まぜそば闘賊鑑 麺屋露骨

 ある日、竹の筒が恋しくなった露骨が淡海地鳥の出汁と
本枯れ禍牛枯れ竹の子スープで麺をつくっていたところ眠りに落ちて小人にされてしまい、炊きだし山菜みぎわ麺の黒丼の下の火を絶やさぬ仕事を言いつけられてぼろぼろになった胞衣に火がついて焼けどしていたところを小竹姐に助けられ、それでも、炊きだし山菜みぎわ麺、ぐら赤御厨ぐっ沸麺、もろこし諸世腑姉怒付麺、豆蛇穴棒怒麺の黒丼赤丼穴緑丼の下の言い訳ふいご伊達まきすうちか粟つ麩仲裁口説に忙しい露骨だったがそれでもせっせと薪をそれら麺を食らう大男法印大女に運んでいたところ自らを助けてくれた小竹姐が口麺琴門の横で息も絶え絶えになっているのを発見し、急ぎ長命草や羅漢果、大納言布袋などをつぶしてあたえるも小竹姐は夏霞渓鳴動麺のレシピを露骨に最後に伝えそのまま死んでしまった

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