Web解析初心者の勉強MEMO

最近仕事でWeb解析の必要性が出てきたので勉強MEMOです。
ど素人なので、初心者レベルのことから勉強してます。
初心者のお仲間の力になれば♪

Web解析とはそもそも何か?

Web解析とは、Webサイトを軸としたあらゆるデータを活用し、成果へ向けた施策を行うことで事業成果を最大化させる解析のこと。
まずはゴールを決めることが最優先。そのWebサイトから得たい成果を明確化する。

Web解析の必要性

Web解析では、過去の実績などは関係ない。
Webサイトに訪問するユーザーなどのデータをもとに特性や行動などを分析し、成果を最大限得るための施策を行っていく。

  • このページは訪問数が多いからもっと注力しよう

  • このページはあまり訪問数が多くないから根本的なデザインを変えてみよう

Web解析を行うことで、その時々の状況に応じた施策を打つことができるので、より「成果」に直結していく。

Web解析の考え方

Web解析の手法は手段であって目的ではない

Web解析の手法
・アクセス解析
・ヒートマップ解析       など

ただ数字に一喜一憂するのはWeb解析ではない。
なぜこの数字になったのか?
そこからいかにして訪問者数を増やすのか?

WEB解析を行う上では、まず第一に目標とする「成果」を明確にしたうえで、

  1. 適切なツールを用いて現状と目標とのギャップを正確に把握する

  2. ギャップが生じている原因を分析する

  3. 分析結果をもとに、改善策を行う→①に戻る

といった形で、PDCAサイクルを根気強く回していくことが重要

目的を明確にし、最適な手法を選択する

Web解析の大きな目的は、現状に至った①ユーザーの意図を理解すること、そして②そのコンテンツを改善して流入を増やすこと。
こうすることで、Webサイトのユーザー体験が向上し、サイトの成長が期待できる。
自社のWebサイトのKPIを設定し、改善を繰り返す。

Web解析は大きく2つのタイプに分けられる。
1つは数値に基づく定量的な分析手法。ユーザーの行動データを分析する。
もう1つは、数値だけでは測れないユーザーの心理データまでを分析する定性的な分析手法。
それぞれ得意とするツールがあるので、特性を理解して選択する必要がある。

手法①Googleアナリティクスでユーザー行動の結果を把握

  • サイト全体のアクセス状況の俯瞰
    サイト全体の表示回数(ページビュー)、ユーザー数、アクセス数の多いページなどが確認できる。

  • ユーザーの流入経路
    サーチコンソールの簡易版。サーチコンソールと合わせて使うと〇

  • サイト内のユーザー行動
    どういうルートで動いたのか?

  • 設定した目標に対する実績の確認
    独自にコンバージョン(ゴールとなる成果)を設定できる。
    Googleアナリティクスでは、ユーザーがサイト内で取った行動をすべて「イベント」として計測している。どのイベントの数字をコンバージョンとするか自分でカスタマイズ。

手法②ユーザー視点に立ってWebサイトを客観視する

ユーザーテストやユーザーアンケートによりデータを集める。
ヒートマップも有用

  • アクセシビリティ
    どのデバイスからでも使いやすいサイトを目指す。
    ▶どのデバイスでも表示が崩れないか?
    ▶読みやすいフォントや色が採用されているか?

  • ユーザビリティ
    操作のしやすさ、情報の整理等、ユーザーにストレスを与えないサイト構成を目指す。
    ▶サイトの構造は複雑になっていないか?
    ▶わかりやすいナビゲーションがあるか?
    ▶コンテンツの構成は読みやすいか?
    ▶問い合わせや購入のボタンは押しやすいか?
    ▶サイトの表示速度

  • サイトの信頼性
    サイトの情報の信ぴょう性や、セキュリティ対策
    ▶情報は一次資料に基づくものか
    ▶主観と客観の使い分け
    ▶サイト運営者の情報が明記されているか
    ▶プライバシーポリシーが明記されているか
    ▶セキュリティの内容が明記されているか

  • 情報の有用性
    ユーザーの目的達成につながっているか?
    ▶ターゲットユーザーのニーズを把握できているか
    ▶ニーズを踏まえたコンテンツ提供
    ▶行動の指針を示せているか

Web解析の学習方法

Web解析士の資格

ウェブ解析士試験の出題範囲は、ウェブ解析に必要な基礎的な知識を網羅しているため、初心者の方でも安心して学ぶことができる。
上位資格(「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」)もあるので、コンサルタント等で収入を得ようと考えている方は受験してみてもいいかもしれない。
会社から受験を勧められる人も多いようだ。

ただし、デメリットもいくつか。
民間資格なので、独占業務があるわけではない。この資格を持っていなくても就業には何も問題ない。
毎年更新料がかかる。Web業界の性格上変化が速いので、情報がどんどん変わる。このためか、毎年6,000円(+税)の更新料と、講習がある。

ご自身の勤める会社の方向性や
今後コンサルタントとしての独立を考えている人は受験も有用だと思うが、わたしはひとまず受験は目指さず、テキストのみ購入して勉強してみようかと考えている。

kindleなら半額、というか紙なら倍額。
公式サイトからの購入ならPDFになるので、印刷やノートアプリ等活用の幅が広がるかもしれない。



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