見出し画像

将棋と競馬の共通点とそれを根底にした馬券論

どうもニフです。先日ディアプルドッスンさん主催の大会で優勝させて頂きました。前々回も確か15位(一週分欠席)とまずまずな結果でしたので人によってはこの人凄い人?って思ってるかもしれませんが敗因あるにせよ昨年回収率が60%で爆負けしております。そんな人の戯言なので話半分に聞いてください。
タイトルの通り将棋と競馬をテーマにしていますが「おいおいニフ寝言は寝て言え競馬はギャンブルで将棋は頭脳ゲームだろ。そもそもなんで将棋なんだ」と思うかもしれません。
前者に関しては意外や意外かなり共通点があるんですよ!そして後者に関しては実は私ニフはかなりの将棋愛好家でして大体アマチュア四段の棋力です。
人にこの話をすると「四段!プロにならないのですか?」と言われる事がそこそこあるのですがプロとは天と地の差があるんですよ。
実はプロの四段とアマの四段は全く違うもので将棋には奨励会という競馬学校みたいなものがあるのですがそこには六級から三段まで在籍していて毎年三段の中から上二人が四段(プロ)になれるというシステムなんですよ。
「え?6級ってそんな初心者も入れる所なんけ」と思ったら駄目ですよ。大体6級に入れる人はアマ五段相当と言われており私が相手したらけちょんけちょんにされてしまいます。そりゃ全国から集められたエリート小学生、中学生が最初に入る階級ですからね。初めから土台が違うというわけですよ。
話を戻しましてじゃあその共通点とやらはなんなんだと言う前に皆さん最近の将棋ソフトをご存じでしょうか?昔はファミコンの内藤九段将棋秘伝が割と手強いと話題になっていてその認識で止まっている方もいらっしゃるかもしれませんが今のソフトは凄いですよ。今はどうか知りませんが飛行機の機体制御に使う最適化技術を使って膨大なデータからそれぞれの駒の価値、玉の固さ、位置関係の総合的な評価を導き出しているとの事ですからもはやプロが逆立ちしても勝てない領域至ってしまいました。ここでおや?っと思った方は鋭いです。そうです。競馬にもAIがありますよね。これも近走のパフォーマンス、上積みやコース適性、血統、オッズ等を組み合わせて総合的に順位を予想していますよね。(少し前に世間を騒がしたAIゆまはどうやらオッズ変動だけで出してたようですけど)。
「いやいやニフ。馬はその日によって強さが変わるでないか」とおっしゃるかもしれませんが将棋の駒も実は場所や状況によって強さが変わるんですよ。例えば歩がありますよね?歩は相手の三段目に侵入できれば成れる。俗に言う成金ですね。この歩が初期位置。しかも香車の前の歩なのと相手の四段目、しかもど真ん中の筋にある歩が同価値な訳ありませんよね?
しかし、競馬には血統がある!これに相当するものはないじゃないか!とですが実はそれも似たような概念があります。それは「捌き」です。振り飛車でよく出てくる考え方で言語化が非常に難しいのですが相手が駒を前進させて圧力をかけている中僅かな隙を見て一閃!という感じです。
何が1番似ていると思うかと言うと前述の通り非常に感覚的で浅く捉えることもできれば深く掘っていけば底がないんですよね。しかし複雑に様々なファクターが入り乱れているだけで間違いなく答えはそこにあるんですよ。もし神様に捌きを完全に理解できるようにして頂ければ誰にも負けない存在になれる。それほどの概念です。
まあ自分は居飛車党なんですけどね笑。
また機会があれば他の共通点も述べますがひとまずここまでにして人によってはこれだけ見たかったのに何よう分からん話をしとんだよと思っていたかもしれません。
私の馬券論について少しお話できればなと思います。やっぱり皆さんそれぞれの馬の評価に悩んでいるのではないかなと思います。時計や上がり、当日の馬場をメインで予想した時もありましたが結局相手関係を考える事が1番楽で確実だと思いました。ダートなら割と時計と上がりだけ見て買ってたら当たるんですがね。芝は日によってどんな馬でも止まらない!みたいな馬場になったり逆に早歩きでもう息切れっすかみたいな重い馬場なるせいかアテにならないんですよね。ダートの条件戦は時計と上がりベースがいいんで違うんですけど芝はこの方法で間違いないです。具体的にはその馬が前走どのクラスでどれくらい着差を開いたかあるいは離されたか。それだけでニフ位の馬の強さの見立てはできる筈です。
まずは前走クラス。格上挑戦は厳しく見ましょう。0.0〜0.1差は基本消しです。0.2差位からワンチャンあるかも吟味しなきゃという感じです。 問題の同級ですが、3グループA,B,Cに分けるのが基本です。Aは近走0.0〜0.2秒の馬、Bは近走0.3〜0.5秒の馬、Cは近走0.6〜の馬です。Cは基本消しです。そんな馬が来ると仮定すると点数が莫大になるので来ない事をお祈りです。ただ、もちろん基準を複数満たしたか満たしていないかには紛れもなく差があります。しかし、穴というのは後者から来るのが殆どです。
こういう馬は大きく3タイプに分けられます。1つ目はムラ馬、2つ目は俗に言う専用機、3つ目は相手や展開に極端に恵まれただけの馬です。このどれかを見極める事がほぼ全てになります。後は来てくれるかどうかだけ。シンプルでしょ。
例として来週の門司ステークスで予想してみます
格上挑戦 デリカダ、スマートサニー
Aペースセッティング、フルヴォート
スレイマン、ロッシュローブ
Bトウセツ、ブリッツファング
 メイショウドヒョウ
スマートサニーは0.3差だがアイブランコは脚を余しまくり。前々走もヴィヴラフォンに完敗。ヴィヴラフォンは次走地方交流重賞で勝ってるけどメンツもスレイマン以下かつ斤量恩恵がでかかった。まあ足りないと思う。基本通り軽視。
ペースセッティング、フルヴォートはAの中で上位か。ペースセッティングの100m延長をどう見るか。スレイマンもロッシュローブもムラ馬評価。斤量の分スレイマンか。Bからは人気気味だがトウセツはAよりの評価。ブリッツは席がない。メイショウは2走大敗。経験的にはまず来ない。ただ妙味はかなりある。よって印は
◎フルヴォート
○ペースセッティング
▲スレイマン
△ロッシュローブ
△トウセツ
注メイショウドヒョウ
こんな感じの予想スタイル
後は人気、バイアス、枠よね
ついでに買い方は◎○が信頼できるなら2頭軸。
○を疑うなら◎→▲,△とかはどうだろうか。
まあ結局買い方なんよ。最近注目してる競馬YouTuberは3レースに2レースは3頭の注目馬から2頭が馬券内に来ているがその3頭のワイドBOXだけ買い続けても下手したらガミると思う。変に穴馬を探すのではなく買い方に自分の思想、予想を盛り込めば回収率100%超えに近づくと信じています。
いかがだったでしょうか?当たり前の事を言うな!と感じた方には申し訳ないです。でも殆どの穴が前述のタイプなのでその馬がバレて無い時に買って来るかどうかが全てなのです。血統という捌きを極めた方ならまた違うのかもしれませんが。
良かったと思って頂けたら良いね、フォローしてくれたらとても嬉しいです(正直かなり頑張って書いたので) 。ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?