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気がかりは洗濯物たたみ

皆さんこんにちは!
現役家事代行キャストのくらら.べるです。
今の世の中、洗濯は便利になりました。
私の小さい頃は家の洗濯機は脱水の手動のローラーがついてたのをうっすら覚えてます。中学生の頃は二層式でした。そんなに昔の話じゃないと思っちゃうけど。とんでもない、すごーく昔と思われる方もいるかな?

ローラーに洗濯物を挟んで回して水気を搾るのです

その後も洗濯機の進化は皆さん知っての通り。二層式は洗濯物を脱水槽に移し替えないといけませんでしたが「全自動」で洗いから脱水までやってくれるものが登場(こちらはハイテク機能を搭載しながら現在も継続)その後ドラム式が登場し乾燥までやってくれるのが可能というまさに洗濯革命。
江戸時代の主婦の方が見たら腰を抜かすかもしれませんね。

洗いから乾燥までやってくれる洗濯機が登場したことによって洗濯に携わる時間が軽減されて
家庭の主婦は本当に助かってますよ。乾燥までやってくれるということは洗濯物を干す時間を取らなくて良いわけで、その間に違う家事ができる、働きに出ることも楽になる。本当にスゴい。
しかし、、乾燥後の行程に関してはほとんど進化がないような気がします。

とりあえず置くのは散らかる第一歩

サービスに伺うお宅でお客様からの要望で「全体的に片付けてほしい」というものがよくありました。いわゆるお任せですね。リビングなど特に細かい指定はなくてとにかくキレイにしてほしい。
こういうご要望のお宅は
▪️床に物がたくさん置いてある
▪️テーブルに物が散乱している
▪️ソファーの上に乾いた洗濯物などが置いてある
▪️食卓椅子の背に服などが掛けてある
これらの傾向があります。どんな人でもこれらって思い当たりませんか?程度の差はあってもついやってしまうことだと思います。

ソファーの上に洗濯物が置いてあるというのはかなり見かける光景です。これは多分洗ってキレイになった洗濯物を床に置くのは抵抗があり、ソファーならいいかなという心理かと思います。
お子さんが小さい、複数人いる、部活や習い事のユニフォームや園の遊び着やお弁当袋など洗うものが多いお宅で共働きの方に多いような気がします。では、ソファーは一例としてもなぜ乾いた洗濯物をどこかに置いてしまうのか

・「時間があったらすぐたたんでしまいますが、平日はなかなかできないから」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「時間があればすぐするが、ないときは放置気味になってしまっている」(27歳/その他/その他)

・「忙しく、なかなかたためない。乾いていれば問題ないかと思う」(27歳/情報・IT/技術職)


出典:マイナビウーマン

乾いた洗濯物を3時間以上、または1日以上放置してしまうという方の理由を抜粋しました。
やはり必ず入る理由としては「時間がない、忙しい」これはすごくわかります。洗濯物干してるお宅も乾燥機使ってるお宅も帰宅してから取り込む、乾燥機から取り出すだと思うんですね。皆さん帰宅後はお子さんも帰ってきてる、食事作り、お風呂の準備など忙しい時間帯のスタートなので乾いた洗濯物は「とりあえずどこかに置く」んだと思うのです。(我が家もそうです、、)優先順位の高い用事からこなしていくのでだいたい(夕食作り→お風呂の準備→子供に食べさせる→食器片付け→お風呂に入れる→お子さんの明日の準備など→寝かしつけ)
なんて感じなのではと思います。小学生になれば寝かしつけはいらなくなりますが、学校からのプリント見て明日の用意なんかは親御さんが見てやるのは低学年はありますかね、、
洗濯物をたたんで、しまう。というのはどうしても後回しになってしまう家事だと思います。
あとは、そこの主婦の方がたたむのが得意、要領がいいなどだとパパっとやってしまえるかもしれませんが、量も多い、疲れていて出来ないってこともありますから溜まっていくメカニズムもすごくわかります。うちの子供たちは一年生くらいまでは寝るとき私が絵本を読んであげていたのですがかなりの確率で私が寝落ちしてました(笑)

洗濯物もそうですが、上着や脱いだ服、買ってきたものが入ってる袋なんかも「とりあえずどこかに置く」ことが多いものですよね。夜遅く帰ってきて疲れて脱いだジャケットを椅子の背に掛けてしまう。ズボンもそこに引っ掻ける。後でしまおうとデパートで買ってきたものの紙袋を床に置く。どなたも経験あることだと思います。
しかし、「あとで」というのは「明日」に変わり
「いつか」になっていったりします。気がつくとずっとそこにあったりします。そして、人間大量のものを見るとやる気を無くすというのが本能ではないか?と私は勝手に思ってるのですが、洗濯物でもとりあえず掛けてる服でも、床に置いちゃう荷物でも多くなってくると見て見ないようになっていくのではないでしょうか、、飽和量ってのがありそうです。それを越えないタイミングで片付けていくのがポイントだと思うのです。

視界から消すことがスッキリさせるコツ

なんかごちゃごちゃしている、スッキリさせたいなら「とりあえずどこかに置く」ものを撤去するのが一番です。ソファーの上、テーブルの上、床、物を撤去するとかなりスッキリ見えます。乾いた洗濯物に絞ってお話しますと、撤去といってもたたむのに時間かかるでしょう?と、きっと思われると思いますが

「たたまない」「家族ごとに分別」

「なるべくハンガー収納」

これでどうでしょう?分別するというのはこれは整理収納アドバイザーの方もネットでアイデアとして出してる方もいました。

「家族ごとに分別」→人数分の入れ物を用意して
乾いた洗濯物をそれぞれに分別します。乾いたものはすぐそこに入れる。どこかに置いてしまうのを防げます。分別したら各部屋などに持っていけばリビングは散らかりません。

「たたまない」→入れ物に分別するときポンポンと入れるだけにします。なるべくしわにならない素材の下着とかを選ぶのがポイントです。靴下などは二つに重ねてポイッと入れておけば片方ないということにはならないかな?

「なるべくハンガー収納」→Tシャツなどは
たたまないでハンガーで収納。ジーンズなどもズボン用のハンガーで吊るしておきます。
キャスター付きの物干しスタンドなどを何台か用意しておくと便利かもしれません。それにハンガーを、掛けて収納しておくのはいかがですか?

例えばお子さんの入れ物には自分のものだとわかるように可愛いシールをつけてみるとか。たたんでしまうのは自分でやらせてみたらお手伝いの一環にもなりますよね。

キレイにたたんで上手に収納が本当は理想ですが
それは次のステップになると思うんですよ。まずは視界から気になるものを撤去する。
なるべく作業する人が負担にならないやり方なら無理なく続けられるのではないでしょうか?

独り暮らしの部屋に彼女が来るなんてときに
全部押し入れに押し込んで開けたらドドドなんてのをよく昔ドラマなんかでも見ましたがこの方法ならそこまでにはならないかなと(笑)思います。

読んで頂きありがとうございました!
次回も家事代行目線でお送りします。









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