積読家の読書キロク

眠れない午前2時~ 苛立ちがドアを叩く~♪

今日も私は寝れません~。

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最近気に入っている 神奈川県の本屋さんのユーチューブのチャンネル。

有隣堂しか知らない世界 
 【通称;ゆうせか ファンネーム;ユーリンチー)

個性的な書店員さんや、文具・食品・出版社の方が、
商品のプレゼンをするチャンネル。

大好きな回はたくさんあるのですが、
特に気に入っているのは下の「辞書会」


子供の頃から母に「分からない言葉は国語辞典で意味を調べない」と言われて育ち、身近なところに辞書があったので辞書に親近感がある。
知らない言葉を調べるだけではなく、暇な時間ができたときは、辞書を開いて「読む」このを楽しんでいた。
そして「新明解国語辞典」は高校の教材で購入した辞書なので思い出がある。

面白おかしくチャンネルを見ていたら、
辞書を編纂するストーリーを描く小説である
「舟を編む:三浦しをん著」を思い出しました。

「舟を編む」は題名を知っていましたが、まだ読んだことがありません。
そんな中、図書館にいく機会があったので、
「舟を編む」と一緒に著者の本を数冊借りてきました。

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今回借りたのは4冊

「舟を編む」
「愛なき世界」
「ののはな通信」
「あの家に暮らす四人の女」

三浦しおんさんの著作を読んだのは実は初めてです。

三浦しをんさんの書く文章は「想像をふくらませる文章」
物語に欠かれている世界の空気感や感覚が頭に浮かぶ「シズル感のある文章」だと思いました。

例えば「舟を編む」では、
辞書に使用している「用紙」を説明する文書は、辞書に使用されている紙の手触り・ぬめり・かおりや、裏の文字がほんのり透けている感じが、細かな描写で描かれており、文章を読むだけで頭に浮かぶ。

「愛なき世界」では、植物学の実験室の雰囲気。
私は短期大学で栄養学を学んだ際、教授・助手さんの力を借りながら実習をしたときの実験室の雰囲気や実験器具の手触りを思い出させました。


三浦しをんさんの描く「ストーリー」よりも、彼女が書く「文章、表現」が好き。
彼女の文章を読むと私の空っぽの頭に「ムクムク」と想像が広がる。

三浦しをんさんと私は年齢が近く、様々な社会の出来事を同じ年頃に体験たからなのか、言葉の言い回しや、使う単語が似ており共感を感じやすいのかもしれない。

好き嫌いが分かれる作家さんかもしれないが、私は彼女の書く「文章」が好きです。

個人的には今回読んだ4冊では
1 舟を編む
2 愛なき世界 が、「三浦しをんワールド」への入り口におすすめです。


さて、、
ちょっと眠くなってきましたので 寝まーす。
おやすみなさい。

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