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子供に帰るとき

朝の野原で写真を撮ってる時、
たいてい独り言が出てしまう。周りに誰もいないから、そこは安心。
「わぁ~!」「きれいだね~!」「すごい!」「はぁ~」
言葉が出ないくらい感動して涙が出るときもある。

せいたかあわだち草の草むらに潜り込んで
いっしょに朝日を浴びる。
せいたかあわだち草の枯れた花穂が金色に光る。
その光にうっとりして
ファインダーを覗く。
そこからは
ファインダーから見える世界との交流が始まる。

自分でも不思議な魔法にかかったような時間

あっというまに時間が過ぎていく。

トイレ休憩でタイムアウト
さいごに帰るときは、いっぱい遊んでくれてありがとう!
またね~って、友達に別れを言う感じになる。

野原で写真をとっているとき、じぶんは野原で遊んでいた少女のころに戻っているのかもしれないなぁ。

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