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情熱発見インタビューNO.1       謎のパラレルワーカーに迫る!!

 第1回目のインタビューは、私も参加した青森県三戸町で行われた次世代の社会起業家を発掘・育成するプログラム「SLC三戸プログラム」の主催者である五十嵐 淳(いがらし じゅん)さんになります。前回のnoteを見てくださった方ならお分かりだと思いますが、インタビューするのは絶対に五十嵐さんと決めていました。

五十嵐淳さん

今回は、自称非公認三戸PR大使である五十嵐さんの現在に至るまでのストーリー、多岐にわたる仕事や活動及び想い、そして㊙プライベートに迫りながら、パラレルワーカーとしての活躍に迫ります!また、絶対に聞いておきたいこととして将来のビジョンが見えない子どもや社会人に対して、どう向き合っていけばいいのか聞いてきました。

自己紹介

秋田県秋田市出身の46歳。
26歳で転職し、秋田を離れ仙台、そして東京でサラリーマンとして人材派遣やITコンサルの仕事をする。
2011年3月の東日本大震災をきっかけに復興活動として東北に赴き、2016年
働いていた仙台の会社から青森県三戸町の仕事の協力依頼がある。
そこでの地域の魅力や土地の雰囲気、何より地域の人達からの歓迎にはまったという。そこから都心部テレワーカーを誘致する事業により、三戸町と深く関わり2018年夏に三戸町へ完全移住し、現在5年目である。

教えて!?その1「何個の肩書があるの!?」

①仙台本社「MUSASI D&T株式会社」プロジェクトマネージャー
②フリーランス
③三戸エール代表(地域団体)

教えて!?その2「肩書のパーセンテージは!?」

①仙台本社「MUSASI D&T株式会社」約30%(月の3分の1)
 IT支援プロジェクト、営業企画の窓口、相談プランニングなど
②フリーランス 約30%(月の3分の1)
 三戸町の丸末農業生産や五戸町の中里青果をはじめとした地域の事業者のプロジェクト支援、三戸高校の授業、三戸町オンライン笑工会etc
③三戸エール 約20%(月の4分の1)
 地域のメンバーがやりたいことの調達、足りないピースを埋める活動、
三戸高校との協同プロジェクト、県や町の教育委員会の相談、講演依頼etc

教えて!?その3「今の仕事をして良かったことは!?」

この質問の第一声は「良かったことしかないです!!」とサラッと答えてくれました。
自分の情報発信によって、周りの人に喜んでもらえたこと。
・地域に役に立つと実感できる。「ありがとう」と言ってくれる人がたくさ
 んいること。
・どんどん輪が広がっていき、この地域で活きれることが分かり、心も豊かになりました。
・好きなことをしてお金をもらってありがとうと言ってもらえること。
(お金+感謝の言葉)
・お金以外の部分で満たされています。
・知り合った方が、プライベートでの付き合いに繋がっている(楽しい!)
・やりたくない仕事をしなくてもいいことが分かりました。
 ストレスフリーです(^-^)

インタビュー者自身に迫る!

聞きたい!その1「好きなことは!?」

釣り(三沢市やむつ市)、キャンプ(今別町)、アウトドア、飲み、
興味のある人限定で話を聞くこと
冬は、飲み(2回目笑)、スノーボード

聞きたい!その2「自身の強みとは!?」

運と縁と感(この人だったらと感が働く)
・人の強みが見える、コーディネート、プランニング
・やりたい想いをもっている人の言語化の手伝い

聞きたい!その3「仕事をする上で大切にしていることは!?」

相手が本当に望んでいることかどうかを大切にしています。
(自分の考えが独りよがりになっていないか、僕に言われたから二つ返事をしてしまっていないか見ています)

聞きたい!その3「座右の銘は!?」

「明けない夜はない。止まない雨はない。」
サラリーマン時代は耐えるしかない人生で、ネガテイブ思考の塊でしたが、今の自分ならこう言います。きっと光は差します!!

聞きたい!その3「家族や友人、仲間の理解や応援はありますか)」

親は正直心配しています。地元を出て人口の少ない町に独身でいるわけですから。三戸にいる知人や友人はもちろん応援してくれます。過去にネガテイブだったことが信じられないと言っています。逆に昔からの友人は「今までスゴい頑張っんだね。三戸に行って良かったね!」と言われます。人生が変わると違うんですね!

聞きたい!その3「いま会いたい人は!?」

この仕事をするようになってから会いたい人は会えました!会いにいくことができますし、こちらへ来てくれます。
今は三戸の方に良くしてもらっているので、旅行なども一緒に行きたいです(^-^)

子ども・学生目線から質問タイム

知りたい!その1「小さい頃・学生時代の夢はありますか?」

保育園の時は、「警察官になりたい」と人の役に立つ仕事がしたいと思っていました。
成長するにつれ学生時代は、夢はなかったです。サラリーマンでもなるんだろうと…
振り返ると保育園の時の夢の根幹が今に繋がっていると思います。人を笑顔にしたい、子どもの頃の原点ですね。学生時代は選択肢を持ちたかったですね。

知りたい!その2「自身の仕事になるには?目指すには?」

飽きっぽい人が向いてます。色々なことに興味をもてる人(私は小学生の時は雑学王で、知ろうとすることで引出しができました!)
沢山知ることに興味をもつこと、何でも挑戦してみることですね。それが苦手か好きかは分からないので。自分の経験が一番大きいですよ。
また、相手のことをしっかりと考えられる人ですね。相手が望んでいることが何なのか相手から聞き出すことができることですね。

最後に

これからやってみたいこと、成し遂げたいこと

・英語です!語学を習うことで色々な考えを知りたいです。
・地域のプレイヤー発掘
・ビジョンの達成(生きているうちにできるか分かりませんが、地域で挑戦できる世の中を実現できるような動きをやっていきたいです!)

今進路に悩んでいる学生やモヤモヤしている社会人にメッセージ

・進路に悩んでいる学生について
 解決できないことを悩んでもしょうがないです。後々笑う経験になります。私もこれまで就職の面接といったものを受けたことがありません。自分から手を挙げたらそれがはまりました!
もう1回言います。「今しかないから悩みまくりな!!」

・モヤモヤしている社会人に対して
 私も都会で働いていて自分に自信がもてなく、たいしたことないと思っていて自己肯定感が低かったです。でも40歳を超えてから頑張れるんだな。活きれるんだなって思えました。悩んでいても誰かしら応援してくれる人はいます!ネガテイブになれば機会を逃し周りは離れていきます。一生懸命生きていれば応援してくれます。背中を押してくれる人はいます!

宣伝コーナー

三戸町で「オンライン笑店街」をやります。この町には有資格者のいる店や認定店など知られていない店がたくさんあります。三戸町で笑顔になっている商店街の人に会いに来てほしいのでこれからどんどん活動していきます!よろしくお願いします!
ホームぺージありますので是非見てください!
https://sannohe-shotengai.com/

次のインタビュー者紹介

私の大好きな五戸町の「株式会社中里青果さん」の中里琢美さんです。
長芋の魅力を知ってもらえたらと嬉しいです!

インタビューして思ったこと

今回、五十嵐さんのインタビューをして思ったのは、人は変われるということです。ポジティブ人間に見える五十嵐さんでも過去はマイナス思考だったことに驚きました。にも関わらず、自分に合った場所を見つけ、自分のできることで沢山の人に喜んでもらえる、その幸せにたどり着いたんだと思います。現に五十嵐さんの周りには三戸町の皆さん、そしてそこから波紋のように繋がった皆さんがいます。その人たちに会えたからこそ今の自分があり、感謝の気持ちでいっぱいと話しており、やはり人と人との繋がりこそが今の地域に必要なことだと改めて感じました。私も前向きな言葉をもらうことで自分にも刺さりエネルギーをもらうことができました。肩書は1個じゃなくてもよくて複数の働き方もあるんだなと思いました。型にはまった働き方じゃなくてもいいんだなって、青森でもこんな活き方があることを知って良かったです。

五十嵐さんは先日デーリー東北新聞社から「頑張るあなたを応援する デリオン賞」の表彰を受けました!表彰についてnoteを記載していますが、そのなかで「有名人みたいにならなくても、何者でもなくても、見てくれる人、背中を押してくれる人はいるんです。」と伝えています。私は常々何者になりたいと思って生きてきました。でも叶わないと自分なんか…とよく思うことがあります。そんな自分に刺さる素敵な言葉でした!目がうるっときましたね。良かったらこちらも読んでみてくださいね!https://note.com/tonton1205/n/nf44d0510b4fd

今回のインタビュー記事を読んでくれることで学生さん、子どもの保護者、そして社会人と何か変われるきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
















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