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曲線理論④ 動きの向き:HULAで美しく舞うために欠かせない、踊り以外の重要な技術

曲線をハンドモーションで描く時、
自ら動かす場合と、ずらしの理論で動かす場合では、
動きの向きが違います。

例えば、蛇が動く時
当然ですが、顔や身体を動く方向に向けています。
上に行けば上を向き、下に行けば下を向く。
動く動線を身体で作っている感じ。

これを①とします。

蛇が動く時、顔や身体を動く方向に向けています。

一方、
遊園地のフライングカーペット。人を乗せて円を描くように動くやつ。
最初は確かブランコのように揺れ出して、
それから、回っていくんですよね。

動くときにカーペットの向きが変わらず、
↑変わったら落ちちゃいますから💦
人・地面と平行に動いていきます。

これを②とします。

そして、
これを波のハンドモーションに戻して考えると~、

F McDanielによるPixabayからの画像

①は自ら手のひらで波の形を作る場合。
②はずらしの理論を使ってハンドモーションを行う場合。
に当てはまります。

①の場合は、言わば蛇のように手のひらを動かさなければなりません。
上に行けば上を向き、下に行けば下を向き、
蛇は蛇腹という伸縮自在のおなかを持っていますから
どんな向きにも動けるんですが、
手のひらだとちょっとキツイかな…

一方、②のように動かす場合は、
ずらしの理論で手のひらを置いていくだけなんで、
非常に楽です。

ただし、波は動きがありますから、
置くというよりは、ずらしながら追いかけていく感じでしょうか。

更にフライングカーペットには遠心力がかかっていますね。
上に行ったとき少し止まるような感じになるあれです。
波の手を作るときにもこの遠心力のようなことが起こっています。


フラはハワイの叡智。踊りの中に様々な要素が含まれています。
それら全てを理解して踊ることが最高のパフォーマンスであり、その表現はダンサーの内面からにじみ出てくるもの。
とは言っても、誰だって美しく踊りたい。フラしている私たちは、なぜかわからないけどこの美しい踊りに魅せられた者たち。
自分史上最高のパフォーマンスをつくっていきましょう!


<まとめ>
①曲線をハンドモーションで描く時はずらしの理論で動かしましょう。
②ずらしの理論は、フライングカーペットの動きと同じです。
③フライングカーペットとの動きは遠心力がかかります。
④波のハンドモーションを作るときにも遠心力のようなことが起こります。


I love BTS
悩める虹🌈の母 なる でした〜🌴
Thank you for reading & Love you🌺

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