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犬のBARF(生肉食)について②

さてさて、前回の記事で、犬のお子さんの体重をベースに食事量を計算し、配分も決まりました。

今回は、どんな肉や野菜を用意すれば良いのかについてです。つむぎの生肉食生活を始めるにあたり、どこで何を買えば良いのか取っ掛かりが全く無く、頭の中が真っ白になりました。先輩日本テリアオーナーさんに色々アドバイスをもらいながら少しずつ学びました。

今回の説明は、あくまで、小型犬であるつむぎの場合です。単に一例に過ぎません。

肉の種類としては、馬、鹿、羊、鶏、牛を使っています。なるべくホルモン剤などを使っていなさそうなものを選んでいます。

また、馬や鹿肉はスーパーでなかなか見かけないので、オンラインで購入する事が多いです。犬用のショップである必要はありませんが、犬用のショップの方があらかじめ犬が食べやすい処理がしてあったり、骨であれば、小型犬でも食べられる硬さなのか等の説明があり選びやすいと思います。

筋肉
先ず、『筋肉』が何かよく分かりませんでした…。これは、いわゆる、肉そのものです。牛であれば、我々が良く口にする赤身です。主に、馬、鹿、羊の筋肉でローテーションしています。牛は高価だし、鶏は我が家の仕入れ先ショップで取り扱いがないのでローテーションには入っていません。

脂肪
馬や鹿は赤身に含まれている脂肪が比較的少ないです。脂肪は少なければ良いと言うものでもありません。良質な脂肪をしっかり摂ってエネルギー源にしてもらいたい所です。脂を足すことによって、肉のサシを増やすイメージです。


胃は、胃の中に残された、グリーントライプなど、胃の内容物では無く、胃、そのものです。ミノやハチノスと表現すると分かりやすいでしょうか。たまに加熱済みのものも販売されているのですが、非加熱のものを選びます。

内臓
肝臓、腎臓、心臓、脾臓、肺などですが、特に、肝臓(レバー)は重要ですので、内臓の配分の内、3割は肝臓を入れます。犬は内臓からビタミンなど大切な栄養素を摂取しています。

肉付きの骨
肉がほどよく付いている骨を選びます。硬い骨と柔らかい骨の半々にします。我が家では、ラムの肋骨と鶏ガラを使っています。骨は加熱すると収縮性が失われて内臓を痛める可能性があるので、必ず生のまま与えて下さい。

野菜と果物
野菜は、季節の野菜を選び、細かく切って火を通してから冷凍しています。果物は、ペースト状にして混ぜて食べさせています。野菜は茹でて冷凍すると栄養価が無くなるので意味がないと言う見方もありますが、現状は、このやり方で一旦落ち着いています。

注意点
配分は1週間で大体バランスが取れればオッケーですが、骨は毎回お皿に入れてください(ウンチが固まります)。

お肉のサイズ
お肉や骨の種類が分かった所で、次に悩むのが購入する時と、食べる時のお肉の大きさです。ある程度サイズがあった方が良いのか、プチダイスが良いのか、ミンチが良いのかなど悩みました。

鮮度の維持と言う観点では、理想はブロックで購入し、半解凍して自分で好みのサイズに切ってあげるです。ミンチだと、元々の肉の鮮度や質が分かり難い上に、解凍して小分けにする作業が難しいので、個人的には避けています。

使いやすいのはプチダイスです。冷凍したまま、直ぐに小分けに出来るので扱いがとても楽です。更に、つむぎは、細かく切ってある方が食べやすそうにしています。

犬のお子さんの好みもあると思いますので、色々試してその子にあったサイズ感を探してみてください。

地鶏の鶏ガラひとつ150円
キッチンバサミでチョキチョキして
平たく入れるのが解凍時間短縮のコツ
牛のトライプ。人間には少し⁈臭いです。
こちらも小さく切ったら平たくして冷凍保存



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