『ゲラゲラのゲラによろしく』稽古日記#3

体育館で少年たちがドッチボールをやっていて、稽古場の前からそれがたま見えるので、決勝で当たるライバル校の様で見ている。
「今の球、俺だったらキャッチできたけど。ってね。」

以下日記です。よいしょ!

・木乃江さんが、古代ローマの騎士みたいな目出し帽を被ってきた。
僕自信、エルデンリングとかでしか見たことがなかったので斬新だった。
あとこれは口にしていなくて、帰りしなに江原くんがその例えを出して、はしゃいでいたが、俺の方が先に思いついていたので、この例えは俺のものである。

・本日より、髙畑さん合流。圧巻でした。本当に良い音である。芝居が一気に立ち上がる感覚がたまらない。もう本当に前半部はやらなくていい。髙畑さんがにこにこしていると嬉しい。
読み合わせ中に尾形さんとのやりとりで何も説明してないの思い出して、一回止めようかと思ったが、流れ切りたくなくて信じてみたら、一発で、文字だけ読んで合わせて頂いた。
感謝と同時に自分の名采配ぶりに興奮した。

・僕は素人なので毎回、プロント、プロップ、プロットがごっちゃになり、どれが美味しいコーヒー屋さんで、どれがセリフを代わりに読んでくれる人を指すのか、分からなくなる。

・本日、四柳のプロントを近藤さんにお願いした。
近藤さんの役所が、ずっと下手に1人でいて、あまり人と接しない役で、上手側の6人と一気に喋る四柳のシーンをやっていただいたのだが、シーンが終わったら「いやー、楽しいね!ここ楽しいよ!」と言って下さって、嬉しかったと同時に、寂しい思いをさせてたんだなと思い、申し訳ないなと思った。


・てっぺいが、上戸(じょうご)と言う役なのだが、自分の名前を言うシーンでちゃんと、ジョージと噛んでいて、結構ちゃんとしなきゃいけないシーンだったので、てっぺいも苦笑いだったのだが、ジョージって良い噛みかただなと思った。
そうでもないか。2度と噛まないでほしい。

・田仲マイケルが作ったフライヤーが、とても素敵だったので、盛り上がっていたら、急に木乃江さんが「ねえ、マイケルさんって、もしかしたら私の親戚かも」と言ったので「え!?本当ですか?」と皆で食いついたら「うん!だって私も本名、田仲だもん。」と言っていて、もしかしたらの範囲広すぎない?と思ったが、黙っていた。

・毎回笑ってしまうと、舞台で通用するのか、身内ウケなのかの判断がわからなくなる。
そのため、初めて参加していただく方が、最初に笑うかどうかで判断する。
だが、基本的ににこにこちゃんが好きと言って下さってる方に出演いただいてるので、もう何もわからない。

・僕と尾形さんと四柳と近藤さんが大きい。
特に僕と尾形さんが大きい。
出来たらあまり並びたく無い。

・45分くらいあると思っていた前半22ページの台本が30分も無いんじゃ無いかと思って、タイム測ってる増山に時間をちゃんと聞かないようにして現実から目を逸らしている

こっから一気に完成に向かう。
もう年末。また誕生日が近い。
もう歳とりたく無い。

東京にこにこちゃん
『ゲラゲラのゲラによろしく』

https://onl.bz/7LmbQsq

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