人生初コンカフェ

コンカフェとは

コンカフェ:コンセプトカフェの略称。コンセプト(特定のテーマ)を取り入れ、それを特徴として他との差別化が図られたカフェのこと。
代表例としてメイド喫茶を挙げる。【メイド】コンセプトのカフェということになる。

きっかけ

コンカフェに行くことになった経緯を軽くまとめておこうと思う。今日一緒に行ったのはサークルの先輩だ。この先輩にコンカフェに興味があるという話をした。すると、先輩がコンカフェを卒論のテーマにしようとしていたというまさかの事実が発覚。じゃあ一緒に行こう!というノリで今回コンカフェに行くことになった。また、このコンカフェ巡りは度々行われることになりそうだ。

執事喫茶

今日行ってきたのは執事喫茶。執事に扮するキャストさんが私たち客をお嬢様と見なしておもてなししてくれるというコンセプトカフェだ。
この執事喫茶が私の人生初コンカフェ体験だった。
エレベーターに乗り、扉があいた瞬間から執事さんがお出迎えしてくれた。緊張しすぎてどんなセリフの元で執事喫茶の世界に入り込んだかは覚えていない。席に案内されるまで執事さんが荷物を運んでくれたり、座る際には椅子を引いてくれたりと本当にお嬢様になったかのような気持ちになった。
今回注文したのはキャラメルケーキと、ノンアルコールカクテルのシンデレラ。なんとこのノンアルコールカクテルは自分が指名した執事さんが目の前でシェイクしてくれるというのだ。このパフォーマンス付きという点に惹かれて注文してしまった。コンカフェ初心者のあまり、実際にカクテルを作ってもらっている間どこを見ていたらいいのかよくわからなかったが、スマートにシェイカーを振っている姿はまさに執事そのものだった。ドリンクはもちろん注文したケーキもとても美味しかった。コンカフェへの先入観として、ドリンクや食べ物はあまりおいしくないのではないかと思っていたが、高クオリティの物ばかりで感動した。
お会計の後は執事さんからのお見送りタイム。入店時と同様にエレベーターの前まで荷物を持ってもらった。
ここで個人的に感動したことが起きた。私が指名してカクテルを作ってくれた執事さんが、ついさっきまで別のお客さんの接客をしていたはずなのにお見送りに来てくれたのだ!!そして「あまりおしゃべりできなくて💦」と申し訳なさそうに話しかけてきてくれたのだ。何とも言えないトキメキを覚えたし、コンカフェに通う人の気持ちを身をもって少し理解できた気がした。
そして「いってらっしゃい」の言葉でお別れ。
夢のような時間だった。次はどんなコンセプトのカフェに行こう…

キャラメルケーキとノンアルコールカクテル


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