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メリーとの楽しい生活!! その③



※この話は過去に書いたものです!!



ある日、アトピーの薬とシャンプーを貰うために動物病院に行き何時ものように先生が見てくれてた。


その時先生がメリーの乳房のちょっとしたしこりと乳頭の色の変化に気付いて「ちょっと検査しましょうか?」と言われたので「ハイ」と答えそのままCTを撮ることになった。



その結果、まだ悪性ではないものの腫瘍であることが判明した。


先生は「悪性ではありませんがこのまま放置すると必ず悪性になります、悪性になってからでは手遅れになる事もありますので、早期の手術をおすすめします。」



と言われ、迷うことなく手術することに決めた。



先生の話しでは、乳頭2つと乳腺全摘の手術をするとのことだった。



乳腺を全摘しないと後々再発した時にまずそこから他の臓器に転移するので全摘するとのことだった。再発の可能性は低いが念のためにという事だった。
そして手術の日程を3日後に決めてその日は病院を後にした。





そして、手術当日を迎えてメリーを病院に連れて行った。


手術は午後2時30分からでその30分前に病院に着いて手術前のメリーの状態を見て手術に入った。尚、術後2~3日の入院を余儀なくされた。



そして手術室に入って行くメリーを見届けてから「一旦家に帰って待って下さい、手術が終わって麻酔から覚めた頃に電話しますので会いに来てあげて下さい」と先生が優しく言ってくれたので一旦家に帰った。



その後、夕方6時30分頃電話があり「無事手術が終わって麻酔も覚めて来てるので会いに来てあげて下さい」との一報があり慌てて病院に行った。


よちよち歩きながらメリーが俺のところに来た!!
がすぐ座り込んだ。


先生が「手術は無事に終わりました。2~3日預かります」と言われた。


この日この後、メリーと別れるのがめちゃくちゃ切なくて、メリーは元気だってわかってたけどなんか一緒に帰れないのが辛かった。


その翌日、メリーに会いに行った。


「メリー」と呼ぶとゆっくりだけど歩いて喜んで俺のところに来てくれた。


俺の顔、手、全てを確認するかのように舐め回して、クンクン匂い嗅いでずーっと俺から離れなかった。


この日の別れ際が辛くて俺は先生に言った。


「明日連れて帰っていいですか?」
先生は「ちょっと早いですね、でも明日の状態で決めましょう!」と言ってくれてた。


この日の帰る時のメリーの切なそうな瞳がホントに辛かった。その瞳は今でも忘れない。


翌日、先生は「もう、お家に帰って大丈夫ですよ!」と言ってくれて嬉しくてメリーを抱っこして喜んだ。


「ただ、傷口の消毒は毎日して下さいね」と言われ、消毒薬と皮膚に引っ付かないガーゼと胴体を覆うネットを貰い、消毒のやり方を教えて貰った。


そしてしばらく、消毒する日々が続いた。







日に日にメリーは元気になって行った。


まだ若かったせいか、順調に回復していった。
その10日後抜糸して貰って取り敢えず完治することになった。



あっそうそう、この手術の時に出べそも切って貰った。


この後は、相変わらずアトピーの薬とシャンプーはずーっと続けたけど、大きな病気はなかった。
又、楽しい日常が始まりそれは終わることのない日々だと思ってた。


いろんな所に遊びに行き、トリマーさんにも大人気のメリーはその美容院のモデル犬としても活躍してた。


ペットOKの温泉に言ったり、メリーが大好きな場所、そう丁度今の時期桜が咲く頃毎年行ってた、一本の大きな垂れ桜を見に行ってた。





でも、そんな楽しい日もいつまでもは続かなかった。


この続きは下の記事に続きます。



書く順番が前後しましたが、この上の記事を書かなかったらメリーの事は語れなかった。


これでメリーの話しは終わりです!!
話しは終わっても、俺は何時でもメリーと一緒にいるんだよ!!


長い話しを最後まで付き合って頂きありがとうございました!!😁




【笑顔STA日記部】




笑顔!!


STA!!









by
Merryhiro

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