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県立高校の合否の決め方

こんにちは。小中学生通信です。


今回は、県立高校の選抜方法についてご紹介します。
 
県立高校の選抜方法・合否の決め方は、大きくとらえると、筆記テスト(500点満点)と調査書(配点は高校によります。)の合計得点によります。
各高校の受験者のうち、筆記テストと調査書の合計得点が上位の人から順番に合格が決まります。
 
調査書とは、中学校での活動記録です。
評価対象は
 
①教科の成績・内申点
②学級活動・生徒会活動・部活動・委員会活動など学校での活動や役職
③その他項目得点(検定資格や総合的な学習における評価など)
の3点に大きく分かれます。
 
①教科の成績は、中1・中2・中3の通知表の評価(5段階×9教科=45点満点)が、1:1:2や1:1:3などの割合で点数化され、その合計点が加点されます。
 
調査書の配点は各高校の基準によって異なるため、ここからは坂戸高校を例に挙げて説明いたします。
坂戸高校(普通科)の場合、①教科の成績は1:1:2で評価します。
左から、中1:中2:中3の評価基準です。
中学校の成績は 5段階×9教科=45点満点 で出されますので、
45点(1年次)+45点(2年次)+90点(3年次)の合計で180点満点となります。
②の学校での活動や役職等の項目については50点満点、③については13点満点の配点となっており、坂戸高校の調査書評価は243点満点となります。
 
また、合否の決め方については、学力検査の方を重視して合格者を決める方針を取っております。
※各高校の選抜基準は下記リンクより公表されておりますので、ぜひご覧ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/r5senbatsu-kijun.html

成績の評価についても、各高校で割合が異なることが多いです。
共通しているのは、中3の成績が2倍や3倍など、高く評価される点です。1,2年次との合計となりますので、どの学年においても志望校に向けていい成績を獲得することがとても重要ですが、3年次にしっかり力をつけて成績を伸ばしていくことが調査書の対策にもつながります。
 
俊英館では、2学期制エリアの校舎は前期期末テスト対策を実施中です。3学期制エリアの校舎においても、9月中旬以降、テスト対策をおこなう校舎が多数ございます。  
中1、中2生は今取り組んでいることを受験時に活かしていけるように、中3生は、受験に向けしっかり得点を伸ばしていけるように、全力でサポートしてまいります。
 
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→ https://www.shuneikan.co.jp/school/index.html?mode=pc
 
 

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