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【ライブレポ】hideaki sasaoka - live tour 2023 spring- 東京公演(2部)

この記事では笹岡秀旭(hideaki sasaoka)初のライブツアー初日のもようをレポートします!
セトリやMC等ネタバレありありなので、ネタバレ踏みたくないぞって方はここでUターンしてください!


いいですか?ネタバレあっても大丈夫ですか?
レポ始めます。

なお、取り急ぎこの記事では2部の内容に絞ります!

1部の素晴らしいレポは、ひーこさんが書いてくださっています!!


今回のツアー初日を飾る会場は東京・渋谷TAKE OFF 7。
ちなみに同じビルに猫カフェもあります。

今日は1日に昼公演(1部)と夜公演(2部)がありますが、なんとどちらも完売ということで!素晴らしい!

2部は18時開場で、会場前にはたくさんのお客さんが集まってきていました。
整理番号順に呼ばれて整列して、会場の中へ入ります。
隣のビルでもイベントをやっていたのかすぐ隣にも別の列ができていて、中にはこちらの列に誤って紛れ込んでいる人も…。

ちなみに、事前アナウンスのなかったプレゼントボックスですが、会場内に設置されていました!
また、もぎりスペースを抜けた後、会場入口を入ってすぐ脇のテーブルに付箋とペンが置いてあり、2部のお見送りで使用するので良ければ名前を書いてください、とのこと。
記載する名前を本名にするかハンドルネームにするかで一生迷いました。。

チケット販売時にはオールスタンディング表記でしたが、この日の会場内には椅子が設置されていました(全席自由席。整理番号順に好きな席に座れる方式でした)。
TAKE OFF 7で提供されるドリンクにはペットボトルや水はないそうですが、今回は蓋のない飲み物を持っていても椅子があったので安心でした。

18時半開演まで座ってのんびり開演を待ちます。
空調も効いて快適だったので待ち時間もあっという間に感じました。

ちなみにステージ上にはドラムセット、シンセサイザー(?)、ベースっぽいものが。今回バンドセットらしいことがこの時点で予想されます。やべーです。

18時半、会場内に流れていたBGMがやみ、ステージにサポートメンバーのお三方が登場。
予定時刻どおり、開演となりました。

M1.『羽化』

イントロと共に笹岡がステージに登場。
いっきに高鳴るバンドサウンド。
あああライブって本当にいいですね…(開始1秒)

今回 歌部分に関してはあまりレポしないつもりなので1曲ずつ詳しくは書かないですが(もう私には語れる語彙がない&生の歌の素晴らしさはやはりその場で体感していただきたい)、冒頭の歌詞はたぶんこんな感じ。

生まれ変わる新たな僕の
見違えるほど鮮やかな羽 生えそろった

『羽化』

違ったらごめんなさい。しょうみ6回も聴いてるのにまだ怪しい記憶。

途中の歌詞

昨日とは違う覚悟決めFly

『羽化』

サビ

目覚めて 羽ばたくほど鮮やかに色づいた
進化してゆくこの姿 戻りはしない何も何も

『羽化』

途中、「1、2、3、jump!」って煽りもありました。
羽化はジャンプ曲みたいです。

M2.『draw』

「♪過ちも今は~」と「♪少し落ち着いて~」の部分、笹岡は歌わず、「Say!」と言って観客にマイクを向けていました。
ここ1部のときは「歌いますか?」と遠慮がちな言い方でしたが、2部では簡潔になっていた。笑

あとびっくりしたことに、曲のアレンジが変わっていました。
バンドバージョンになったからバックの音楽が変わったことはもちろんなんですが、サビの構成や歌詞まで変わっていて。
バンドバージョンだからなのか、ライブ用のアレンジなのか、それとも『draw』がまだ音源化されていないことと関係しているのか……そのへんは今後の推移を見守りたいと思います。

笹岡だけじゃなく曲も進化していくんだなぁ!と驚嘆させられました。

MC(挨拶)

笹岡
「本日はようこそお越しくださいました。
 hideaki sasaokaです!
 みなさん、見えてますよ!(ヒィ!メモしててすみません!)
 楽しむ準備はできてますか?」

客「いえー!」
笹「お、大丈夫かなー?もう1回いきますか?」
客「いえー!!」
笹「最高!!」

笹岡
「バンドメンバーがこっちから出てきたから、僕もこっちから出てくると思ったでしょ、あっちからなんですね〜フェイントです(にやり)。いや冗談ですけどね。」

M3.『U.F.O』

drawと同じく、アレンジが変わっていました。
イントロ変更やサビのフレーズ追加がありました。

M4.『purple』

・どこかのタイミングで眉クイしてました。表情ゆたか。
・ライブ恒例「幸せでも不幸でもない」の指差し仕草がアップデートされてた。「幸せでも」で人差し指で左を差し、「不幸でも」で右を向いてサムズアップみたいな形で右を差していました。
・「singing!」の煽りでlalalaの部分を観客が歌います。

スタンドマイクになってMC

「楽しんでますかー?(イエーイ)
最高です!
こうして自分の作った曲を皆さんが一緒に歌ってくれるなんてね、本当に幸せです。
いいですねライブって。
今日もわざわざ渋谷のライブハウスまで足を運んでくださって
毎日SNSだったりで応援やメッセージ、ツイートに反応していただいたりして
そういうのが僕の大きなモチベーションになっています。
皆さんと出会っていなかったら僕はもう音楽活動を続けることを諦めていた可能性もあるわけで
自分一人ではモチベーションを保てないですから
本当に皆さんには感謝してもしきれないなといつも思ってます。
この気持ちは言葉ではなかなか伝えきれていないなといつも思っていて
僕らしく届ける方法といえばやっぱり歌だと思うので、そんな歌を歌います」

1部では最前で見ていたのですが、ここ語りながら目をうるうるさせていたように見えました。

M5.『大袈裟じゃなくて』

最後に「ありがとう」と言ってくれて、ほとんどの曲で最後に「ありがとう」と言っていましたが、この曲の「ありがとう」はまた特に万感こもった感じでグッとくるものがありました。

M6.『I LOVE YOU TOO』

イントロ部分で「皆さん歌えるところは一緒に歌ってください」と呼びかけあり。
全部歌えちゃいますけど?笑

MC(サポートメンバー紹介)

サポート紹介をします!
「マニピュレーター、カンタ!」
「(演奏後)さいこー!」

「ドラム、ケント!」
「(演奏後)かっこいー!」

「ベース、ダイキ!」
「(演奏後、客からおめでとう!の声があがり)あ、そうなんです、1部に来てくれた方は知ってると思うんですけど今日誕生日なんです彼」

レクリエーションコーナー

観客からお題をもらってそのお題から歌詞を作り、即興で曲を作ろうというコーナーです。

スケッチブックを乗せた譜面台がステージに登場。
表紙に『今日のオリジナル曲 制作の会』の題字と、その下に味のあるペンギン、ネコ、ちょうちょ、UFOの絵が描いてありました。
「僕の好きなものと、僕の曲に関係のあるものが描いてあります」とのこと。
ちなみに「制作」の制の字が間違っていて、へんの横線が1本足りませんでした。
1部ではスケッチブックをめくった後に書いてある字について「これ僕の字じゃないんですけどね」って言ってたのですが、表紙だけは笹岡作なのか?
ちょっと真相がよくわかりません…。

1部では全体の流れをすべて説明してから始めていましたが、2部では少し説明を変えて、「僕が誰か指名してその人からお題をもらって歌詞を考えます」くらいの説明だけでスタートしました。
指名された人から出てきたお題は「市民プール」。

スケッチブックを抱えてその場で歌詞を考え書きながらMCを続ける笹岡(相変わらず器用)

「市民プール出ましたよっ!『市民プール出ましたよ』ってそんなの初めて言った僕。
市民プールか、どんくらい行ってないだろうな。
皆さん最近行きました?……行かないですよねぇ、そうですよね。
プールで泳いだ後のカップヌードルは、うまい。コレは、ガチ。
三段階うまく感じる。
(客席から「アイス!」)
あーアイスもね。
お札が使えないから小銭を小銭入れに入れてくんですよ。
思い出というか実体験を含めつつの歌詞にしようかな。
あ、(スケッチブックの歌詞が客席から)見えちゃってる?まずいまずい。
まあでも僕の字が下手くそだから見えてもなんだかわからないという話もある。
今年の夏は皆さん何するんですか?
(「花火!」「フェス!」)
フェス!いいですね!僕も出る側で行きたいなあ。今年こそね。
(おお〜〜みたいなどよめき)
(慌てて)いやいやわかんないですよ!わかんないですけど!でも頑張りたいです。」(もしかして何か進行中ですか?ちょっと期待)

「(クワガタは元気ですか?)元気です!卵から育てた…Twitter見て頂いた方はわかると思うんですけど。
カブトムシはねえ!近所に森があってそこでカブトムシ捕れるの僕知ってるんですよ!だからわざわざ田舎まで出かけなくてもいいんですねぇ(ドヤ顔)。
『羽化』も、クワガタを見ていて歌詞を思いついた!みたいなところありますからね。そういうところからも歌詞のヒントが生まれたりするんですよ。
どんどん譜面台が下がってくな…(直そうとして譜面台の上がとれてしまう)あ、これはここまでなんですね。
そういえば中学の時よくサドル盗まれてましたね。なんでサドルだけ盗むの?僕いじめられてたのかなあ。気づかないうちに。
(治安悪い!)いや治安は別に悪くなかったですけどね。
皆さんプールでよく買うものは何ですか?アイス?アイスね!歌詞に使っちゃお…よしできた!」

「ではここからはビートのパターンを決めていきます。
市民プールでしょ…爽快感がある感じがいいので、早めのBPMで、そうだなー、ドンツタン、ドンツタン、ドンツタン、ドンツタンな感じでいけますか!」
笹岡の注文に忠実に、さらにかっこよく再現されるドラム。
客席からすげ〜って感じの歓声があがります。

「ベースはマイナーな雰囲気でいきましょう」
ベースも入ってこのセッションだけで超かっこいい。むり。

そして完成した曲の歌詞はこんな感じでした。(正確ではないと思います)

市民プールの波のプールでお金落とした
どうする?
ほんとは買いたいクーリッシュほんとは買いたいクーリッシュほんとは買いたいクーリッシュ

「ほんとは買いたいクーリッシュ」部分はまるごとコールアンドレスポンスでした。

歌詞解説
「波のプールって激しいからものが落ちちゃうんですね。少年笹岡は小銭を落としてしまい、本当は買いたいのにってなった、という話です」

即興曲制作の2回目は難易度アップ。
スケッチブックをめくると「いつ、どこで、誰が、何を、どうした」の欄が書かれています。
5人を指名してそれぞれのお題をもらい、そこから歌詞を考えていくそう。

ここで出たお題は
いつ「今年の夏」
どこで「東京タワーで」
誰が「笹岡くんが」
何を「カツ丼を」
どうした「出前した」
でした。

東京タワーについては「いいですよね、東京タワー。ライトアップが好きなんですよね、渋い感じの」とコメントしてました。
カツ丼については「僕さっき食べましたよ」とコメントしていました。
今日はちゃんと1部と2部の間にお昼を食べる時間があったのですかね、よかったです。

「なんとかいけそう!いける?」と言いながらスケッチブックを抱えてまた歌詞を考え始めます。
そしておもむろに「皆さんお腹すいてます?」と質問する笹岡。
「カツ丼ソングを皆さんの耳からお腹に届けますから!」
どういうこと?

「1回出前とったんですよ。やばいですね。楽すぎて。なるべく取らないようにしようと気を付けようと思ってはいる、ところです。ピザーラとかね、ピザ最高ですよね。」

「ちょっと。皆さん見てください。(と言ってベースのダイキさんを差す)なんと彼、この時間もベースの練習をしてるという。すごい、ミュージシャンの鑑!僕も歌の練習しながら書かなくちゃダメですかね。歌詞を考えながらだとなかなか進まなくて夜が明けちゃうかも。(客席から「いいよ!」)朝までライブしますか?だめだめだめ。皆さん帰れなくなっちゃいますよ。気持ちはやりたいですけどね、僕もね」

歌詞ができたようなのでまたビートを合わせていきます。
「出前ということでスピード感が大事ですから、アップテンポな感じで。ドンッドンッドンッでお願いできますか」
「ベースは明るい感じで」
またしても笹岡のフィーリング注文に忠実に返してくださるリズム隊のお2人、素晴らしいです。

そして完成した曲の歌詞はこんな感じでした。(正確ではないと思います)

今夏開催 ウーバーイーツフェスティバル
おいら笹岡東京タワーなう
本当に東京タワーに届くのかカツ丼
本当に届いたカツ丼!

カツ丼コーレスでカツ丼食べたくなってきたなあ。。
披露後、「ウーバーイーツフェスティバル、本当にはないですよ」とフォローしていました。

「以上、タイトルなんだっけ?今日だけのオリジナル曲を作ろうの会でした~!」(タイトル変わってる)

この後、最近暑いですよね!もうすぐ夏ですね!という話から『夏だね。』へ。

M7.『夏だね。』

ダンスバージョンじゃない夏だねが披露されたのはこのツアーが初めてですね。
踊ってはいなかったけど踊っているかのような仕草もしながらパフォーマンスしていました。

M8.『羽化』

「先ほど披露した『羽化』ですが、覚えていただきたいのでもう一度やります」とのことで2回目の『羽化』(個人的には1日で4回目の『羽化』)
さすがにちょっと覚えてきたぞ~
客側もどんどんこの曲のノリ方に慣れてきて最後が1番盛り上がった気がします。

don't cry(?)という歌詞があるのですが、そこで腰に手を当てて姿勢を崩し、ちょっと余裕な表情を見せられて、今までにない新鮮な印象を受けました。
歌はもちろん、見せ方にも表現の幅が広がっている…!

M9.『Tell me why』

今までのライブよりBPMゆっくりめのアレンジになっていましたかね?バンドバージョンだからそう感じただけかな?
1部ではやっていた最後の i need youのときの指差しを2部ではしていなかったです。そのかわり微笑みをいただきました。

最後のMC

『羽化』の歌詞に込めた思いについてお話したいということで語り始めました。
「今年からhideaki sasaokaとして新体制になり、再出発するぞいう気持ちで自分を鼓舞する歌詞を書きたくて作った曲です。これまでの殻を破って、羽化して、進化して、変化していく、そんな自分を思い浮かべて書きました。これから皆さんが自分も変わりたいと思うようなときに背中を押せる曲になったら嬉しいです」

「あ、そうだ、少々お待ちください」
急に後ろを向いてシャツを脱ぎ始める笹岡&サポートメンバーの皆さん。
中に着ていたのはツアーTシャツでした。
ここでTシャツとタオルの紹介があり、タオルを持って一緒に写真を撮れたら…という話がありました。

「さて、早いもので次の曲で最後の曲となります。人生いいことばかりじゃなくてつらいこともあるかもしれませんが、ゆっくり、一歩ずつ進んで、お互いにまた次も笑顔で会えたら」

M10.『これから』

「これからさ まだこれからさ これからさ 一歩ずつ」
じんわり染み入る1曲です。

最後は、サポートメンバーもみな前に出てきてお礼をして、3人が先に退場し、最後に笹岡がもう一度お礼を言って退場していきました。
アンコールはなく、そのまま「本日の公演はこれをもちまして〜」の放送が入ります。

終わっちゃったなあと思っていたら笹岡がステージに再登場して、「最後なので写真を撮りましょう」とのことで、最後に客席を入れて集合写真を撮りました。
1部のときには写真撮らなかったですね。
1部でタオルを購入していた人はタオルを取り出したりして写真を撮りました。
「写真は後でSNSにアップするのでチェックしてください」とのことでした。

その後、物販ではTシャツ購入でツーショット撮影、ステッカー購入でその場でサインを入れてくれるという特典がありました。
購入制限はなく、途中でTシャツが完売したため、急遽タオル2枚購入で写真撮影となる条件に変更され、笹プ拍手してました。

2部では最後にお見送りがあり、物販購入後にお見送り待機列に並び直します。
名前を書いた付箋を胸のところに貼っておくとそれを読んでくれるそうです(恥ずかしい)
もぎりスペースのところに笹岡が立っていて、「○○さん、ありがとうございました〜(お手振りしながら)」と言ってくれるのでそこをさーっと通り過ぎる感じでした。


これにて東京公演はすべて無事に終了。
笹岡くんは1日歌って喋って歌って喋ってお見送りまでして、本当にお疲れさまでした。

今回のツアーで強く感じたことは『これから』の歌詞にもある「一歩ずつ」というところ。
物販でお話したときにも感じましたが、アーティストとして夢ややりたいことはたくさんあるしファンのリクエストがあることもわかってはいるけど、全部一度にはできないので、一歩ずつ、順を追って進めていきたいという、そんな気持ちを感じました。
このツアーはまさしくその最初の「一歩」だったのかなと。

ファンミーティングのときにも「ゆっくりかもしれないけど一歩ずつ進んでいきます」と言っていたと思います。
ツアーは大阪公演に続きますし、その後の一歩もまた何か考えているのでしょう。
ここからまた着実に歩みを進めていくだろう笹岡くんに、ゆっくり待っていますねと伝えてきました。
羽化して、美しい蝶になって羽ばたいていく笹岡くんのその次の一歩も楽しみにしていたいと思います。

そう考えると「TAKE OFF 7」という今回の会場となったライブハウスの名前も、意味がぴったりだったように思えてきますね。

笹岡くん、今回も素晴らしいライブ体験をありがとうございました。

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