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2022/8/16 いわきラスト1週間スタート

いわきにプチ移住中の人間です。毎日、どんなことをしたのか記録のために書き綴っています。

7:30 義実家にて朝ご飯(サンドウィッチ)
午前 ピアノ、学会資料づくり
お昼 美味しいカツレツランチ
午後 いわきへ向かう
18:00 四ツ倉駅
19:00 四ツ倉鎮魂・復興花火大会
22:00 魚料理を作って食べる

午前中は思い残すことの内容をピアノに没頭する。今まで手を伸ばしたことのなかったショパンのワルツ。17曲弾いてみて好きだったのは、10、11、14、17の4曲。基本的に暗くて激しい曲が好きなので、明るいワルツは最も遠い存在だった。結果として短調ばかり好きな感じになってしまったが、そもそも弾いてみようと思えただけ大前進。

ショパン ワルツ

人はどういう時に、それまでやりたくなかったものをやってみようと思うのだろう。数学も、もしかしてそういう人いるのだろうか。今まで数学嫌いだったけど、ちょっとやってみようかなって、どんなタイミング? 例えば、結城浩さんの『数学ガール』を読んでみて、ということが考えられる。つまり、面白くないと思っていたものが面白いと思えたとき。これはコンテンツに対する解釈が変わったときということになる。

もう一つは自分が何か衝撃的なものに出会ってしまって、過去の自分と今の自分は違うのだと思えたときかなと思う。ゲームチェンジしたと感じたとき、というか。メジローは自分のパースペクティブ(世界の見え方)を揺るがすような問題が起きたときに「変容的学習」が生じると言う。こんなふうに考えてみると、数学の路線以外にも路線が必要で、そっちで自分のゲームが変わったときに、数学も変われるのかな、とか。

早く食べたくて一枚しか撮らなかったので暗いしボケている

スパイスの効いたソースと絡めると甘くて本当に美味しい。小鉢も、お味噌汁もほっとする味。キープのお酒もあるので、きっと夜には美味しいおつまみが出るお店なのだろう。長く続いてほしいお店だ。

そしていわきへ。なんてことのない風景が楽しめるくらいには街を楽しんでいる。

雨越しの物置
放棄されていない田んぼをみるとほっとするのは双相地区の今を見てしまったからか
南国のかぜを感じる四ツ倉駅

いわき駅あたりから浴衣姿の若者が増えてきた。四ツ倉駅は新しい建物だが無人駅。切符を購入した高校生がうろうろして、駅外に駅員さんを見つけると駆け寄って、これどうしたらいいんですかと話している。

19時に四ツ倉鎮魂・復興花火大会が始まる。いろんな人の気持ちが寄せられたこの大会。いわきをはじめ浜通りに色々な祭りが開催される。悲しみを、美しい花火に託し、みんなで「わー!」と歓声を上げる。祝祭、ハレの日はなくてはならないのだ。

ぼんやり花火
スマホのスクショ

大きな花火が連続で打ち上がると、少し涙が出そうになる。観ている人みんなが自然と拍手する。ここまで尽力してきた人、雨が降りそうだったけど感染対策をしながらなんとか今日開催できたこと、色々な重なりを感じた。小名浜の花火大会の方が規模は大きかったが、もちろん比べるものでもないのだけれど、BGMもなく淡々と高く高く打ち上がっていく花火は、忘れられないくらい感動的なものだった。

朝市で買った焼き魚入りのパスタと、いただいたワイン

家に帰ってパスタ作り。中之作の朝市で買った焼き魚を入れてみた。塩気がちょうど良い。いただいたワインと一緒に簡単な夜食を食べて寝ました。

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