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#今年のベスト映画は「ヴァチカンのエクソシスト」


「ヴァチカンのエクソシスト」


ラッセル・クロウ
が実在したエクソシストを演じるホラー映画『ヴァチカンのエクソシスト』(原題:The Pope’s Exorcist)が7月14日より公開
カトリック教会の総本山ヴァチカン教皇に仕え、生涯で数万回の悪魔払いを行った実在のエクソシストであるガブリエーレ・アモルト英語版)が人間に取りついた邪悪な悪魔との壮絶な戦いを記した回顧録『エクソシストは語る』の映画化作品[6]
1987年、教皇直属のチーフ・エクソシストのガブリエーレ・アモルト神父がイタリアの村で悪魔祓いを行い、憑りつかれた村人を解放するが、教会の許可なしに行ったことで問題となり、非難を浴びる。アモルトは悪魔祓いに懐疑的な枢機卿からの非難に対し、心理療法を行っただけだと反論する。後に教皇から、悪魔に憑りつかれた少年ヘンリーを救うよう指示を受け、スペインに向かう。
アマゾンプライムビデオにて視聴。
感想は、前半はエクソシスト映画の伝統を受け継ぐ、クラシックスタイルで悪魔祓いが行われる。しかし、後半は、推理冒険アクションさながらの展開で若干、気持ちが萎えるが、最後まで見れると言う点で平均的。
では、どうしてこの作品をベストに上げたのか、1973年『エクソシスト』(The Exorcist)はホラー映画から、始まり、2005年『エミリー・ローズ』(原題: The Exorcism of Emily Rose)、2011年「ザ・ライトエクソシストの真実」とシリーズものではないが、数多くのエクソシストを題材にした映画が作られた。

その中でも、ザ・ライトエクソシストの真実の中で、ベテラン神父、ルーカス 神父(アンソニー・ポプキンス)が実は、悪魔は、存在しない事が解っているが悪魔憑かれた少年のために一芝居することで、精神的な安定を取り戻させる、まるで悪魔祓いをしたかのように見せてくれる。
今回のヴァチカンのエクソシストの中でも、精神科医に任せる判断を行っている。

憑き物憑きを題材にした小説を趣味で書いている身としては、
憑き物憑き、悪魔祓いを本当のオカルトなのかどうか真剣に考察するなかで、オカルトでないとするならば、考えらることは、多重人格、現在では解離性同一性障害と呼ばれる切り離した感情や記憶が成長して、別の人格となって表に現れるものであることを指すのだが、とりわけ、ストレスが原因により、行き場の失った心が、人格を分けることによって生存しようとした結果だ。

憑き物憑きと、悪魔憑きの違いは、国、宗教、文化の違いであり、
憑き物憑きは、日本では、身近な存在、犬、狐、猫、時折、神に憑かれることがあるが、人格が別れる時に本人が想像しやすい身近なものを選ぶその違いである。
つまりは、悪魔が身近なお国柄、文化があるのならそれは当然、悪魔憑きになる。

ここで、問題になるのは、病院に行くか、それともお祓いかの2択になり、現在の日本では、病院に行くことになるだろう。
日本では、幽霊は存在しない、狐憑きも存在しないのが一般的になっている、つまりはストレスから逃げるための手段が一つ塞がれているという事になる、人格を分けるときに、昔なら、犬、狐、神様でも良かった、しかし、自分の中の、常識という壁がそれをさせない、存在しないと頭が理解しているからだ、そのため、現在の日本では、多重人格ではなく、別の精神障害へと追い込まれてしまい、薬漬けになる。案外、多重人格の方が良い気がする、といえど程度の問題。

外国はというと。今現在でも悪魔憑きが人気である、他の犬や猫、妖怪なども一般的ではないからだ。
これを受け、現代のバチカンの司教に任命された404人が公式エクソシストと認められているほどです。

私は、悪魔祓いは正解だと思っています。

悪魔も、憑き物、幽霊も存在しないのに、どうして正解なのか?
先ほど挙げた、悪魔憑き、憑き物も、多重人格から起こるものだとしたら
憑かれた人は、その存在を求めている、救いを悪魔に求めているから、そして、信じているからこそ、悪魔を憑依させる。
だから、科学的、医学的に存在しない事唱え、治療しようとしても
患者の心が追い出すことが出来ないため、投薬治療が数年にも及んでしまう。
では、どうするのか、存在しないと解っていても、悪魔祓いをするといいうことは、悪魔を信じている患者にとっては、その人の世界観、価値観が悪魔を信じることで安定しているのなら、その世界観、価値観を壊すことなく、相手のルールに乗っ取って行う事により、取り除くことが可能になる。
ただ、患者(悪魔憑き)と祓う側の信用が気づけるかどうかによって
成功か失敗が決まるのだとしたら。

悪魔祓いは、正解と言うことになる。

憑依、憑き物憑き、悪魔憑きの考察は別の機会で記事にします。

このことを、数年前に思っていたのだが、この映画ヴァチカンのエクソシストを見て思い出したのでこの記事を書くことにしました。
以下は、ヴァチカンのエクソシストのストーリーです、気になる方はどうぞ!

ストーリー


ヘンリーはトラウマで言葉を話せなくなった少年で、母ジュリアと姉エイミーとともにスペインの修道院を訪れる。修復作業が中断し、超常現象が起こり始める中、ヘンリーは神父を求める。アモルトと共に現れたエスキベル神父だが、悪魔の力に翻弄されてしまう。アモルトは信仰の重要性を説き、祈りを捧げるよう促すが、悪魔の強大な力に苦戦する。同時にローマではヘンリーの事件を調査し、悪魔の正体を突き止めるが、意識を失う。
アモルトは修道院の井戸が封印された地下施設を発見し、悪魔と教会の陰謀、悪魔の解放計画を知る。アモルトとエスキベルは悪魔祓いに入る前に告解し、互いを赦し合う。アモルトは悪魔との戦いで身体を乗っ取られるが、エスキベルとの共闘で悪魔を祓うことに成功する。
アモルトとエスキベルの活躍により悪魔は封印され、ヘンリーと教皇の回復が始まる。その後、アモルトとエスキベルはヴァチカンで新たな指示を受け、世界各地に散らばる悪魔の祓いを行うよう命じられる。

エクソシストが気になる人は、鑑賞ありです。

#今年のベスト映画

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