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百式2021を終えて

先日、「百式2021」を行いました。
「百式」は今回で19周年。
会場に足を運んでくださった皆様、
配信チケットを購入してくださった皆様、
本当にありがとうございました。

内容や今回のテーマに関しては小堀くんが
書いていますのでそちらを見ていただけたら
幸いです。

なのでここでは「2丁拳銃の漫才」について
僕が想うことを書いてみたいと思います。

僕はなぜ「漫才」をやっているのだろう?

苦しくて、嫌になり、逃げ出したい時が
なかったのだろうか?

正直、あったに違いない。
違いないという表現はおかしいかも
しれないが今もなお続けている中で
「あったに違いない」という表現が
しっくりきます。

「心が折れる」という言い方があります、
その時に辞めてしまうのでしょう。

「心が折れる」瞬間を僕は誤魔化して来ました。
思わないように思わないようにしてきました。
または「心が折れそうになるのなら、俺の心はまだ大丈夫だ。まだ余裕があるということだ。
一丁前に心が折れるなんて言う資格はない」と
思うようにしてきました。
究極は「折れるなら何度でも折ってやる」と
思うようにしてたかもしれません。
そうやって来た、そしてこれからも
そうやって生きたいと思います。

何故そう思うのか?

「面白い漫才をしたい」
これがもちろん1番です。

何故そう思うのか?

漫才を通して、
多くの方々と出会ったからでしょう。
多くの方に笑っていただき、助けていただき、
生きてくることができた。

舞台上にセンターマイクを挟んで立った時、
輝いて見える漫才師になりたい。
僕の先輩や後輩でたくさんそういう方々が
います。
僕もその一人になりたい。

僕にはまだまだ遠い道のりです。

だけど必ずその道を歩いてみせる。
僕の背中を押してくれる方々や
力を貸してくれる方々や、
イベントに来てくださるお客様や、
応援メッセージを送ってくれる方々が、
その道への標識になってくださってる。

面白いボケをするのも
面白いツッコミするのも
センスが必要でしょう。

僕のツッコミにそれがあるのかと
問われたら正直「ある」とは言えない。
だから「間」や「表情」や「声のトーン」等の技術面を 考え、鍛える。
それらを向上させてセンスあるツッコミと
肩を並べるように努力していくしかない。

本当は並べないかもしれない。

でも並べるようになった時、
このやり方で間違いはなかったことが
証明できる。
その為に「漫才」をやり続けるしかないのだと思っています。

いい歳して何を言ってるだろう?

いや、「思い」に歳なんて関係ない。

2丁拳銃のイベントは
チケット即完、満員御礼!
再び目指しますよ。

そして会場に来たくださった全員を
魅了してみせます。
そういう意味で若い時に放った言葉を再び
言い放つ、 

ファンの人たちに一言、

「皆殺し」

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