専門職大学の開校にあわせて、学生を新庄市中心部のリノベした家に住まわせようと言う話し。

乗っかりたい、空き家を活用しようという気持ちもわかる。ただ、何もこの街に限ったものではないが、手段が目的になっていないのか気になってしまう。
そもそも地元の人すら立ち寄ろうと思う魅力がない中心部に、どうして若者を住まわせようとなるのか。
遊びたい盛りなら早々に郊外あるいは域外へ繰り出して、寝るために帰ってくるだけという生活も想像に難くない。
むしろイス1グランプリのように、何もないことを逆手に利用する方が良いのではないかと思ったりもする。

もっともこれの本質は、県庁のトップダウンで事が突き進み、現場が振り回されている点にある。高規格道路で直結したとは言え、現場との距離感は依然かなりのものがあるのではなかろうか。県農林業の担い手を育成する最前線こと新庄市に、ぜひ率先して移住してもらいたいものである。