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#2023年上半期VTuber楽曲10選 私の場合

初めましての方は初めまして。
別のものをお読み頂けた方はお久しぶりです。

今回は「野良猫のユウ」さんが主催されております『 #2023年上半期VTuber楽曲10選 』という素敵な企画に参加させて頂くことにしました。
詳細は本人のnoteをご参照ください↓

今回は個人的に何やかんやあって、去年みたいな10選×6ヶ月ではなく6ヶ月を通してのオリジナル曲10選(10選とは言ってない)という形になっております。

あと私が普段から投稿している『Vtuber/Vsinger個人的オススメ楽曲』より引用してますので、そちらと似たり寄ったりだったり、ゴチャゴチャと加筆したり文章の長さにバラつきがあったりと緩く書いてる部分が多々ありますので暖かい目で見て頂けると幸いです。

※この記事はあくまで『独断と偏見』によりピックアップさせて頂いたものですので「この方が入ってないじゃん」や「私の思い描いた感想と違う!」といった相違的な部分もあると思いますので、ご了承ください。

※以下、一部敬称略


1:Gimme Me Love/Alice*Iris

Vtuber「朝比奈こん」×ボカロP「瑠芽」のお送りするコラボ楽曲第一弾。

急に企画が立ち上がった時の衝撃や、サムネイルが今までの朝比奈こんさんとは雰囲気が変わったものとなっていて当初は「何ぞや?」と思いました。
いざ蓋を開けてみると、『こんぽん』コンビで繰り広げたハチャメチャで元気ハツラツな姿や夜と水際の静けさを表現した様にお洒落でムード満点な『blue magic garden』で繰り広げられてきた楽曲とは一風変わり、朝比奈こんさんの表現力の豊かさや新たな魅力を開拓した世界観やに驚きました。

『Alice*iris』の楽曲は同時にボカロVer.の公開に加えてインストも公開されており、両者を聞き比べてみたり独自の解釈で読み解いたりと様々な方法で楽しめるのも魅力の一つではないかと思われます。

2:神霊/LUCAS

シャーマニックな内容に富んだ表現技法をされているLUCASさんの楽曲の中でも、今までに見たことのない様な独特の世界観を醸し出していて驚かされました。

それに加え、その先にある人智を超えた啓蒙の高まる神秘的な美しさを見せつけられている様で、脳の理解が追い付く頃には既に終わっているのでもう一度……と、個人勢とは思えない程にクオリティの高いMVや耳に残りやすく独創性・メッセージ性の高い楽曲を叩き付けられ終始圧倒され続けました。

3:揺らいで/buzzG feat.yosumi

こちらは昨年9/14に秋葉原エンタスで行われた『yosumi生誕祭2022』で初お披露目となった楽曲。

情緒と語彙力が溶けていき、何がどう良いのか上手く説明できる自信が全くないいけれど、この曲は凄く良いものだと本能で感じさせてくれる一曲であり、この曲を聞けたのは現地でのリアタイ、若しくは一定期間だけ公開されたアーカイブ配信のみと聞く方法が限られておりました

満を持してMV付きで公開され、更には『yosumi生誕祭2022』の会場がVRで再現された事がyahoo記事でも取り上げられたり、数々のイベントに参加したりと何かとドでかい話題を引っ提げてくる方なので今後も目が離せない一人となっております。

4:Resonant Piece/月深ツキ

4ヶ月連続オリジナルリリースの第一段にして、通算3曲目となるオリジナル楽曲。

誰かの為にあり続けたいという想いや力強さ、どこまでも向かっていけると思わせてくれる明るさや爽快感に溢れていて、是非とも聞いてほしい一曲だと思いました。

MoguLiveで行われた『2023年 期待したいVTuber』のアンケートでは10位にランクインしたり、2022年の11/19には『1st 3Dライブ』に向けたCFが行われた際には見事に達成、晴れて5/4に1st3Dライブを開催していたり、
今後の活躍にも注目です。

5:HONEYBEES/HACHI

2/5に誕生日を迎えた記念の『HACHI BIRTHDAY LIVE 2023』開催直後にこの曲がプレミア公開されるというサプライズ披露。

「HACHI」さんのファンネームである『BEES』が曲名に含まれており、その名の通りHACHIさんからBEES達……今まで応援してくれた方やこれから先に出会う方、この曲から出会ってくれた方と、応援してくれた期間や熱量に関わらず全てのBEESへ向けての想いや感謝が込められており、MV共々優しさや暖かみに溢れた素敵な一曲となっておりました。

6:no magic/YSS

驚異的な早さでオリジナル曲をリリースし続ける「YSS」の20番目となるオリジナルソング。

歌詞に詰まっている言葉や音の重力を感じられる曲で、清涼感と共に身体の中へと響き渡る重低音に抑圧されていく状態から一気に解放され、自由な状態へと移り変わるギャップが気持ち良くて堪りませんでした。

またライブではサビに流れる「のーまーじっく!」のフレーズと共に掛け声やコメントで盛り上がり、会場のボルテージを高めるのに堪らない一曲となっておりますので、ライブで見かけた際は一緒に盛り上がりましょう!

こちらの曲を含め、数多くの楽曲とアルバムがYSS公式BOOTHにて(ほぼ全てが無料で)配信されてますので、これを機に覗いてみては。

7:BlueSunnyFish/ChumuNote

緩急を付けながらコロコロと変化していき、徐々に盛り上がりを見せていく音楽が堪らない一曲。

電子音や煌びやかさを散りばめインターネットや宇宙を模した様なMVからは、この先にある無限の可能性を示している様にも感じられましたので是非とも見てみて下さい。

某事務所の解散から転生という道を選択し、白紙の姿が盛大にバズり紆余曲折を経て今の姿へと落ち着き、現在はv-tipsやAWAなどバーチャル内外問わず数多くの案件やコラボ・公式等で活躍で活躍しているChumuNoteさん。

オリジナル曲のリリース速度も群を抜いており、日々その情報を発信しておりますのでTwitterをフォローして活動内容を要チェックです。

8:愛されたくなっちまったfeat.可不/あくまのゴート

所詮自分なんて……と自分を下卑しながら何事も諦めていく人間でも、段々と膨れ上がっていく願望や満たされたいという欲が出てくる様子が描かれていたりと、人間……というより自分自身の矛盾した内面が見透かされていて赤裸々に描かれている様で驚かされました。

自分の中で決めた筈なのに相反する思考の中で揺れ動いていく心境には共感しかなく、胸の奥深くへとぶっ刺さってくる一曲でした。

9:The Prequel(is already over) feat.作楽汰らぎこ、音虚クラネ&keter Yamashiro/橙ミャオ

攻めに攻めた曲調と歌声、デスボの絶妙な組み合わせがかっこ良く、一見すると全てがバラバラに思える様な三者なのにも関わらず『こういう風に交ざり合うのか!』と、二人のボーカルの取り入れられ方に衝撃を受けました。
そして聞いていく内にこの曲に抱いた印象が段々と変わっていき、最初と最後が再び繋がる瞬間が鳥肌物となっていて何回も見返したくなる奥深い曲でした。


10-1:夢-Yume- dear Remuria/ Ambientflow × アメミヤチカ

10-2:夢-Yume- from Remuria/ Ambientflow × アメミヤチカ

癒しの音とパフォーマンスをお届けする音楽パフォーマー『Ambientflow』と、透明感のある歌声が特徴的なVsinger『アメミヤチカ』さんによるコラボ企画【Project Remuria】第一弾。

同じく夢-YUME-というタイトルながらも「dear」と「flom」、似ているようで少しだけ異なる存在から放たれる音楽は、繊細で神秘的な空間から語りかける、或いは中へと入り込んだ様な感覚に陥る描かれ方の美しく響き渡る様子が際立っており、まるで聞く芸術品の様に思える素晴らしさでした。

11:Lolz/恋獄おとね

初のオリジナル曲。

閻魔として推し量る様な冷徹さや心の内まで見透かされ嘲笑うかの様な歌詞にゾッとさせられたり、時折混ざる甘美で魅惑的な囁き声にゾクッとさせられたりと、伸びやかで力強くかっこ良さとダークで妖艶さが混ざり合いながら際立て合う歌声に加えて、MVの目を見張る演出など様々な魅力で魅せられる要素が詰まっていて見応えも聞き応えも抜群な一曲でした。

初のオリジナル曲という事もあって10万回再生という大きな目標が掲げられており、同時視聴配信では楽曲製作に携わられた方の紹介だけではなく、この曲に対しての思いが語られてますので聞いてみて下さい。

12:虹色の花/リア

温かくて優しい言葉の数々で背中を押してくれたり、元気付けてくれる応援ソング。
自分の声を求めて始まった声探しの活動が実を結びVOICEROID「紲星アカリ」の声をお借りしてではなく「RIA」さん自身の声として存在し、ここまで頑張って来る事が出来た人だからこその想いが込められていて、それがストレートに伝わってくる言葉の力強さに「もう少しだけ頑張ってみよう」と感化されてくる素敵な歌でした。

13:ザッハトルテ!/兎々錦サキ

5/8に誕生日を迎えられ、それを記念して公開された初のオリジナル曲。

お菓子や紅茶で楽しくお茶会!と思いきや、ゲーム画面っぽいレイアウトやピコピコ音が挟まれていたりと愛するゲームの要素が所々に盛り込まれていてほっこりしたり、持ち前の明るさや可愛さ、元気さが全面に押し出されている楽曲や頑張ろうと思える歌詞のどれもが輝かしく、素敵な要素が余すことなく詰め込まれておりました。

誕生日配信では自身にまつわるクイズの数々や製作の経緯やココ好きポイントが語られていたり、fanboxの方でも全体公開でご自身の気持ちが書かれてますので両方とも目を通してみるとより深みが味わえるかも知れません。

14:shadow actor/曇音ルカ

相手が望んでいるものに応える為に頑張る姿と辟易しながら胸の内をぶつけて来るような二面性が如実に描かれている歌詞や内容の凄さに驚かされます。

そしてMVにはご自身で踊られているダンスの映像が採用されており、自分の意志で踊っているとも誰かによって踊らされているとも取れる絶妙なラインを突いてくる事でタイトルの持つ意味がより深く、考えさせられる内容となっていたり、ダンス自体もキレの良さや全体を通してポテンシャルの高さを見せつけられる曲となっておりました。

15:みちづれ/星街すいせい

誰かや何かにに敷かれた道の上ではなく、ここまで道を作り駆け上がってきた者だからこその強みが出ていると思える曲で、例え華やかな道でも今までの積み重ねやレトロな思考で構築されたゲーム機の中でプログラミング通り動く只のキャラクターではなく、そこから脱却してもっと先にある場所へ自分らしく進んでいきたい、連れていきたいという強い意志が形になった様な歌詞に胸打たれたり、絶え間なく走り続ける姿が写し出され続けるMVが曲とピッタリで「星待すいせい」さんそのものを現している様に感じられる一曲でした。


終わりに

パラパラっと挙げるだけで10曲を軽く越えているので、どの曲を選曲するか悩みました。

オリジナル曲って言わば自分の代表曲みたいな立ち位置であり、そういうのを自分で用意~公開まで持っていけるのは作詞作曲ができる文武両道のやべーやつか、きちんとしたスタッフがいる箱や契約を結んだ者の特権だという認識が根付いているので、昨今の様にイベントでオリジナル曲を獲得/提供する切っ掛けがあったり個人で製作依頼をかけられたりと、オリジナル曲に対してのハードルが以前と比較して下がってきている傾向にあり、最近は一人一曲みたいな感じでオリジナル曲を当たり前の様に持ち更にはデジタルリリースまでする時代になっていて、時代の移り変わりには驚きです。

これからも沢山の方が持つ数多のオリジナル楽曲との巡り合わせが楽しみで仕方ありません。

ついでなので少しだけ宣伝をば。

普段は個人的な趣味の一環として
・今日投稿された楽曲
・翌日以降に投稿される予定の楽曲
・その日に投稿された配信や楽曲一覧
として再生リストに取り纏めています。
また、その日に投稿された楽曲を一つの再生リストに纏め、私のTwitterの固定ツイートに吊るしてあります。

紹介しきれていない中にも、まだまだ素敵な楽曲はいっぱいありますので、活用して頂ければ幸いです。

それでは最後まで見て頂きありがとうございました。

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