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舞台を観に行きました【人生初】

こんにちは、僕です。
先日、人生で初めての舞台を観に行ってきたので、今回はそちらの記録を書きたいと思います。

今回、見させていただいたのは「爆走おとな小学生」さんの「カルネアデスの感触」です。

《あらすじ》
とある小さな無人島の洋館に集まったツアー客達。
執事とメイドを名乗る男女に連れられ広間へ行くとそこには女主人が待っていた。
「貴方たちにはこの館で迫り来る恐怖を味わってもらいます。」
その言葉通り次々に起こっていく事件。
そして、逃げることが出来ない島の中でついに殺人事件が起こる。
しかし、それは館の主にとっても予想外の出来事だった。
そこに居合わせた、刑事の五十嵐と雑誌記者の新庄は次々起こる殺人と真相に迫っていく。
深まる謎の奥に隠されたものとは。

こちらの舞台を見に行こうと思ったきっかけは、僕が数年前から応援しているYoutuberの「メジロイド」の「ペコ」さんこと中藤充紀さんが主演をされると聞いたからです。人生で舞台演劇というものを見たことがないし、僕の好きそうなクローズド・サークルのミステリー物なこともあったので、これはいい機会だと思い、見に行くことに決めました。

☆参考までに、僕がメジロイドに出会った動画 (【アニメ】約束のネバーラ 
ンド1話を22歳男3人が視聴して正直な感想を言います。the promised NEVERLAND ep1 japanese reaction)
を貼っ付けておきます。

初めての舞台観劇ということで、マナーに怯えたりもしましたが楽しむことができました。特にマナーらしいマナーもなかったですし。あと、会場が新宿だったので新宿にもビビってました。

内容の方の感想というよりは、舞台を観に行ってみてどうだったかについて記録に残したいなという風に思います。内容については、全体を通して非常に緊迫感があり、犯人も凝っていてなおかつ考えさせられるメッセージ性もあってめっちゃ面白かったです。

ここからが、舞台というものを初めて体感した感想になるのですが、やはり空気感の共有という点が一番大きかったですかね。もちろん、舞台と観客の間には世界を隔てる第四の壁がありますが、物理的には隔たりがないわけですよね。映像とは違って、生の空気が伝わってくるわけです。まるで僕たちも一緒に孤島に閉じ込められているかのような緊迫感や、物語や登場人物が醸し出す熱量というものが直に感じられ、心を動かされました。何より、キャラクターたちの息遣いとかまで分かることで、ただの映像以上に情報が入ってくるし、自分たちと同じように生きている人間の1人ということがより感じられ、感情移入もしやすかったです。
あと、今回見に行ったのは小劇場だったのですが、この「空気感の共有」という点では小劇場ならではの良さがあったかなと感じます。僕、最後列に座ってたんですが、まったく後ろの方に感じなかったというか。自分たちの座っている部分も含めてまるっと同じ熱を感じられている、って見ながら思ってました。これは、でっかいホールとかだとどうしても負けてしまう部分なんじゃないかなと思いましたね。

あとは視点の自由さも舞台ならではだなと思いました。映像だとどうしても作り手が見せたい角度からでしか見れません。その点、舞台は見る人がどこを見るかという自由度は高いといえます。同時並行的にいろんな動きを見せることもできます。全体を俯瞰で見るもよし、一人の演技に絞ってみるもよし。舞台、というよりは”生”の良さと言えるかもしれませんが、作り手としても見る側にしても「得られる情報が増える」という良さがあるかなと感じました。

あとは演出ですかね。やっぱり映画やドラマと比べると使えるものはどうしても少なくなっちゃうじゃないですか。CGとか。そこを如何にして演出で補うか、という点でも面白さがあると感じました。今回のやつで言えば、限られた舞台空間の中でどうやって洋館の中でのキャラクターたちの動きを見せるかというところで、あっちから出たりこっちから出たりすることで観客に洋館の広さだったり登場人物たちの動きだったりを自然にイメージさせていたところとか。そういった役者だけでなく演出する側の工夫も映像より感じられて興味深かったです。

あとは、何か役者さんと目があった気がして恥ずかしいとか一発通しだから噛んだりするのも見られるとかそんなとこですかね。今回の観劇で、舞台というものを知れたのですごい良かったです。機会があれば、今度はでっかいやつも観に行きたいなと思いました。


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