二回目に紹介するのは山形県の「花笠まつり」です。

「花笠まつり」は花笠音頭に合わせ、華やかな衣装に身を包んだ踊り子の皆さんが、県花である「紅花」で飾られた笠を用いて可憐な踊りを披露します。

「花笠音頭」というのは、明治・大正時代に同県の山村地方で歌われていた「土突き唄」が元になっていて、それを尾花沢という所の郊外での灌漑用のため池工事の作業の際に歌われた作業歌に「渡り土方」の歌う船形節や八木節が合わさってできたものだと言われているそうです。また、現在のように伴奏の入ったスタイルになったのは昭和の初めころからだそうです。

「花笠まつり」での掛け声は「ヤツショ、マカショ」だそうですが、これは先にも書いた土突きの掛け声や民謡「酒田舟方節」の中の囃子言葉を取り入れたという説があるそうです。

華やかな衣装で紅花が施された可愛らしい笠を用いた踊り手の皆さんの魅力的なパフォーマンスに注目です！

ついに六魂祭一週間をきりましたね！私もペースは遅いのですが、本番当日までの間にそれぞれの県のお祭りに関する投稿をしていきたいと思います！

◎下記ＵＲＬは今回文章やイラスト作成の際、参考にさせていただいたＷｅｂサイトのものです。

http://www.hanagasa.jp/index.html

◎東北六魂祭ＨＰ

http://www.rokkon.jp/index.html