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簡単・肉球型どりセットの紹介

先日やっと完成したハナコの手型・足型
正確にいうと 肉球型?
商品名や作り方について、ご質問いただいていたので紹介します

材料(キット)

「おててプリント&あんよプリント手作りキット Dtype」
㈱ヘテロプリント 3,480円(21年2月23日現在)
Amazon 販売ページ

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セット内容:説明書は外箱裏のみ
 日本製桐箱(220x220x30mm)←飾るためのケース
 団子粘土の素(小麦粉、食塩等)x2袋 ←食べても大丈夫
 石膏の粉x2袋
 ケース・カバー(PET)
 表台紙(厚紙)オレンジ・ブルー・グリーンの3種類
 石膏設置用台紙←石膏がケース内でずれないようにする台紙
 型枠紙A(粘土用)
 型枠紙B(石膏用)

※他にも足型キットはあるけど、肉球が浮き出る形になるほうが
いいなーと思って決めました。あと何度でもやりなおせる点です

キット以外で準備するもの

ボール(食べられる材料なので、調理用でOK)
水(水道水)
計量スプーン 大15cc、中5cc、小2.5cc
サラダオイル(オイルならなんでもOKかも)*
小麦粉(ベタつき防止)*
ベビーオイル(粘土に肉球を押し付ける際に塗るときれいにとれる)*
紙コップ(石膏を混ぜる入れ物、捨ててもいいような器でもOK)
歯ブラシ(石膏が固まった後、表面に残った粉を落とす。使い古しOK)
クッキングペーパーなど

 カッコ内に書きましたが、
 ・サラダオイルの代わりにオリーブオイル使ったけど大丈夫でした
 ・ベビーオイルがなかったので肉球クリームを厚めにぬって大丈夫でした
 ・小麦粉は特に使いませんでした
 ・乾燥させる際に、型の下にクッキングペーパーやティッシュなど水分を
  吸い取るものを置きました

作り方① 団子粘土つくる

説明書通りにすすめる
特に難しいことはなく、決められた分量を
 オイル中さじ2→軽くまぜる→
 →水大さじ1→指先でまぜる(力をいれない)→
 →水大さじ1→指先でまぜる(力をいれない)→
 →水大さじ1→指先でまぜる(力をいれない)
まとまってきたら、粘り気がでるまでよくこねる

作り方② 型をとる

(1)平らな皿やトレー(硬いもの)の上にラップを敷き
   型枠Aの中に粘土を入れて、表面を平らにする

(2)型を取る肉球にベビーオイルやクリームを塗り
   粘土におしつける

かかとから押し付けて、かかとから離していく
シッカリ押し付けたほうが、キレイな型がとれる
失敗したら、粘土をまるめてやり直し 

私の場合は、亡くなった後にやりました
そのために、1つの型に2本の手足をいれることはむずかしく
一つ一つ別々に型をとることとし
セットについていた型枠Aは使用しませんでした
ひとつの粘土は厚さ2センチくらいで、
肉球全体が入る大きさより周囲1センチ位をとるような大きさを
4個つくって、それぞれの型をとりました

それから、少しだけ柔らかめ(水多め)にして作りました
体勢を変えるのが難しかったため、柔らかい粘土のほうが取りやすいと思ったから

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石膏を流し込む

型枠Bを粘土の足型を囲むように刺して固定する(5mm)
紙コップや器に、水80ccを入れて石膏を静かに入れる
割り箸等で1分まぜる
型枠外に石膏が流れでないように流し込む

説明書通りで難しいことはないのですが、
私が失敗したなと思ったことは2点
 ・石膏を静かに入れても、粉が舞い吸い込んでしまう
   →マスクしたほうがいいと思った
 ・石膏を混ぜたあと 思った以上に早く固くなってくるので
  サッサとやる(途中で固くなってしまって、1個失敗気味になった)
  石膏は爪の方から入れたほうがいいと思った

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石膏を粘土からとる

約2時間で、型枠をやぶいて外し、石膏を粘土から離す
石膏周囲の余分な部分(周囲が盛り上がっているとケースに入れた時すきまが出来てしまう)を削って、形を整えてから乾燥へ
少し乾燥したら、歯ブラシで表面の余分な粉と落とす

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完全に乾燥させる(型の下にクッキングペーパー等 水分を吸い取る紙を敷きました、上にもホコリ避けに)
夏は2~3日、冬は6~8日と説明書には書かれています
私は10日以上置いてました(感情の部分でなかなか触れなかった為)

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箱にセットし飾り付け

「好きな台紙を選び、足型と写真と名前などを書き込む」
これが、説明書に書かれた飾り付けです
石膏設置用の台紙を使うことで、足型がずれることなく
箱に収めることができる。

私は4個の型をとったため、説明書通りでは箱に収められないため
セットについていた石膏設置用台紙は使えませんでした
自分で設置用台紙作ろうか…ともおもったけど
計ったりして調整するの面倒だなと思い
 ①水色の台紙に4個の足型を配置する場所を決めて、切り抜く
 ②台紙裏に足型をテープで十字に仮止め
 ③桐の箱の中に綿を詰める 足型が入る場所は薄めに、
  それ以外には箱の高さまで綿を詰め込む
 ④台紙を桐箱に乗せてみて、綿の量を調整
 ⑤いい感じなったら、カバーをはめこむ
以上で完成しました

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本当に簡単にできます
粘土の粉や石膏は2袋あるので、通常通りの作り方なら2つの型が取れると思います。(私は全部使い切りましたが)

亡くなった思い出としてだけでなく
赤ちゃんのときの肉球を残してもいいかも


この足型を取ろうと思いついたのが、
火葬する前日のこと
Amazonで発注し、届いたのが当日の出発3時間前
そこから慌てて、粘土に足型をとり
ラップにくるんで冷蔵庫へ

戻ってきてから、2日はとても触れなかった
でも、冷蔵庫の足型はちゃんと残っていて
きれいに石膏をつくれた

1個だけ失敗しちゃったけど
3個の足型をとった粘土は、未だに冷蔵庫の中に入ってます
とても捨てられない
レジンで何か作ってみようと材料は用意してあるんだけど
できない…  やる気がでたら、何か作ってみよう

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今朝の朝焼け キレイだったな

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