タイトルとポスターが素敵な上に、主演が青木柚くんだったのでみようと思っていた作品。
ファーストデーで観るかー、とスマホをいじっていたら、青木柚くんが登壇する舞台挨拶付きのチケットがあると気付いて、公開2日目の9/30に観てきましたー

箇条書きに感想
・シーンのぶつ切り感や唐突な展開、セリフの薄さがあんまりだったのですが、主人公やヒロインのまなみを筆頭に、登場人物のキャラクターは割と好きでした。
・キャラっぽい造りの主人公の男友達の2人には最初は乗り切れないところがあったけど、お葬式の帰り道の3人の会話とか、顧問と結婚式の時に写真撮るくだりは結構好きで、段々と愛着が湧いた2人でした。
・まなみとのシーンはやりたいことは伝わるけどいまいちグッとこないことが多かった。合唱のシーンは好きだった！まなみ役はまなみが主人公の周りにいる女の子たちとは一味違うというのが一瞬で分かる理解る佇まいで、そこはとても素敵でした。
・けど、まなみ100%というわりに、まなみとのエピソード薄くて、むしろ瀬尾先輩とのシーンとかのが印象的だった。
・青木柚くんは終始最高で、全部よくて。特に器械体操が普通に上手いのと、ナレーションがめちゃくちゃよかった。全然違うけど、CLOSEで主人公が現実逃避のためにアイスホッケーに打ち込む表現がすごく好きで、今作の器械体操に打ち込む主人公もそんな感じがして良かった。体操が好きなわけではないが、心に抱えるモヤモヤを体操で晴らしてる感じ。
・一番好きな女の子と、その時々で好きだった女の子たちを描いた話で言うと、これまた青木柚くんが出演していた『死にたい夜にかぎって』のドラマが思い出されるのですが、セリフ演出構成全てにわたって死にたい〜が最強すぎて、私がイマイチ今作にのりきれなかったのはそのせいかもしれない。。
・観終わった後20くらいの女の子2人組が「めっちゃよかった！」「監督のサイン欲しくない？！」とテンション高めに話してるのが微笑ましかった。若者にウケてるならそれで良しだわ！となった。

感想が言いたくなる作品でした。

【舞台挨拶の感想】
青木柚くんかっこよかったー！衣装も素敵でした。まなみ役の中村さんは素もまなみっぽい独特な雰囲気でした。柚くんより年下らしい。くろけいちゃん役の新谷さんは柚くんと同い年らしい。これもびっくり。年上だと思ってた。
青木柚くんのコメントはもう作品を引っ張る座長らしい頼もしさで(東リベの北村匠海くんのようなどっしりとした感じの頼もしさ)、素晴らしかったです。既に売れてるけどこれからますます売れるだろうな。