いつか色の付いた日常は戻ってくるのだろうか
約2年前、僕にとって1番大切だった人がいなくなったあの日から、日常に色がなくなってしまったように思う。
あれから、少しでもまともな人間になりたくて、もがいて、毎日必死に生きてきてきた。
毎日、毎日本当に辛かった。
仕事の休憩中、外でぼーっとしていたら、気づいたら泣いていた。
こんなに毎日必死になって、本当に意味があるのか。
いっこも報われねえじゃねえかくそが、
だったら、いっその事、こんな生活は辞めてしまえばいい。
でも、ここで辞めてしまったら、ここで諦めてしまったら、もしあの子にまた会えた時、何も変わってないと思われてしまう。
会える確率なんてほんと微々たるもんだけど。
でも、少しでも、微粒子レベルでもその確率が存在しているなら、と思ってしまう。
何より、ここで諦めてしまったら、今までの自分を自分で否定してしまうみたいでなんか嫌だから。
いつかやってくると信じている "その日" のために。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?