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リハビリ13、14回目

ゴールデンウィーク中、ずっとお休みかと覚悟していたリハビリですが
暦通りとのことでほっとしました。
と言いつつ連休でバタバタしていて2回分まとめての投稿となります。

13回目のリハビリ

備忘録にしようと思っていたのに1週間経つとすっかり忘れてしまっている自分にショックを受けつつ、都合の悪いことは高次脳機能障害のせいにしてしまえばいいかなと💦

前回はいつも通りの施術と共に新しいインソールを試してどうであったかについてのお話でした。

受動的ではなく能動的になること

過程で私が感じたのは「1週間をどう過ごし体がどう変化したのか」
を重要視されているのだということです。
当事者である自分がのほほんと毎日を過ごし何も記憶していないことに
気付かされました。

リハビリって本当は自分が能動的であるべきなのに完全に受け身であったなとちょっと反省しました。

決して、どう過ごしたかを把握していないことを指摘されたわけでも、
咎められたわけではありません。
でも自然に自分の体だからこそ自分で見つめていくことが大切なのだと感じました。

14回目のリハビリ


2回続けて良好な状態でのリハビリとなりました。
痛みが落ち着いていると心も落ち着くのだと思いました。

また私にとっては精神的に落ち込んでいる時もリハビリに来ることで気持ちが少しアップすることを実感しています。

記録を取ってみて

今回は前回の教訓から1週間の身体の変化を書き留めてきました。
なのでそれなりに報告できたかなと思っています。
とはいっても高次脳機能障害がある私のことですからまとまりもなく漏れも多いことと思います。
でも「細かく教えていただき助かります」と言っていただけました。

実際にどういうことを伝えたらいいのか、伝えなくていいのか分からず
ただただ思ったことを記録しお話ししています。
それでも「助かります」と言われ書いてきてよかったと思いました。
次回もこまめに記録を取って行きたいと思います。

そして以前から使用しているインソールでの歩き方のチェックといつも通りの施術をしていただきました。

施術中の会話

施術を受けている時に不安に思っていることをお話しできます。
回復期や退院直後に比べて圧倒的に運動量が足りていないことが心配だったのですが、それについてもきちんと説明していただけほっとしました。

今は様子を見つつ、またいつか好きな水泳を再開できるよう少しずつ体を整えていけたらと思っています。

そして最後に今度は新しいインソールをつけての歩き方のチェックをしていただきました。

チェックしていただけている実感

実は新しいインソールで歩き続けると今まで使っていなかった筋肉を使うためか左脛に痛みが出ます。
なので古いインソールと交互に使ってみてくださいと言われていました。

古いインソールだと左足の痛みはなくなりますが、地面に接地している感覚に乏しくなり体が不安定になる感じがあります。
そのせいか、施術前に古いインソールでチェックしてもらった時も体がなんとなく左右にふらつく感じがありました。

新しいインソールを使用するとその感じが軽減されていたので、そうなるだろうと思ってインソールを取り替えてチェックをしてもらいました。

ところがこの日はなぜか新しいインソールを使っても体が左右に揺れる感じがしました。
おかしいと思いつつ歩き終わた途端に「めまいがしてますか?」と聞かれました。

そう言われたらなんかふらふらするかも。。。
インソールのせいではなかったことに驚くと共に、他人に目眩を指摘されたことがなかったので正直びっくりし、ちゃんとみていただけてるんだなと思いました。

いつでも相談できる安心感と心遣いの一言

そして次回までのインソールの使い方を細かく教えていただくと共に
「何かあったらいつでも連絡してくださいね」と言っていただけました。

今回も途中でインソールを使用して不安になることがあったのでメッセージでご連絡したところ細かくお返事をいただけました。
おかげで1週間待つことなく調子に合わせて過ごすことができました。

リハビリ翌日に近くで理学療法士による無料のウォーキング会が開かれると知り、参加しても大丈夫だろうかとメッセージで伺ってみました。
すると内容を調べた上で参加しても大丈夫なこと、そして参加する上でのアドヴァイスなど加えてお返事をくださいました。

正直こんなことまで聞いてもいいのだろうか?と思うことがあります。

回復期で自主練をどこまでやっていいのか分からず、種類と回数をメモしていただけないか何度かお願いをしました。
けれども結局退院まで教えていただけることはなく、そんなことまで頼るものではないのかという印象を持っていました。

でも、リハフィットではいつも相談する度「なんでもお気軽にご相談ください」や「また経過をお知らせください」などの一言を加えてくださいます。

何気ない一言なのですがその一言で尋ねるハードルがグッと下がる気がします。

今回の病気を通して私が大切だと感じているのはそんな些細なひと言です。
いちいちそんなことに気を回す暇はないという医療従事者の方もおられると思います。

でも、ほんのちょっとの言い方で、ほんのひと言加えるだけで
受け取る側の気持ちが楽になり
治療やリハビリに対する姿勢が変わるのだとしたら、それは良い治療へとつながることになるのではないでしょうか。