何で拭くか問題~雑巾は絶滅危惧種?~
こんにちは!現役家事代行キャストのくらら.べるです。
最近はお伺いするお宅で「雑巾」を見かけることが少なくなりました。使い古したタオルなどをたくさん出してくださるお宅もありますが、洗剤、掃除機などはあるけど「拭く道具」がないなぁ、、と、思うこともよくあります。キャストは会社から支給されているマイクロファイバークロスは持参してるのですが「拭き掃除」に皆さん何を使っているのかが気になります。
20年くらい前は
「タオルなどで作った雑巾」
というのが基本で掃除には拭き掃除が必須で雑巾というのは外せないアイテムだったけれど
今も小学校などは雑巾て持参するのかな?でも、作るのはやはり皆さん忙しいし学校用のが売ってますよね。そういう便利なものもあるし、あとはよく私のブログにも出てくる
「マイクロファイバークロス」
がかなり高性能なので手縫いタオル雑巾よりもそちらを使われることが多いのでしょうか。
いや、でもそれとも違うんですよね
拭き掃除のための布??
と、いうもの自体が見当たらないお宅が多いんですよ。雑巾というものを置かないことにしたご家庭は
何を使って拭き掃除しているのか。そして、なぜ雑巾を使わないのか
調べてみました。
「雑巾は何度も洗って使い回すので不衛生」「用途ごとに専用のシートなどを用意したほうが効率が良くて汚れたら捨てられるので清潔」
まとめると、こういう理由から雑巾は使わないという方が多くいらっしゃるようですね。なるほど
確かにそれも一理ありますね。こういう傾向はコロナ禍以降一気に高まった気がします。雑巾、台布巾、食器用布巾などは使い回すことによって
ウイルス、雑菌を拡散する可能性がある
なので除菌、抗菌ウエットティッシュやペーパータオル、ウエットシートなどで拭いて捨てたほうが安心だということですね。
仕事でお伺いするお宅もシートやペーパータオルなどのストックをたくさんされてる方、多いです。
これは洗えるペーパータオルを使ってみての感想などを乗せている記事です。強度が強いのでキッチンの片付けで使い倒して最後に捨てられるので
楽ですね。
しかし、使い捨てのもののメリットはたくさんあるけれどやはり一回一回捨てていたら
コスパが気になりませんか?
私は貧乏性なので特に心配してしまうのです(苦笑)
拭き掃除するものをティッシュみたいに一回一回捨てていたらもったいない気もします。
使い捨てのペーパーやシート、布巾や雑巾などの使い回すもの。それぞれメリット、デメリットがあると思うのですが
「使い捨てのもの」
メリット→▪️使ってすぐ処分できるのでウイルス や菌を拡散する心配が無くて清潔
▪️布巾や雑巾のように洗って干す手間がなくて楽
デメリット→▪️購入代金がかかる
「布巾や雑巾など」
メリット→▪️洗って使い回せるのでコスパが良い
デメリット→▪️ウイルス、菌などを拡散する可能性がある
▪️洗って干す手間が面倒
▪️干す場所を作らないといけないので面倒
▪️ニオイなどが気になる
「清潔、安心、手間いらず」を選ぶか「コスパが良い」を選ぶか。と、いうことなんですね。
これは、どっちが良くてどっちがダメとは言えない問題ですね。そのお宅の考え方、懐具合によって都合のいい方でいいんじゃないかな?
我が家を例に出しますとどちら派と聞かれると
中間派かもしれません。
雑巾、布巾も使う、掃除箇所によっては使い捨てのものも使用しています。
例えばキッチンの掃除用、テーブル用と台布巾を二枚用意して拭いたあとはハイターなどで漂白してキッチンの布巾干しに干しておき、また使います。トイレは雑巾は置かないで使い捨てのウエットシートで拭き掃除します。
リビングはいつもは軽く使い捨てのウエットシートで拭き掃除しますが時間が、あるときは雑巾でしっかり拭きます。
掃除箇所、汚れの種類によって使い分けると楽ですし、使い捨て、雑巾など両方あるとすごく安心なんですよ。
「水こぼしちゃった!」みたいなときは使い捨てのシートだと何枚も必要になるし、なかなか水分も取れないんですよ。これはもったいないから
雑巾や台布巾などでサッと拭き取ったほうが早いし無駄がないですよね。
しかし、トイレなどは雑巾で使い回すのは衛生面が気になりますから一回一回掃除したら捨てられるウエットシートのほうが清潔でいいですよね。
なので我が家は両方使ってる感じなのですが
こういうお宅が実は多いのかな?とも思います。
雑巾、布巾などはきちんと洗って漂白などしていれば衛生面も問題ないと思います。ただ
①取り替え時期
②干す場所を作る
ことを気をつけるのが大事ですよね。雑巾、布巾は手入れしないと臭ってきたり不衛生になってしまいます。取り替え時期も一週間くらい使ったらにするとちょうどいいかもしれないです。
いろんなアイデアをお客様から学ぶことって多いんです
数年前ですがとてもよくしてくださるお客様がいまして親しくさせて頂いてたんですが、こちらの方が着古したTシャツや古いタオルやシーツなどを丁寧に小さく切って掃除用の布にしていました。
洗面所などは可愛い小さい入れ物にその小さく切った布をたくさん入れておいて飛び散った水を拭いたりするのに使っていました。すごくエコで素敵だなぁと思いました。そこの奥さまはテレビとか見ながら布を小さくハサミで切るから手間いらずだと仰っていて、私もなるほどやってみようと
試みましたが
結局テレビに集中してしまい手が止まってしまい全然ダメでした(笑)
きっと私にはそんな器用なことは無理だったんでしょう、、でも、アイデアとしてはすごく素敵ですよね。是非是非皆さんやってみてください。
雑巾はエコの象徴
昔の人は本当に物を大切にして無駄にしなかったんだなぁと思います。「雑巾」というのがそれの象徴。私の祖母なんかはわたしの子供の頃、せっせと手縫いで雑巾を作ってました。しかも雑巾にするのは使い古した布、汚れてほつれてるものもありましたね。そういうものもただ捨てるんじゃなくて雑巾にして一仕事させてから処分する。本当にエコですよね。しかも拭く場所も徐々に汚れのひどいところに移行していって最後は玄関のたたきとか窓とか拭いて泥だらけになったら処分するので無駄がないですよね。次の日の朝手縫いの雑巾が20枚くらいできていて「おばあちゃんスゴい!」と思ったのを覚えています。
働き者の祖母の遺伝子を受け継いでるのか疑わしい自分ですがお客様のアイデアも布を切るところで断念してしまい今現在やっていること。
洗面所の水気などは
これから洗濯するもので拭く!
洗面所には洗濯機がそばにありますからね
これから洗濯するもので、飛び散った水、鏡などもササッと拭いて洗濯機にポイ。洗濯するので問題ないかなぁと、、(苦笑)
究極の手抜きですね。キレイになればいいんですよ。結果オーライ。でも、おすすめはしないけど。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。次回もキャスト目線でお送りします。
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