【3分(くらい)で読めるミニコラム】SDGs基礎のキ~全体編~
こんにちは!西川コミュニケーションズSDGs広報チーム”つつつ”です!
これまでの記事では、社内の取り組みを中心にお伝えしてきましたが、ふと、SDGsの基礎をお伝えすることも大切なのでは…?!と思い立ち、新しく「SDGsの基礎のキ」コーナーをはじめます。(更新は不定期)
社内で集めたアンケートで「短い文章がよい!」という意見もありましたので、3分(くらい)で読めるライトな内容でお送りします!初回は「SDGsって何の略?」など”基礎のキ”からスタートです!
SDGsって何の略?
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)です! 発音はSDGs(エス・ディー・ジーズ)。 「SDGs」の最後のsが小さい理由は複数あるゴール=Goalの複数形のGoals(ゴールズ)で、複数形のsだったんですね!
ゴールはいくつ?
17個です!
ターゲットってなに?いくつ?
17個のゴールそれぞれに設定されているもので、全部で169個あります。各目標の具体的な課題の達成内容について書いてあり、例えばゴール1の場合、1.1、1.2…となっています。一部のゴールにアルファベット(例えば1.a)もあり、アルファベットの項目には手段や措置について書かれています。
指標っていうのもあるの??
232個の指標があります(重複するものも含まれています)。SDGsはゴール、ターゲット、指標の順番で詳細に設定されているのですが、国連で策定された経緯からも分かるようにグローバルな指標であって、日本の現状から考えると当てはまらないものも多々あります。指標のうち、約40%は日本から報告が可能である見込み (2017年6月時点)※1
日本ではローカル指標や優先政策に関する独自の指標を用いて、進捗を把握することとされています。※2
それぞれのゴール、実は正式名称が!
ゴール1は「貧困をなくそう」と略名がつけられていますが、正式には「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」となっていて、私たちがよく目にするSDGsの各ゴールのマークと一緒に使われている言葉は簡易のキャッチコピーのようなものです。
短い方が覚えやすくていいじゃん!とも思えますが…こんな例もあります。
ゴール8は「働きがいも 経済成長も」とありますが、正式には「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」で、”働きがい”とはどのような人を対象にしていて、どのようなものを指すのか具体的な説明も含まれていて、読んでみるとゴールに対する印象が変わるかと思います。ぜひ、一度すべてのゴールを見比べてみてください。
あーーー!いっぱいあって覚えられない…
17個、169個、232個…!そんなすべて覚えられない…はい、そうですよね!まずはゴールのみ優先して押さえましょう!とはいえ17個でも多い…という方は5Pまたはウエディングケーキモデルの考え方でまとめると分かりやすいですよ!
●5Pとは
People 【人間】、Prosperity【繁栄】、Planet【地球】、Peace【平和】、Partnership【パートナーシップ】の5つのPをまとめた表現。2030アジェンダ※3の冒頭にも記載があります。
●SDGsウェディングケーキモデルとは
SDGsの目標17をウェディングケーキに見立てたもので、3つの階層「経済圏」「社会圏」「生物圏」で構成されています。簡単に言うとSDGsは経済・社会・環境の3つで成り立っていて、それぞれのバランスが重要であるということですね。
すでに知ってるよ!という内容ばかりだったかもしれませんが、今回はSDGsの基礎中の基礎をお送りしました!次回のミニコラムでは17個のゴールについて1つずつ解説していきたいと思います。発信は不定期です!お楽しみに!
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