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リハビリ12回目とインソール

今回は通常のリハビリに加えてオーダーメイドインソールの
作成をお願いしました。

通常のリハビリ

歩き方から始まるのいつものリハビリでしたが、前回より麻痺足の痛みも右上半身の痛みも強い感じがありました。
左手の痺れも酷くて全体に調子がよくないという状態でした。

その上、リハビリに来る前に商業施設に買い物に行ったのですが、強いライトと大音量のBGM、人ごみと子供たちの歓声に高次脳機能障害を持つ私はどっと疲れてしまいました。

仕方なく早々にお店を出ました。
買い物すら普通にできないことが情けなく車のなかで思わず涙が出てしまいました。

精神的にも肉体的にもよくない状態で訪れたリハビリ。
体の状態がよくないことは伝えられても精神状態を伝えるのはなんとなく躊躇われていました。

というのも回復期の担当者がいわゆる体育会系という感じでした。
伝えずとも自ら気がついた時には対応してくれますが、弱音を吐くと共感というより突き放すタイプでした。
そのせいか何気ない話はできても弱音を口にしないようになっていました。

リハビリと体調

リハビリが始まると「今日はどんな感じですか?」と確認が入ります。
実ははこれは私にとって驚きでした。

回復期ではその日の体調を聞かれたことがなかったので、
リハビリ終了時に「そういえば実は朝立ちくらみがして…」と話し、
「リハビリ終わった今いう?マジで?」なんて言われたこともありました💦

ああそういうために毎回体調を聞かれるんだなと思いました。
そして体の痛みなど一通りお話ししたら「何か元気ないですね」と落ち込んでいることに気づいてくれました。
精神状態も含めてリハビリの一環とされているんだと改めて驚きました。

オーダーメイドインソール

いつものリハビリとは別に今回は時間をとっていただいてオーダーメイドインソールの作成をお願いしました。

以前クリニックで作ってもらいましたが、履いているうちに足が痛くなってしまいました。

リハフィットでは試作品をしばらく履いた後、気になるところを調整してくださるとの事で今回はこちらでお願いすることにしました。

いつものセンター長さんに担当の女性の方が加わってお二人で歩き方のチェックをしながら検討されていました。
型取りされたものを貼って歩いてまた調整してを繰り返し、センター長さんが続きのリハビリをしている間に試作品が出来上がりました。

インソールを使用してまず感じたのが「右肩が痛くない」ということでした。

肩関節周囲炎があり歩行時に右肩が痛むことがありました。
インソールを入れた感想を聞かれた時に
「関係あるのかわかりませんが右肩の痛みが楽になりました」
とお伝えしたところ拍手をいただきびっくりしました。

上がインソールなしで下がインソールを入れた状態での写真です。
足の位置と上半身の位置が、インソールの有無で変わることが画像にも現れることにびっくりしました。

この比較写真を見せていただいたのは帰る間際でしたが、インソールを入れることで上半身の痛みが楽になることに本当に驚きました。

他の施設との連携も

私にとってはリハフィットは信頼できる良いところです。
が、我が家からはアクセスが悪く夫が休みの時にしか行くことができません。
なので普段は自宅近くのリハビリ施設にお世話になっています。

ただ、二つの施設にお世話になっていて施術の方向性が違っていたら?
という不安を抱えていました。
また、今回は特に色々な痛みが出てきていることも心配でした。

ところがセンター長さんは近所の施設に連絡を取り情報共有してくださることを快く引き受けてくださいました。
正直他の施設と連携をとってくださることなど考えもしなかったので
本当にありがたく思いました。

以前にも書きましたが、リハビリとはセラピストさんをどれだけ信頼できるかが大きいと思います。
他の自費リハビリ施設を知っているわけではありませんが、リハフィットさんにたどり着けてよかったとつくづく思う12回目のリハビリでした。

オーダメイドインソールをお探しの方がいらしたらご参考までに