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皐月賞の予想

皐月賞

先週行われた桜花賞に続いて好きなG1レースだ。春を感じるし、ここから始まる牡馬クラシック(皐月賞、ダービー、菊花賞)の戦いに心が躍る。

私が競馬を始めたのが1995年秋なので、1996年イシノサンデーが勝った皐月賞からずっとリアルタイムで見てきた。

自分にとって29回目の皐月賞。
だから何だって話だけど、皐月賞は馬券成績がそれなりに良い。
成績が良いのにはちゃんと理由があって、血統のポイントを押さえているからだ。血統にもトレンドがあって、それはその時々のJRAが造る馬場の影響を受けることが多い。今年も例年と同じように予想をしたいと考えていたけど、今年はそれを無視してもどうしても買いたい馬がいる。

◎ジャスティンミラノがそれだ。

先般のニュースでご存知の方も多いと思うが、先週土曜日の落馬による負傷でG1ジョッキーである藤岡康太騎手が亡くなった。JRA所属のG1勝利経験のある騎手の落馬による死亡事故は1993年岡潤一郎騎手以来の大惨事。

藤岡康太騎手は35歳。
中堅騎手の一人という位置付け。調教技術に長ける騎手で、自分がレースで騎乗しない馬の調教を任せられる。そんな関係者からの信頼の厚い騎手だった。それが少しずつ実を結びはじめ、騎乗する馬のレベルが上がってきたこともあり、近年の成績が示すように昨年から今年にかけて好調。
これから騎手人生のピークを迎える。そんな予兆があった時だった。ほんと、好事魔多しとはよく言うもので、「神様、そりゃないだろう!!」と逝去のニュースを目にした時、涙がこぼれた。

そんな彼が生涯最後に調教で騎乗した馬が今日の皐月賞に出走する◎ジャスティンミラノだ。ここまで2戦2勝。前走の共同通信杯ではセンスの良い走りで、2歳G1馬ジャンタルマンタルを封じた。
はじめての右回り、はじめての速いペース等、乗り越えなくてはいけない壁は多いものの、彼の魂がジャスティンミラノの背中を後押しする。
そんな気がしてならない。いや、そうであってほしい。そんな願いを込めての◎。今日はこれしか考えられない。

◎ジャスティンミラノ
〇ビザンチンドリーム
新馬戦の桁違いの末脚(11.7-11.5-11.3を4コーナー8番手からの差し切り)、前走きさらぎ賞での大外一気の末脚。今回のメンバーで一番ポテンシャルの高い馬がこの馬だと思う。
▲レガレイラ
唯一の牝馬。2歳G1ホープフルステークスですでに今回と同じ舞台で牡馬相手にG1を勝っている。もしも皐月賞で牝馬が勝てば76年ぶりの偉業。人間で例えれば、インターハイの100メートル男子決勝に女子が混ざって勝つようなもの。
△ミスタージーティー
デビュー戦から大物と騒がれていた馬。2戦目、3戦目とチグハグなレース。4戦目となる前走若葉ステークスこそが本来の姿。馬群を割って伸びてきたレースセンス。内枠に入った有利。藤岡康太騎手の実兄。やってくれる気がする。

馬券は絞って高配当を狙う。
馬連で◎〇ー◎〇▲△5点(10.5~204.0倍)
馬単で◎〇ー◎〇▲△6点(19.5~356.2倍)
3連単◎〇ー◎〇▲△ー◎〇▲△12点(216.1~2386.1倍)

出走する全馬が無事に出走を終えて帰ってきますように。

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