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2024/2/10 暗号通貨チャート分析(BTC,ETH)

ビットコイン(BTC)

ビットコインは昨夜さらに上げてきました。
0.786ラインも突破し、本格的に全値戻し、50000ドル突破を目指す勢いです。
しかし、ここから上昇に乗るのは非常に危険ですので、絶対にやめてください。
2023年12月やETF承認前の値動きをみてみると分かるのですが、勢いの上昇を記録した直後には必ずそれと同等、もしくは上昇の勢い以上の下落が起きています。
特に今回のBTC上昇の要因はETHの好ニュース連れ上げや春節アノマリーによるものが大きいです。
各ニュースサイトやSNSを見てみても今回のBTC上昇の理由付けにはその程度の説明しかされておらず、相場の過剰な興奮によって作られたプチバブル相場だと考えることができます。
これだけ過剰な上昇の後には、それに匹敵する急落が起きる可能性が非常に高いと考えています。
今後も値を上げる可能性はありますが、この上昇がどこまで続くか予想することは難しいです。
テクニカルで見ると、逆三尊のセオリーから前回高値まで上昇する可能性はあります。
しかし、その後50000ドルを簡単に抜けてくるかというと私は懐疑的に考えます。
RSIも70を超えていますので、これ以上の上昇の根拠は一切ありませんが、そのような状態でも上げてくるのがバブル相場のビットコインです。
下げてくるとしたら、フィボナッチの半値で止まることができるか、それとも全値落ちるか、40000ドルすら割ってくるか、これも予想は困難です。
根拠なき相場で値動きを予想することは不可能です。
ただし今後非常に高い確率で急落がやってくると思っています。
市場の雰囲気を見ても一気に過熱を超えて熱狂の感を帯びてきました。
いつまでどこまで上がるか、いつどこまで下がるかも不透明な状況で新しく取引を始めることはお勧めできません。
短期目線のポジションや現物を持っている方は、利確を考えてもよいでしょう。

イーサリアム(ETH)

イーサリアムも上昇してきましたが、BTCに比べると堅実な上昇であるように感じます。
ニュースの材料も十分に好ましいものがそろっています。
BTCが急落するのがいつかわかりませんが、そのタイミングではETHも一緒に落ちてくるでしょう。
しかし、落ち幅はBTCと比較すると限定的になるのではないかと考えています。
ETHもこれから入るのは危険ですが、今後の値動きに注目しつつ、底固めを確認出来たら現物やロングで入るのはおすすめです。
上値余地もBTCより大きいと考えています。


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