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自己学習なんてやりたくない

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

私は社員教育を企画・運営する部門に所属していて、今年は企画を専任で行う担当になりました。

そこで今年の企画を考えている訳ですが、身も蓋もないことを感じています。

正直なところ、自己学習なんてしたくないよねー…

自律的に学習するなんて夢はみないほうがいい

教育部門に所属する人なんてえのは(おっといけない、落語の口調になっちまう)、基本お勉強が好きで、本があれば読むし動画があれば見るし、と、環境さえ整えてあげれば放っておいても動くレアな存在なんですよね。
(もちろん自分で学習の材料を見つけに行くさらに超レアなキャラもいます)

でもほとんどの人にとっては学習の優先順位はそれほど高くありません。
やりなさいと指示されないと動くことはないのです。

なぜ学習してほしいと思うのか

必要でなければ、いくら研修を受けても聞いたそばから抜けていってしまうというのは本当の話。

だから、ご本人が「勉強しなきゃ!」と思うことが大事で、それ以前に勉強させようなんて無理なのではないかと思うことがあります。

環境を整えて準備しておくことしか、私たちにはできないんじゃないかなと。

でも余計なお節介と自覚しつつ、学んでもらうにはどうすればいいかと考えてしまいます。
大仰なようですが、やはり学習の力は大きいはずです。

特に現代のように変化のスピードが速く、変わり方の幅も大きいときは、緩やかな下り坂にいるようなものです。
自転車のペダルを踏み続けていなければ、知らないうちにずるずると後退してしまっているのではないでしょうか。

少なくとも現状維持、できれば少ーしずつでも前進ができればと思うのですがね。

感情をデザインする

「やらなきゃならないなあ」と思わせるのか、「おもしろそう」と思わせるのか、やりたいという気持ちにたどり着くまでは、さまざまな感情の波があります。

どのような気持ちを起こさせて、学習しようという思いにつなげるのか。
材料さえあればやってもらえるはずという性善説は捨てて、心理戦を仕掛けていこうとしています。

そのためには私たちも、認知バイアスや行動経済学といったものを学んで、それらをベースにしたプロモーション、気になるタイトル、見やすい資料などで受講者の気持ちを釣り上げていかなければなりません。

ああ、学ばなければならないことがいっぱい!

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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