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新作について解説してみた

今回はこの間公開した動画『羊毛フェルトで作った魚を室内に泳がせてみた』について解説していきたいと思います。

①作った経緯

まず使った経緯ですが、シンプルに羊毛フェルトで作った作品を動画にしたいからです。

以前から寿司やサイコロといった物を羊毛フェルトで作っていましたが、しばらく動画にしていなかったので、久々に映像制作したいと思いました。

私は赤い魚を作ってみて、『室内で泳いでいる魚を見てみたい!』と思い撮影を始めました。

②撮影時に注意したこと

撮影は自宅の一室で行いました。周りに余計な物がないよう注意しながら撮影をしました。

撮影時は"タンク"と言う撮影したい物を固定したり浮かせたりする際に使用する機具です。羊毛フェルトという素材であるため接着しても時間の経過で剥がれる恐れがあります。そこで、まち針を使って羊毛フェルトの素材を固定しました。

実際に撮影した状態

針の頂点が映らないギリギリのところまで差し込み安定させました。

タンクをズラしながら撮影を行いました。
しかし、これだと真っ直ぐ進んでしまうので、魚のゆらゆら感が出すため、まち針を軸に角度を入れていました。そうする事で真っ直ぐ移動しているように見えなくなりました。

③素材の切り抜き作業

素材の切り抜きはPhotoshopで行いました。
ペンツールで魚の周囲をしっかり型取り、ぼやけを付けて背景との一体感を出させました。
切り抜いた素材はAfterEffectsに読み込み、合成しました。

切り抜いた素材を合成させた状態

④本編とオマケ動画

今回は素材を切り取るバレ消しを紹介するため、オマケ動画を入れました。
本編より長い尺となります。どのように浮いているのかが映像で分かります。

本編はテーブルに魚の影をつけたり、室内を水槽に見立てるようAfterEffectsのエフェクトで全体的に青く染めました。魚をハッキリ見せるために微調整して見やすくしました。

本編のワンカット


以上で解説を終えたいと思います。
今後のショートショートの映像作品を公開していく予定です。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

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