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タイ活動報告(横山莉子さん)8/6~8/19


はじめに

私はプーケットから船で40分のヤオヤイ島のバンプルナイスクールで2週間程子ども達に英語を教えるボランティアに参加しました。
行ったことのない場所に行くことが昔から好きなので、観光地から少し離れたイスラム教の島であるヤオヤイ島でのボランティアを選びました。
小学校での2週間の宿泊生活は日本の生活環境に比べると決して良くなかったです。シャワーは水のみで寝床にはトカゲや蜘蛛がいて、給食室では食べ物を求めに猫が足元にずっといました。

子どもたちとの生活

子ども達は全く日本語を話すことができず、私もタイ語を話すことができないので彼等との会話はほとんど手話のような体話で表現し合ってました。
子ども達はエネルギーがものすごく少し一緒に遊んだだけでも疲れてしまうが、それでもみんなに名前覚えてもらいたい、好かれてほしいの一心でなるべく多くの時間遊ぶようにしていました。
その結果、数日後には学校内を歩いているだけで多くの生徒達が寄ってきて名前を呼んでくれて毎日が楽しくて楽しくてたまらなかったです。
島の子ども達はものすごく人懐っこくてずっとハグしに駆け寄ってくれました。
授業は3歳〜15歳まで幅広い年代の生徒達に教えました。
英語がほとんど分からない生徒達にタイ語が分からない私が英語を教えるのは本当に難しかったです。

ボランティアを通じて

今回のボランティアで改めて思ったことは英語教育の大切さです。世界各国それぞれ母国語があります。
毎回他国へ行く度にその国の母国語を勉強するのは効率的に悪いし他の国では通用しないです。そこで「英語」を世界共通語として世界中の人々が学ぶことによってどこの国に行っても話すことができます。
今回の旅で自分の英語力不足のせいで思ったように伝わらないのがとてももどかしかったです。島の人々はとても優しく、雨の中歩いていたらバイクで目的地に送ってくれました。
40分しか離れていないのに観光地として有名なプーケットとはまるで全てが違いました。今回のボランティアで現地の人々の生活に入り込めたことは本当に貴重な経験になりました。
私が帰国する際には多くの手紙や、活動中に教えた折り紙でハートを作って沢山貰うことができました。
彼らと関わった時間も、貰った手紙や折り紙も私の大切な宝物です。参加する前はこんなにも島に対して愛着が湧くと思いませんでしたが、今ではまた戻りたいと強く思います。

最後に

今回の2週間のボランティアで色々な新しい刺激を受けました。生活が日本と比べて良くない分、それだけの生命力を持っていると思います。
だから、私より多くの生命力を持った彼らに沢山のパワーを貰い生活できたから楽しく生活できたのだと思います。子ども達の笑顔が本当に輝いていました。
今回のボランティアで1番に学んだことは自分から行動しなければ何も変わらないということです。というのも自分自身を発信することによって多くの人と繋がり、その人達に自分の存在をアピールすることができるからです。
今回のボランティアメンバー構成はタイ人3人フランス人1人日本人3人であったが、どうしても英語が弱い日本人の意見に耳を傾けてもらえない場面が何度かありました。
そこで完全な英語ではなくても伝えようと努力し、自分から話しかけることによって自分を伝えることができました。
初めての国際ボランティアがとても楽しい思い出になりました。未知の世界に踏み出すことで世界観が変わりました。また参加したいです。

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