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暮らすように旅をする、波照間島での備忘録

「SNSであがっている写真と実物が本当に変わらないくらい、本当に海が青くて綺麗」「色々な海を見てきたけど、ダントツで綺麗」と、ことあるごとに、波照間島の海の魅力を話してくれていた彼。

「そこまで言うなら絶対に行きたい!」と、八重山諸島での旅前半はガッツリ波照間島に滞在することに。

石垣島の離島ターミナルから波照間島まで、約1時間半(高速船だと1時間ほど)。「とにかく酔う」と有名なフェリーにかなり怯えながら、酔い止めとスッパイマン(小さい時から、車酔いの時は梅を食べるように言われていた名残)を完備して、いざ!

た、確かに揺れる・・・と思いきや、船酔いは全くしませんでした。個人差はもちろんあると思いますが、車やバスの乗り物に酔いやすい私でも、奇跡的に全く酔わず(天候と風の有無にもよるみたいですが)。気持ちよく、波照間島に到着できました。

波照間島に到着後、まずは防波堤&ビーチへ!
海がとにかく青い!確かに、写真で見ていたものと同じ青さ。なんとも表現できない色味の青は、確かに「波照間ブルー」の名前がぴったり。すでに泳いでいる人、砂浜でぼ〜っとしている人、みんなが思い思いに過ごす様子を見て、私自身も肩の力がふ〜っと抜けるような感覚がありました。

これぞ!白い砂浜と波照間ブルー。

波照間島滞在中、3日間は「ハウス美波」さんへ。
ハウス美波さんのおかあさんから島でのお話や、島に来る前のお話を色々お伺いできてなんだか親近感。とっても素敵な、チャーミングな方でした。
お部屋は独立した建物になっており、キッチンやシャワー、トイレはプライベート空間になっています。これはとてもありがたい。
+お米をいただけるので、滞在中は何度かごはんを作りました。近くの売店で野菜やスパム、卵を買い、お隣に滞在していた方に玉ねぎをお裾分けいただき(こういう物々交換、別府にいた頃を思い出す…)、ご飯を炊いたら立派な食卓の完成。

暮らす感覚で、滞在できるのも良い。

暮らすように旅をすることが好きな私なので、現地の売店で気になったものを買って調理する、その時間がとにかく幸せでした。


残りの2日は、ハウス美波から少し離れたところにある「はこな旅館」へ。
島出身で、築地にいたこともあるというご主人が切り盛りされています。
とにかく綺麗なお部屋、お手洗いのインテリアも素敵でした。はこな旅館では朝ごはん付きなのですが、これが絶品…!彩も美しいし、お野菜たっぷり。連日夜ごはんを外に食べに行っていた私にとっては嬉しい、身体に優しい朝ごはんでした。

はこな旅館、1日目の朝ごはん。
2日目の朝ごはん。お野菜たっぷり!


さて、島ではどのように過ごしていたかと言うと…
丸1日は、自転車を借りて島を一周。舗装された道なので、自転車はスイスイ。サトウキビ畑の間を走りながら、途中にいるヤギや牛に癒されて。2時間ほどで、島を回ることができます。

畑の真ん中に、ぽつんと自動販売機。
ヤギさんや牛さんがいろんなところにいます。

残りの数日間は、のんびりニシ浜へ。
波照間ブルーを眺めながら本を読んだりぼーっとしたり。他の観光できている方と少しお話をしたり。2時間ほどシュノーケルセットをレンタルして、魚と泳ぐことも楽しめました(私は会えていないけれど、ウミガメもいるそう)。

防波堤からの夕陽は、壮大。

1日を通して、天気が変わりやすい波照間島。
スカッと晴れる空は結構レアで(4月下旬)、大体が少し曇っています。でも、そのくらいの太陽がちょうどいい。曇っていても、海は常に波照間ブルーです。いつ訪れても波照間ブルーが迎えてくれる、そんな安心感があるビーチでした。

波照間島は、想像よりも便利な島でした。
島には、売店が4つほどありどこでも飲み物から食べ物、日用品が売っています(島でとれたトマトを見つけたら是非買って欲しい…!ぎゅっと身が詰まっていて、甘くて美味しいです)。島でとれた野菜などは安いのですが、飲み物や食べ物は、フェリーで運んでくるからなのか、少し高めな印象でした。

売店では、卵をバラ売りもしてくれます。
パンもあるので小腹も満たせる。
波照間島で作っている泡波。
トマトをパクッと、おつまみに。

売店だけではなく、飲食店もたくさんあります(とはいえ予約は必須)。
ごはんやさんは、次回にたっぷりまとめようっと。

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