見出し画像

ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル8月号感想②】独立・起業・副業に効く!CFP®︎・AFP資格②

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル8月号についての感想です。

今号の特集は「独立・起業・副業に効く!CFP®︎・AFP資格年」です。
PART2の「メンターからのアドバイスで考える私の『独立・起業・副業への道』」について数回にわけて感想を書いていきます。

ケース1 若い世代のキャリアプランと独立・起業

まず最初に「このまま働き続けられるか疑問があり、独立を考えるようになった」とあるので、とにかく会社を辞めたい気持ちが強いのではないかと感じました。

若い世代向けに金融経済教育を行いたい、という志は立派だと思いますが、それは独立しなければできないことか?という点に疑問を感じました。
ちょっと後付けというか、言い訳ぽいなと。

私の邪推が当たっていたとしたら、独立だけではなく、自分がやりたいことに近づけそうなFP会社に転職することも視野に入れるといいのではないかと思います。

28歳という年齢では最短距離を行くのが効率的と考えるかもしれませんが、教育や相談といった分野では経験による説得力も大きな要素だったりします。
転職の前後で感じたことは自分だけの持ちネタになり得ますし、人脈を広げるにも役立つと思います。

ケース2 専業主婦からの起業・副業

「家でできる仕事」とか「子どもの手が離れたら」というのは主婦の方が惹かれるワードですが、勤め人よりも何倍も何十倍も大変だと思うので私だったら、いきなりの起業は決しておすすめしません。

とにかく業界に就職するか、ボランティアするか、SNS等で発信するか、なんらかの行動を今すぐ起こすべきだと思います。

私は娘が小学校にあがってからの方が大変でした。
学童やPTAの役員はあるし、娘はすぐ教室から脱走して迎えを要請されるし。
中学では保健室登校になり、スクールカウンセリングを受けに日参したし。
大学も専門学校も中退して発達障害の診断を受け、支援プログラムを受けたり。

お子さんによっては年齢があがっても楽にはならないケースもあるのです。

勤め人であれば休んでも業務は回っていきますが、自営だと休むにしても代替策を立てなければならないなどとても大変であることが予想されます。

第一歩は会社勤務でペースを掴み、業務を知り、人脈を得るのが却って楽なのではないかと、これは自分の経験から感じます。

いきなり独立?

自分が古い考え方なのではないかととても心配になりますが、勤め人として勉強させてもらうのはとても有効だと思うのです。

特にFP業務は資格を取って終わりではなく、日々勉強しないとやっていくことができないため、今回のケースのようなほわんとした状況では危険だなーと感じてしまったのが正直なところです。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

よろしければサポートをお願いいたします!いただいたサポートは書籍の購入費として使わせていただきます。