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冬雨と自分が重なる

ある人のnoteを見て、過去の恋愛を思い出した
忘れようにも忘れられない、なんとも言えない気持ちになったのを、冬雨と勝手に重ねてしまった

当時付き合ってた彼女から、よく日常的に
結婚】の話しをされた
その度に軽く「そうだね」としか返さなかった
自分としては、ごく自然な形で2人の生活で、
この人となら一緒に居たいと思った上で自分からプロポーズできたら良いなと感じてたから
何よりまだ戸籍訂正終えてないし、自分の事が終わってからしか考えられなかった

その中で…
結婚もしたいし、子どももほしい、今は技術的にも発展してきてるから、わたし達でも望める
軽く返事をしていたけど、この時ははぐらかした
話しが飛躍し過ぎて頭が追いつかなかった記憶

彼女が望んでいる将来は、2人だけでは叶えられないのかなとか、このまま一緒に居ても穏やかな生活はできないのかなとか
色々着地しない事を悟った
この前に、何を話していたのかは覚えてないけど、
わりと普段より真剣な口調は伝わってきた

これをきっかけに、自分から別れを切り出すけど、わざと嫌われるような形で別れた
そんな事をしなくても、少しは本心伝えてたら良かったのかもしれないけど、その時はそんな頭は回らなかった

この後、1年以内に彼女は結婚・妊娠
浮気も勘ぐったりしたけど、別れたし何も言うことはないなと思った
彼女から2度も現実突きつけられて、自分自身の悩みがほとんど無かったけど、
完成されていない自分】である事に、少しショックを受けた
生物学上子どもは望めない事、戸籍訂正を終えてない事
家族や友達や働く会社の人達とはうまく分かり合えていたのに、いるのに、目の前に付き合ってた彼女とは分かり合えなかったなと
自分の未完成さに、ストレートの男性に太刀打ちできない事に、納得もした

だから、【裏切り】を受けた冬雨ちゃんとは状況こそ違うけど凄く分かる
樹ちゃんのカムアウトは青山くんにだけだけど、
仕事に生きてバリバリ自分の人生を歩んでる
冬雨ちゃんは違う
自分の心も身もすり減らしながら、社会と折り合いをつける為に本音を隠しながら5年もの間過ごしてきた
樹ちゃんとまた両想いになれたけど、冬雨ちゃんが樹ちゃんから受けた【裏切り】が消える訳ではないし、大丈夫な事なんて断言できないけど、冬雨ちゃんをこれから哀しませない事が一番だよね
守り続けてほしいなとも思ってる
そして月ちゃんには大人の勝手で不自由な気持ちにさせない事が何よりの願い
3人がしあわせになってほしいし、少しでも社会とオープンになれる2人になれる事を願ってる
(周りの受け止める姿勢も問われるけど)



















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