VIDEO AVANTURES 第十三日


Here is your random fake-giallo:今日のランダムジャッロは…「
The Secret Lies Hidden in a Darkened Room

Directed by
Stefano Stefani

A
desperate nurse is found dead with her head and hands cut off under the very eyes of the police. An aging professor is troubled by dreams in which he sees the the crime. After running afoul of the police investigation,he decides he must track down and kill the real criminal,who he fears is beyond the law.」

VIDEO AVANTURES 第十三日めは

『ALIEN RAIDERS』(Ben Rock/2008)

定期的に入り続ける『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』みたいな手持ちカメラ映像のシーンにいらつく人もいるかもな。 こんなにだらしない声の歌ではじまる映画は知らないな。で映像は地図ではじまるのか… スーパーマーケットが舞台。知らない場所のスーパーは国内でも海外でもどんなとこでも気になるところがすこしはある。見慣れないコーナーとか不気味な販促グッズとかキレ気味過ぎる店員とかもう完全にぶっちキレてしまって大男二人に無理やり抑えられてる女性店員とか(バルセロナで体験)。コンビニとは違う。またスーパーで買い物する俳優たちの演技はどれも寒くていい。 舞台はHASTINGS MARKET。 いきなり強盗がスーパーを占拠。入ってくる音楽もひどい。俳優たちの顔を抑えてのアップの連続がまったく笑えない。どれもこれもひどくて、けれどエイリアン判定男の垂れきったぶらんぶらんの顔がもっともひどい。 そして銃撃戦激化でもりあがる音楽もひどい。 スーパーにエイリアンがいるんだと。 で全員に小指切断が必要と言われても。 デヴィッド・シムキンズの脚本にも疑問。 それでもエイリアンの寄生描写なしで最後まで突っ走ったな。 盛り上がりようがない設定だけれど、でもスーパーの外部で見るエイリアンの暴れっぷりを思わせる無理やり過ぎの震えとスーパー内での無駄撃ちの数々、照明が落ちたスーパー内の無理くりなスロー探索がよかった。 エイリアンの鳴き声も映像にまったくあっていないのもよかったな。顎の急速肥大化でこんな鳴き声になるのかなとか。そんな余計なことばかり思い浮かんでしまう。
  本作は衝撃をカメラ自体の震えで出そうとしているのだけど、それはあまりにしつこいが、震えについてくる音が陳腐な。ついてくる音をなくすか毎回違う動物の叫び声の圧縮音にすればいいのにとかそんなことばかり考えたいわけじゃないのに頭にいろいろ浮かんでたのをそのままにしてたら映画終わっちゃったじゃないの!

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