今の気持ち。

23歳、女性、新社会人、助産師。私の自己紹介。

 昨年まで学生でした。今年から社会人です。少し前にnote を知り、とりあえず登録をしてみました。自分がなにかを書こうと思っていたわけではありませんが、誰かの何かを読むために。でもなんだか自分の気持ちを書いてみるのもいいかなと思い書いてみました。というより、コロナ禍で、あまり知り合いのいない土地で一人暮らしをしていることに少し寂しくなってきました。誰かに読んでほしいわけではありませんし、少し恥ずかしい気持ちもありますが、この場をお借りして自分の気持ちを整理することで自分も社会の一員として生きている気がするから書いているのだと思います。

 私は新人助産師として今年から病院に勤務しています。新人といってももうすぐ1年です。「もうすぐ下に後輩が入ってくるよ、大丈夫?」と最近よく先輩に言われますが、その度に「こんなんじゃ先輩になんかなれない、やばいな」と思う気持ちと、「これでも自分は毎日必死にやってるんだけどな」という気持ちと、いろんな気持ちが湧いてきて複雑な気分になります。でも自分の努力が足りないことも十分に理解しています。高校生の時からなにがなんでもなってやるという思いで助産師を目指してきました。大学の実習中も、自分はあんな風にもこんな風にもなりたいなと自分の目指す助産師像を見つけてはそこを目指してとにかく勉強しました。勉強がしたくてたまらなかったし、何か使命感のようなものに駆られている感じでした。もともとそんなに勉強ができるわけでもなければ好きなわけでもありません。そんなに競争心も持ち合わせておらず、普通に勉強して友達と遊んでここまできました。でも助産師になると決めてからはとにかく勉強していたように感じます。楽しかったです。でもいざ就職してみると、毎日「仕事」をするのに必死です。就職した病院はとてもいい病院ですし、周りの先輩・同期も本当にいい人ばかりでとても恵まれているなと日々感じます。しかし私は自分が助産師として働けていることに喜びや幸せ、誇りを感じることができていません。それどころか周りから求められるものの高さと自分ができていないことへのギャップにどんよりし、自分の失敗に勝手にへこみ、知識のなさが自信のなさにつながり、たぶんそんな気持ちがすべて態度に出てしまって患者さんと接しているような気がします。助産学生の時に持っていたキラキラした感情も誇りも、気づけば自分の中のどこを探しても見当たらない、そんな感じです。仕事を辞めたいわけではないですし、勉強しなければという思いもありますが、それが行動につながりません。助産師としてどこを目指したらよいのか、その前に一人の人間として何を大切に生きたらよいのかもよくわかりません。でも、だからこの日記をきっかけに、自分は誰かにみられているという思いで、毎日何か少しでも努力始めてみます。




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