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インフォームドコンセント

 医師と患者の間には何やら格差があるようです。儒教的師弟関係、父兄関係、上下関係。ヒトの脳はこのような複雑な関係を理解する能力があり、それは瞬時にイメージができます。この社会的身分とでもいうのでしょうか、ヒエラルキーはチンパンジーの社会にもございます。上級国民ならぬ上級チンパンジー、下級国民ならぬ下級チンパンジー。
 
 ヒトの社会は社会的利益、チンパンジーの社会は生物学的利益。社会的利益は大半は恩恵となり、生物学的利益は子孫繁栄です。
 ヒトの上級国民は社会システム上の利益を得る、その中で権威の力があらゆる場面で下級国民を蝕みます。もちろん、生物学的恩恵も受けていると思いますが、それは結果よりもプロセスの恩恵が多いのかなと。
 
 自分の作ったテリトリーは他の生物に許可を得ているわけではありません。テリトリーに入ってきた生物を威嚇や攻撃をして外に追い出します。周知をせずに陣地を囲い、自分の世界を作っているのです。
 このやり取りもインフォームドコンセントが必要な気がしますが、他者を思いやる領域にはまだ達していません。

 オス社会、メス社会。染色体を見てみますとメスのX染色体、オスのY染色体。メスがXX、オスがXY。んん、オスの中にメスがいます。なるほど、オスが暴力性、攻撃性、身体的優位性を得た理由がわかります。例えば、メスと喧嘩をしているオスを見てみます。XX染色体から攻撃をくらい、オスは内部からX染色体の攻撃も喰らっています。Y染色体が頑張っています。3:1のこの攻防はオスにとって不利です。この不利な状況を打破するために、内部からの攻撃まで対応するために身体を鍛えたのでしょう。
 この自己防衛的進化は功を奏しているようです。しかし、社会的思考がついに反撃に出てきました。多様性を始めとした社会文化的外圧がオスを抑圧しています。Y染色体の勢力を削ぎ始めているのです。

 さて、格差を始めとした不平等是正には染色体同士が手を取り合い、お互いの補完的関係を維持して、常に情報の共有が必須です。何事にも対立は付きものですが、生物学的要因を社会文化的要因で解決をするヒトは大変素晴らしい生物だと思います。

バナナを購入したいと思います。メロンも食べてみたいです。