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ぼくが現役選手のうちにITで起業する理由

ひっさびさの更新です。日本フットサルリーグ、ペスカドーラ町田所属の新倉です。これまでのフットサルの分析noteですが、データの収集と整理に時間がかかりすぎてしまうので更新できてませんでした。。。諦め笑

今回は、会社作るだけ作ったのでそのあたりについて。起業すること自体別に特別でもなんでもないんですが、ひとまず整理の意味も込めて書いておくことにします。

ありきたりな記事ですが、記事の目的はただ一つ、仲間募集!です。笑

目次

起業までの経緯と想い
-フットサルと大学院で学んだこと
-フットサルとテクノロジーの意義
スポーツ分野で起業しない理由


起業までの経緯と想い

フットサル+大学院=?

Fリーグをご存知の方は説明不要だと思いますが、フットサルリーグはまだまだ認知も低いです。既に10年以上の歴史があることを知っている人は少ないのではないでしょうか?僕は中学生の頃からフットサル選手になりたかったので、大学入学と同時に現在のチームに入団しました。チームに入ってからかれこれ7年目に突入しています。

7年経ってなにが変わったのか。自分自身の話もすれば身体付きも変わったし、大学院までいったこともあり知識だけはやたらと増えました。それで成りたかった大人になれたのかと言うと、今の自分は程遠いのが現実です。

過去の自分に言えることは確実に突き詰めた努力が足りなかったんですが、もう一つ足りなかったことがあります。それは、ワクワクすることをとにかくやってみることです。研究だって科学の作法や過去の研究に影響されたレールが意外と敷かれています(これは研究の汎用性などを考えるといい事ですが)。日本の文系修士課程を卒業するくらいだとこの程度のレベルなのかもしれない。興味が湧いたことならGoogleに聞けば大体分かるし、翻訳を使えば言葉の壁もない。それらももちろん面白かったし楽しかったけど、もっとわからないこと、何も見えないことを積極的に取り組もうと思い始めました。
もっと詳しくいうと、研究では仮説を立てます。仮説には論理が必要です。その論理は過去から導かれます。でも、そんな仮説なんかすっ飛ばして、未来から描いた、想定と想像の境目にある、ある意味でたらめな論理を試してみたいと思ったのです。こういうわけで、未来のワクワクに突っ走るのに起業は魅力的だと思っています。

少しスポーツに話を戻すと、このでたらめな論理はスポーツだと実感できるかもしれないです。過去のデータを基に監督も勝てる戦術や戦略を立ててレールを敷きます。でも、同じ試合は1つもないので、結局過去のデータから立てた仮説とは離れたところで勝負がついたりします。例えばメンタルとか雰囲気とか、データに表れてないやつらです。勝つ時はどうやって勝つのかをみんな鮮明に描けているから、少し先の未来が予想ではなく描けるときがある。だから現実世界では、過去データからの仮説だけでなくて、見える限りの未来から今どうするべきかを考えるほうが賢い。この部分は科学だけではまだ説明しきれないけど、実際そういうのあるよね。って感じる人もいるかな?

お金をかけて修士号を取って学んだことはめっちゃシンプルで、もっと想像しづらいわからない世界を見てワクワクして生きたい。というところに戻ってきました(お父さんお母さんごめんなさい)。

フットサル×テクノロジー=?

ワクワクすることをがんがんやってくことに加えて、もうひとつ僕の中でテーマがあります。それは、関係なさそうな2つを織り込んで昇華させることです(昇華の正しい使い方とは間違っているかも)。個人的な解釈ですが、両立とは違います。両立は2つのことが成り立っている状態なので、そのままひとつずつが同時にあればいい。一方、昇華は化学では固体が気体になるという意味です。ここでは、状態が別の状態に変わったり、レイヤーが一段上がるイメージで使っています。
フットサルと社会人としての仕事を両立して頑張っている選手はたくさんいます。事実、アスリートのデュアルキャリアとして取り組みが進んでいます。両立していれば、選手を引退した後でも仕事ができていいじゃないかというのが根本の考え方です。あと数年後には取り組みが進んで、両立しながら競技に打ち込めるようになったアスリートが多くなると思われます。それはいい事ですが、僕はその先を見据えて準備するべきだと思っています。両立できる環境が整ったら、2つの領域の間に立っているのではなく、2つの領域を組み合わせて新しいものが作れる(かもしれない)。組み合わせる役割を担うのは、間で両立している人間が最適です。デュアルキャリアのアスリートの価値はここにあります。カッコよく言うと、イノベーションの起爆剤になりうると信じています。


辿り着くには2パターンしかない

僕がスポーツ分野で起業しなかったのは、将来スポーツに還元できる人になりたいと思ったからです。ここ最近、日本のスポーツビジネス領域は確実に発展してきているし、ビジネスの成功事例も増えてきました。これまでのスポーツ界は閉鎖的だったので、スポーツとは関係ないビジネス人材が多く必要とされています。もっとも、スポーツの競技と経営や資本政策やテクノロジーまで理解した人が最強です。最強まで辿り着くには2つのパターンしかありません。テクノロジーを理解した経営者が競技をトップレベルでやってみるか、競技をやってるアスリートがテクノロジーを理解した経営者になるか、の2択です。圧倒的に後者に可能性を感じませんか?笑

起業家は、なぜ自分がその領域でそのビジネスをする必要があるのか?と聞かれるし考えます。起業する領域に誰よりも詳しくあるべきだからです。アスリートならば、誰よりも詳しいスポーツ分野で起業するのが妥当だと思われます。ぼくもフットサルの領域で起業したら作りたいものもあるし、身近なところからやるのもありだとは思います。でも、自分が今それをやるタイミングか?できるポジションか?と問い直すと、今やるは必要ないという結論に至りました。

理由は以下の2つ。
1つ目はFリーグで有名な選手ではないため、2つ目はフットサル界の成長スピードが速くないためです。
この業界で選手として起業するならば、ある程度選手として知名度があったほうが動きやすいですよね。それに加えて、最新のテクノロジーの分野では今この瞬間にも世界中で研究開発が進んでいます。フットサル業界よりも圧倒的に変化のスピードが速く、テクノロジーの理解が追いつかなくなっては意味がないと考えたからです。


長くなってしまったので、この辺で。ほんとは会社の話をしようと思ってたのですがまた今度にします!

ブロックチェーン、スマートコントラクト、NFTで何か新しいことやってみたい方いたら是非一緒にやりましょう。←これ大事。

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