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ファイナンシャルプランナー(FP)が読む冊子【FPジャーナル4月号感想⑤】大人のための金融経済教育

nicoと申します。

よかったら下記からプロフィール記事も読んでやってください。

日本FP協会より届くFPジャーナル4月号についての感想続きです。

今号の特集は「FPとしてどう取り組むか……大人のための金融経済教育」です。
第2部の「FP実務を通じて行う大人への金融経済教育のヒント セミナーなどで周知していきたい金融経済行動の重大ポイント」についての感想の続きです。

家計管理 ー 年間の収支管理と決済手段の見直しも

個人バランスシート作成のすすめ

年間の収支管理ということでは、個人バランスシートの作成がおすすめです。
家計簿をきちんとつけなくても、ざっくりお金の動きがわかります。

預貯金、投資、保険の解約返戻金、退職金など、今すべて現金化したとして合計した金額を「資産の部」、住宅含めたローンや奨学金など返済残額を「負債の部」、資産から負債を差し引いた額を「純資産の部」とします。

少なくとも1年に1度、純資産の増減をみれば使いすぎていないかのチェックになると思います。

節約を思い詰めすぎない

家計管理というと節約がまず思い浮かびますが、労多くして功少なしとなることがあるので注意が必要です。

それよりもまず、光熱費や、生命保険、火災や自動車保険などの各種契約や、サブスクリプションの見直しをすべきでしょう。
見直して月々の支払いが削減されたら、毎月続くので日々の節約よりも断然効果が大きいです。

お金の色分け

記事内でお金を使い道・時期別に色分けしましょうという記載がありましたが、家計というよりライフプランか、次項目の資産形成寄りの考え方かなと感じました。

金融取引と資産形成 ー 目標に向けて適した商品を選択

動画からしか知識を得る場がない

動画での極端な言説を鵜呑みにしてしまう方が少なからずいることを危惧していますが、その原因はやはり、そこにしか知識を得る場所がないこと、だと思っています。

何か調べるときはまずSNSを使う人が増えています。
しかしSNS上ではアクセス数を得るために強く極端な表現になりがちです。
そのことを他の情報に触れていない人は気づけない、というのが怖いことだと思うのです。

自分にとってどうなのか

FPに頼りきりになることも違うだろうと私は感じていて、最善はFPの力を借りながら自分で判断することだろうと思っています。

そのためにはなるべく多くの情報に触れてほしい。
なるべく多くの人が、それぞれの立場からさまざまな情報を発信していくことが大事なのだなあと感じました。

お読みいただきありがとうございました。
ではでは。

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