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きつねうどん式桐谷流優待投資法の検証_04

前回までのあらすじ

優待投資家桐谷さんの投資手法を参考に優待銘柄を総合利回りを基準に選んで投資するとどうなるのかを検証しようという本シリーズ。
運用ルールについてはこちらを参照。

注:本シリーズは簡易シミュレーションであり実際に投資を行っているわけではありません。

前回はケーズホールディングス、Cominix、日精樹脂工業の新規3銘柄への投資を決定。(1月19日時点でポートフォリオに組み入れ)

運用開始1か月目のまとめ

最新の売買時点でのポートフォリオの状況は下記の通り。
2月22日時点で1月22日の初期予算100万円に対して+91,797円 約9.2%のプラスとなった。(売却益―所得税+含み損益)

ポートフォリオの状況

開始1ヶ月で大きなプラスとできている最大の要因は、

  • ポートフォリオの40%近くを占めていたローランド ディー.ジー.のTOB発表により一気にキャピタルゲインを得られたこと。

  • ローランド ディー.ジー.以外の企業についても合計でわずかながらプラスを維持できたこと。

シミュレーション開始早々利確を行う必要に迫られたが、本来は長期保有前提の手法のため、ローランド ディー.ジー.の株価上昇より、他の企業が大崩れしなかったことを評価したい。

雑感

日経平均バブル後最高値更新

2月22日に日経平均がバブル後、最高値を更新した。
本シリーズでは株価暴落時に現金を投資に振り向けることがルールに組み込まれている。
株価暴落の基準を日経平均株価の直近高値から20%下落時としているため。
31278.94円=39,098.68円×80%
が暴落の基準値ということになる。裏付けとなる業績や物価水準など考慮せず単に金額だけで見ても意味はないのだが、3万円台が暴落の基準値というのは何とも実感がわかない。

個別銘柄の分析について

本シリーズでは実質的に総合利回り(配当利回り+優待利回り)程度しか個別企業の情報を用いないため、後付けでの説明もただ単に株価が上がった下がった以上の説明が難しい。

特に初回の銘柄選びの際は、私の恣意性が入り込まないようあえて配当・優待以外の情報を見ないようにして選んだため、ローランド ディー.ジー.は何をやっている会社なのかすら知らないうちに手放すことになった。

個別企業分析も今後手を付けていきたい。


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