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仕事のスマホをGalaxy note 10+からGalaxy S22 ultraに変えてみた

最近、私は仕事用のスマートフォンをGalaxy Note 10+からGalaxy S22 Ultraにアップグレードしました。この決断の背景には、主に3つの理由がありました。
第一に、私のNote 10+のSペンが壊れてしまったこと。Sペンは、ビジネスシーンでのコミュニケーションや、ちょっとしたメモを取ったり、Sペンのボタンでカメラを操作できるのが便利な点です。ところがSペン未接続の通知がスマホの画面に出るようになり、メモは取れるのですが、カメラの操作等ができなくなってしまいました。
第二の理由は、最近通信キャリアをY!mobileからahamoに変えて通信容量が大きくなった分動画を積極的に観るようになったのですが、通信方式がS22 Ultraでは新しい方式の5G SAに対応しいますが、Note 10+は古い方式の5G NSAに対応していて、フルスペックの5Gが利用できないのです。つまり、S22 Ultraは5G専用のネットワークを利用していていて高周波のミリ波帯域を利用できるのですが、Note 10+は4G(LTE)のネットワークなのでミリ波を利用できません。そのため、電車の中で動画を見ていてたまに通信が追い付かず再生が止まってしまうことがあります。
第三の理由は、S22 Ultraに搭載されている10倍ズーム機能です。この機能により、これまでより表現のバリエーションが増えて、ビジネスの現場でのドキュメンテーションや、プレゼンテーション作成において大変有用です。

なぜ最新のS23 ultraにしなかったのか

S22 ultraからS23 ultraへの変化は、基本的な構成は変わりませんが中身のスペックがかなり向上しています。
CPU
Galaxy S22 Ultraはクアルコム製のハイエンドSoC「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載しています。このCPUは、1基の3.2GHzのコア、3基の2.4GHzのコア、4基の1.8GHzのコアで構成されており、最大性能は約1.2TFLOPSです。
Galaxy S23 Ultraはは、クアルコム製の最新ハイエンドSoC「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載しています。このCPUは、1基の3.5GHzのコア、3基の2.6GHzのコア、4基の1.9GHzのコアで構成されており、最大性能は約1.7TFLOPSです。
「Galaxy S23 Ultra」のCPUは、「Galaxy S22 Ultra」のCPUよりも約42%高速に動作すると言えます。また、「Snapdragon 8 Gen 2」は、「Snapdragon 8 Gen 1」よりも冷却システムが大型化されており、発熱や消費電力を抑えることができます。
カメラ
S23 ultraのメインカメラは、2億画素のイメージセンサーを搭載しており、最大16320×12240の静止画を撮影できます。S22ultraのメインカメラは、1億800万画素のイメージセンサーを搭載しており、最大12000×9000の静止画を撮影できます。つまり、S23 ultraのメインカメラは、S22ultraのメインカメラよりも約35%高い解像度を持っています。
S23 ultraのメインカメラは、f/1.7の明るいレンズを採用しており、暗い場所でもノイズの少ない写真が撮れます。
S22ultraのメインカメラは、f/1.8のレンズを採用しており、若干暗くなります12。つまり、S23 ultraのメインカメラは、S22ultraのメインカメラよりも約6%明るいレンズを持っています。
S23にしなかった理由
S23 ultraの価格はdocomoで、256GBモデルで19万7670円、512GBモデルで23万6500円です。先日個人用スマホのiPhone 15 ProMAXを注文したばかりで、さらにアンドロイド端末の上位機種に20万円というのはお金のかけすぎです。要するにS23 ultraにしなかった理由はS23ultraの代金にあります。
その点、S22 ultraなら程度の良い中古品が11万円程度で手に入ります。ボクが購入したものはBランク品で、液晶には傷が無く外装にわずかな使用感があるものでした。代金は112,800円,。Y!mobileに加入した時に購入したiPhone SE2を買取に出して17,000円だったので、支払いは95,800円でした。これで予算内で1世代前のハイスペックスマホを手に入れることができました。

使ってみた感想

昨日買ったばかりなので、まだあまり使っていないのですが、第一印象はとても良いです。ソフトやデータの移行はSumsungが提供しているツールでスムーズでした。LINEのアカウントは普通にnote10+でバックアップしてS22 ultraに戻してやる作業が必要でした。あとは、お店のポイントや銀行系のアプリはログインをやり直せばアカウントが引き継げました。
気になる点と言えば、note10+では右側にあったSペンの格納場所が反対側の左になったことです。右下の部分を押してSペンを取り出すのに慣れてしまっているので、これはかなり使いにくくなった印象です。慣れれば問題はなくなると思いますが。。。
スマホの動作は全く問題なく、サクサク動きます。動作が不安定になることもありませんし、通信が遅いと感じることもありません。ボクの使い方だとS23 ultraとのCPUの違いはあまり体感できないと思います。
カメラはさすがにスゴイと思いました。10倍ズームはスマホでは異次元ですし、デジタルで30倍くらいは普通に使えるレベルです。手振れ補正も優れていて、手持ちでも振れなく撮影できます。デジタル100倍ズームはさすがに解像度が厳しくなるので、作品作りのようなものには向かないですが、遠くにあるものを観測するとかモニタリングするなどの用途には使えると思います。

各倍率の写真

写真は画角のイメージがつかめるように掲載したものです。解像度を3000×4000から600×800に落としてJPEG保存しています。

0.5倍
1倍
3倍
10倍
30倍
100倍

まとめ

今回、1世代前のGalaxy S22 Ultraを購入し、使い始めました。この機種のスペックは最新モデルに比べて劣っているかもしれませんが、ボクの日常使いにおいて非常に満足しています。最新の技術や機能が搭載されていないにも関わらず、S22 Ultraは依然として高性能で、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢であると言えます。


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