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犬のワクチン接種

犬のお子さんがいらっしゃる方は、今まさにワクチン接種のシーズンですね。SNSにもその様な投稿がちらほら見られています。

つむぎをお迎えした後、最初の大事な任務のひとつは狂犬病ワクチンを受けて、役所へ登録する事だったかと思います。兎に角、近くの動物病院をネットで検索して、ワクチン注射を終える事だけで、精一杯でした。

初めの頃は、お散歩も出来ないので、使い方がよく分からないまま、何となくスリングに入ってもらい(脚ピンしたまま)病院に連れていきました。懐かしい思い出です。

なんとなく誰かに言われて対応しているワクチンですが、本当にそれで良いのかと考える様になり、既にご紹介済みの『しっぽの願い』を読んでみたり、インターネットで検索しているうちに、毎年ルーティンの様にワクチンを打つのを一旦見直してみようと思いました。

犬のワクチンと言っても、『狂犬病ワクチン』と『混合ワクチン』の2種類があります。
狂犬病ワクチンは、年に一度接種させる義務があります。一方で、混合ワクチンについては任意です。 

狂犬病ワクチンについては、『狂犬病予防法』によって年に1度の接種が義務付けられている為、獣医師による判断に基づいた猶予証明が無いと、免除にはならない様です。

現在つむぎは真菌の薬を塗布しており、強い薬なので、良くなるまでは、ワクチン接種は不可と言われていても、それは猶予証明を出す理由にはなりませんでした。今年についてもタイミングを見て、接種予定です。

一方、混合ワクチンは、任意のワクチンではありますが、様々な感染病を避けるために、住んでいる場所などによって、10種とか6種などの混合ワクチンを勧められます。つむぎの場合、10種→6種→6種と受けて来ました。

ワクチンには、コアワクチン(ジステンパー、犬アデノウイルス、犬パルボウイルス感染症
)と、ノンコアワクチン(犬パラインフルエンザ、犬インフルエンザ、犬ボルデテラ感染症及び犬レプトスピラ症など)に分類されます。抗体価検査は、コアワクチンに関する抗体があるかどうか調べるものですので、ノンコアワクチンの抗体価検査はありません。

今年は、コアワクチンの抗体価検査を受けた結果、3つの項目全てで、『高』抗体価の評価を受けましたので、一旦、混合ワクチンはおやすみしようと思います。  

(注意)ワクチン接種を受けてない間は、変異ウイルスも当然ながら出てくるわけで、そういったウイルスから感染するリスクは高まることを付け加えます。

抗体価検査の結果


ぼやき: 狂犬病は、英語ではrabiesと言います。Dog’s Crazy Deseaseとか、Crazy Dog Deseaseとかでは有りません。また、感染経路についても、ウイルスを保有する動物なら犬でも猫でもコウモリでも感染経路になり得るのです。愛犬家としては先ず、その名前を変えて欲しいと思うのです…。

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