ひとり と ひとり
ひとり、ふたり、さんにん…
私の周りにはいつもたくさんの人が居てくれます。
そのおかげで、日々楽しくて仕方ありません。
けれど、産まれた頃から私の側にいるのは、今は世界にたったひとりです。
あなたが居なくなったら、私はひとりになります。
前に大切な人を亡くした時
あなたはとても悲しんでいました。
もちろん、私も同じく悲しくて辛かったです。
悲しくて辛かったのを越して
苦しかったです。
その辛さを一緒に乗り越えてきました。
…。
私は怖いんです。
大切な人を失うのが怖いんです。
大切な人が増えてしまうと、またあの瞬間と向き合わないといけないんです。
だから、ひとりがラクだと思ってしまうんです。
私はずっと、こどもですね。
ずっと、ずっと。
心配かけないように、強くなりたいんです。
ただの、強がりなんです。
こどもなんです。
きっと、バレてるのかな。
けど今日だけは
そっと目を閉じさせてね。
明日からは、また平気だから。
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