくれず、
しつこく聞いたら
iPadを持ってそっと
別の部屋に逃げられてしまった。

寝る前にも聞いてみたが、
少し泣かせてしまった。

昔から、お姉ちゃんに
あれこれひどいことを言われても、
何も言い返さず
そっとその場を離れる紳士な彼。
でも学校ではそれができないことも
あるだろうし、大丈夫？

学校から保健室登校を打診され、
お、人が少なさそうだから
いいかもしれない。

本人に聞いたところ、
珍しく興味を示した。
いつも新しいことには消極的、
やり方がわかってからでないと
進めない性格なのに。

どうやったらできるの、
そこで何すればいいの、など聞かれるが、
母もしたことがない。
お姉ちゃんもしていない。

自習すればいいんじゃない、
休みの間のプリントとか、
宿題とかやって、
少しは保健室の先生の手伝いも
あるかもだけど、と想像で答える。

じゃあお母さんが先生に聞いてみるよ、
それで校門の前か保健室まで
一緒に行くよ、と言うと
納得した様子。

朝、校門まで連れて行き、
校長先生に話しかける。
息子は
「先行ってて」
と言い、ついてこないあたりに
成長を感じた。
べったりじゃないんだね。

校長先生にお任せして私は仕事へ。
保健室で何してくるのかな、と
ちょっとウキウキして、帰宅。

するとなぜか荒れている…。
「もう今月行かない」
今月って、もう冬休みになるやん…。
今行かないと冬休み明けも休みそう。
ここは保健室よかった、と言って
通う流れじゃないの⁈
大人が想像する流れにまったく乗ってこない。

連絡帳を見ると、
4,5限は教室に行ったこと、
仲の良かった男子にきついことを言われた、
女子に叩かれた、といやなことがあったと
書かれていた。

そうか…。
いろいろあるよね、いろいろ。

しばらく後に機嫌を直した息子。
荒れてたけど、水曜、木曜休んだのに
6限の金曜日に学校行けたのは快挙。
何かあったら別室に逃げる、というのを
保健室に逃げる、と置き換えて、
また通ってくれないかな。
時々逃げていいから、
人間関係を学んでほしい。
大人になってから
人間関係で失敗すると痛いし、
苦労しそうだから。

人は人と関わって生きていくのだよ、
生きるチカラを身につけることを
母は願うよ。