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#14 諏訪大社巡礼の旅

 諏訪大社は初めてです。

 諏訪にある4つすべての神社を1日でまわるという少し無茶な計画を立てました(いま思えば、諏訪温泉に1泊し、時間をかけてまわればよかったと少し後悔しています。。。)。

 巡礼ルートは『上社前宮』→『上社本宮』→『下社秋宮』→『下社春宮』です。

 いずれも興味深いところだったので記録しておきたいと思います。

茅野駅出発

 東京からは特急あずさで割とすぐ着きました。茅野駅から徒歩5分くらいのところから諏訪大社の参拝道はスタートします。

官幣諏訪神社参拝道

【1番目】諏訪大社『上社前宮』

 参拝道のスタート地点から徒歩50分。。。やっと到着。。。

少し高い丘の上にありました。
手入れの行き届いたお庭

 前宮は他の3つとは少し趣を異にしています。本殿は仰々しくなく、地元の守り神のような雰囲気を醸しており、個人的には一番情緒的な場所であったと感じています。

【2番目】諏訪大社『上社本宮』

 上社前宮から徒歩30分ほど。上社本宮に到着。

 諏訪大社のまさに本宮にあたるわけですが、そもそもなぜ4つにわかれているのかの説明もありました。
 
 諏訪大社の上社は明治以前はいまよりもっと広かったわけです。

なんと諏訪大社の境内はもっと広かった!
法華寺。もともとは諏訪大社の一部だった。
高い木々に囲まれて
当日は七五三で繁盛していました。
木造の廊下がステキでした

 このレベルの建物がまだあと2つもあると考えるとワクワクが抑えきれませんでした。ロクに休憩もせず、足早に次の目的地に向かいました。

【番外編1】北斗神社

 上社の間、前宮から本宮まで徒歩でしたが、途中興味をそそられる神社を発見。

 ただ、階段がかなり急で先を急いでいるのでやめようかと思い、一度通り過ぎました。しかし、後悔(航海)するかもしれないと思いなおし戻りました。
 やっぱり行ってよかった。

 上からこんな景色が望めました。

【中間地点】諏訪湖

 諏訪湖は断層によってつくられた湖です。山に囲まれているためか、風があまり吹かず波がとても穏やかです。この穏やかさに先人たちはどこか心を惹かれて、自然の神をここに見出したのでしょうか。そんなことを想いながら歩きます。

諏訪は温泉が出ているのです。やっぱり1泊すればよかった。。。
諏訪湖を高台から

【3番目】諏訪大社『下社秋宮』

 3番目は下社秋宮です。諏訪湖から1時間くらいは歩きました。
 そんな疲れもどこかに飛んでしまうほど見事な注連縄(しめなわ)と本殿。

 そういえば、よくわからなかったのですが、下社は春と秋にわかれており、春は豊作を祈る、秋は収穫に感謝するといったような意味が込められているのでしょうか?

高いところへ上っていくと

【4番目】諏訪大社『下社春宮』

 ついに最後です。”旅の終わり”に少し寂しい気持ちになりつつも、最後の巡礼をかみしめます。

【番外編2】浮島社

 下社春宮をもって、私の諏訪大社巡礼の旅は終わりですが、実はまだ続きがあります。
 まず、浮島社。写真のように川が削り出した部分が島のように孤立しています。

 ここは高天ヶ原!?

【番外編3】万治の石仏

 感想はとにかくおもしろい!一度は拝みにいかれた方がいいとオススメできる場所です。誰もがそのように思うことでしょう。
 
 このアンバランスさがなんとも絶妙。
 ”旅の終わり”の寂しさが吹き飛んでいくのを感じる!

 しかし、近寄ってみるととても穏やかな顔をされている。

【番外編4】魁塚ー相楽総三の墓ー

 相楽総三の墓にも帰りに立ち寄りました。戊辰戦争後、偽官軍の汚名を着せられ処刑された地が諏訪です。
 
 誰かのために必死に生きた姿に思いを馳せ、諏訪の旅を終えました。

下諏訪駅

 下諏訪駅についてしまいました。寂しい。

 何度も言っていますが、やっぱり1泊して諏訪温泉でゆっくりしていけばよかった。後悔をしています。

 でも、必ずまた来よう。

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