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my live my time

※2016年2月14日の日記です。

柿原徹也(以下、カッキー)の音楽活動5周年を祝うスペシャルライブ「my live my time」に当選できたので行って来ました。場所は 、舞浜にあるアンフィシアター。

つい数ヶ月前に、1stアルバム「orange」のツアーに参加したばかりですが、その会場で発表された5thライブが早くも開催。カッキー曰く「全く違うことをやろうとしているんだから!」だそうで私は正直言って前回のライブは、聴きたい曲がほとんど聴けなかった不完全燃焼ライブだったので、この5th記念ライブは期待しまくっていました。ライブのタイトルになっている「my live my time」は、カッキーのデビューミニアルバムの1曲目にある曲名をもじったやつで、とってもいい曲なんです!!!!!大好きこの曲!!そういうタイトルがついているわけなので、5thの節目に原点回帰的な構成になるんだろうな〜なんて、ライブの1曲目に来るやつだこれ〜〜と…前回のライブ中から既に妄想を膨らませていたわけですねぇ…。

実際はというと、1曲目に「Endless Journey」っつう、ライブの終盤も終盤今日はみんなありがとう〜〜〜!!!的な曲、それが来た。いつも最後らへんにくる曲が、1曲目にくるとか泣けるよなぁ…。もうだめだなんでもかんでも涙もろくなるw

さあ、ライブ…いやデートのはじまりはじまり。(以前、ライブのMCで「また舞浜デートしよう!」と、興奮気味に言った事があったのだが、後日「俺は何故あんな恥ずかしいことを人前で…」と我にかえる。その後開き直ったのか面倒くさくなったのか、ライブのことを全部デートと称するようになった)…で、Endless〜のなにがいいって、この曲はほとんど前奏が無く、“Endless〜〜!!Journey〜〜〜!”といきなりサビが始まるんですね。カッキーの歌声がすぐに聞こえるとあって会場のテンションが一瞬にしてMAXに!!!だけど、姿が見えないんですよ!後ろにあった垂れ幕が落ちて登場するか、アンフィの穴から登場するか、どっちかだと思っていた我々は、どこどこどこどこどこどこどこ!??!?!?どこから声がしてんの!??!ま、これもそこ数秒の話なんですが、なんとカッキー、天から降って来ました。笑ったよ…さいこうすぎんだろカッキー。しかも、なんか…うたプリみたいなお衣装を着ているしぃ!!!!!!!

この時、私は確信いたしました。

2年前に見た伝説の!!!!映像化すると思ってたのにしなかった2ndライブ!!!!が、さらにパワーアップしたやつだと!!!!

そういえば今回、なんと…「収録」が入っていたんです。つまり…これは…2年前に見た伝説の2ndライブの時には実現しなかった「映像化」が待っているということで間違いはないでしょう。今回キャパが小さかった(購入希望者が多かった)と言われていたので、行きたかったのに行けなかった方がたくさんいらっしゃったようですし、絶対に映像化するべきですね。よろしくお願い致します。

収集つかなくなりそうなので、ここから箇条書きスタイルでレポートまとめたいと思います。

■前回のライブではいなかったダンサーが4人も登場!!!!!と…いうことはですよ…

そう、カッキー前回のライブでは一切踊らなかったのに、今回はやってくれました。伝説の2ndライブのときは、メリハリつけて踊る曲踊らない曲極端で踊った曲も僅かだったんですが、今回は数えきれないほど踊ってたぞ!??!?!!?すごい…すごいよカッキー、毎日忙しいだろうにいつこんな振り付けを覚えたんだろう(;;)だけどMCで言ってた…「この1週間みっちり練習した」って…笑 練習ったってダンスだけじゃないからほんと大変だったと思う…。私はカッキーやればできるひとだと思うから、やったほうがいいひとだとおもうから、本当にこの道を突き進んで欲しい。

■カッキーと言えばグリーンのレーザービーム!!…が、しかし!?

何度もしつこいようですが2年前にみた伝説の2ndライブでは、本当に色々なことにチャレンジした内容でした。もしかしたら1stでもその片鱗を見せていたのかもしれませんが、Chaos Breakerという曲をバッキバキのレーザーの中カッコよく歌うという今では「お決まり」となった演出が誕生したのは伝説の2ndライブ。そして、それを体感したことがある人なら絶対に気がつくであろう、アルバム「orange」に収録されているmonogramという曲が来るタイミング。こう感じたはずです。「絶対にレーザービームんとき歌うやつだ!!!」と。さわやかな曲も似合ってるけど、カッキーの声ってこういうデジタルな音にも合うんだよなぁ…。個人的に、デジタルなサウンドにカッキーの声が乗ったタイプの曲がものすごく好きなんですよね〜。たぶんみんなも好きだと思う…なぜなら盛り上がり方が尋常じゃないから!今回みんなが頭のなかでイメージしていた以上のものが目の前に広がってたはず。どんなのかというと、カッキーの振り付けに連動してレーザーが動くという!!シルクドソレイユみ溢れる演出だったのです。今思えばこの、monogramを歌った時が本公演の最高に盛り上がった瞬間だったと思います。その時、事件(!?)は起こったのです。この日一番の大盛り上がりの中、謎の物体がレーザーの中で舞い始めました。どんどん増える…謎の物体…正体は、紙吹雪。しかし、量が半端ない。こんな量を降らせ続けて大丈夫なのか!?どんどんどんどん増えて、レーザーしか光ってない暗いステージの上にこれでもかこれでもかと超大量の紙吹雪が空中で舞ってるwwwww時々チラチラとレーザービームに反射するカラフルな紙吹雪…。レーザー×紙吹雪…レーザー×紙吹雪ときどきカッキー。そんな情景。やがて、ストックされていた紙吹雪はすべて無くなり、ステージ上は……紙吹雪で山盛りにwwwwカッキーはそのままステージからはけるwしばらくして、ライブのスタッフが数名ステージに現れワイパーみたいなもので紙吹雪を掃除し始めた。無言で黙々と片付けをするスタッフ。まだ大量に紙吹雪が積もったままのステージへ、再びカッキーが戻って来ました。せっかく収録まで入ってるのに、先程のよくわからぬ大量の紙吹雪をどう説明する?!この異様な光景を見て、一体なにを開口一番言うのだろう、ごまかすための嘘を言うのだろうか、本当のことを言うのだろうか、どうするんだろう(>_<)…とドキドキしていたら、こう言いました、、、

「ねぇみんな知ってた?こうやって掃除すんだよ〜!」

■名曲を生み出してくれたあの方がゲストで登場

誤爆(?)した紙吹雪を片付けている間、カッキーがトークで場をつなぎます。つなぐことができるってだけでなんか…偉いッって思っちゃいますね、なんなんでしょうかこの感覚。笑 主役であるカッキーに紙吹雪を踏ませるわけにはいかないだろう…という本能的な判断が働いてか、お掃除するスタッフがカッキーの足元ばかりを掃除していました。するとカッキー、「…………な、なんかオレんとこばっかこない!?💢よけてるつもりなんだけどな!!」ものすごく今更なんですが、カッキーってあんな声だからボケっぽい性格かとおもいきや意外とツッコミが多いんですよね。(あとくだらないことですぐキレるw例:観客からのフゥ〜!!が使われる場所が間違ってるのが嫌だなど)みなさん、カッキーの事どっち側の人間だと思っているんだろう。私はボケ側の人だとおもっていた。そうこうしていると、紙吹雪の掃除もだいたい終わり、一段落。お、そろそろ次の曲、行くかな?とおもっていたら、まだ話しは続く!!!アクシデントがあったとはいえ、そうとは思えぬトークの長さ。私はというと、いろんな曲を歌って欲しいのと同時に、ライブではたくさん話をして欲しいタイプなので(めんどくさくて申し訳ないですが)どんなくっだらない話でもウェルカムであります。嬉しいけど、いつまで続くんだろうな〜…なんて思っていたら「実は今日、特別なゲストを呼んでいます!」会場がええええええええええええ!?っとどよめきます。ゲストってなんぞ!?!??声優仲間??????え????誰!??!!そしてカッキーがゲストを呼び寄せます「佐伯ユースケ〜〜〜〜!!!!」会場わあああああああああああ!!!!説明しよう。佐伯ユースケさんとは、ダンディギダンというアルバムから参加しているアーティスト。アルバム「ダンディギダン」のリード曲「ダンディギ」、最新シングル「咲いちゃいな」ほか多数の作詞作曲を手がけている方です。そして、数あるカッキーの曲の中で私のベスト3に入る「君の声に」という曲を作ったものすごい人!!!!ものすごいんだけど、年齢が多分26・7くらい(わっけぇ…)なので、なんかこう…いろいろ、カリスマってかんじでもなく、初めてしゃべっている姿を見たけど、もっとしっかりしている人かなと勝手におもってたら、あぁまだ20代なんだな…ってわかるほど普通の青年だった…。カッキーの方がお兄さんだからか接し方が面白くて、普通の友達同士で雑談してるみたいだなぁ…とおもって聞いてたんだけど、その独特の雰囲気の原因はそこではなかったことが後で判明。なんとこの2人、どっちもAB型だったのです。ど、どーーーりで話がお互い一方通行で話したい事をバーーーーッと話して→終わる、みたいなのが多かったわけだ。面白いからいいんだけど。話が私には噛み合っていないようにかんじただけで2人は噛み合ってたみたいで、「じゃつぎの歌いこっか」的なかんじで、息もピッタリのピアノ弾き語りで始まる「僕さ」を歌ってくれました。カッキー&ユースケのハモり…とても良かった。カッキーの声ってシンプルな音に乗るのもいいんだよな〜…

■豪華!8名編成のストリングス

「僕さ」〜「君の声に」〜「咲いちゃいな」と、佐伯ユースケ無双が続きました。本来、どのアーティストのライブにしろアコースティックバージョンとかピアノ弾き語りとかがあんまり好きじゃない()んですが、佐伯氏の才能なのかカッキー効果なのかどっちもなのか、シンプルなのに臨場感があってそれでいてなんだかおしゃれなアレンジで、全く飽きさせない!手抜き()と思わせない!「僕さ」の終わりから「君の声に」の始まりあたりだったでしょうか、さらに信じられない展開が!…って、既にサブタイトルに出ているけど、ステージ上部後方にあったカーテンがさーっと開いて8名ものストリングスが登場!!!大好きな曲「君の声に」を、ストリングスの調べとともに聴けるなんて…どこまで行くんだこのアニバーサリーライブ!!!豪華ストリングスは、佐伯氏とのセッションターンだけかとおもいきや、その後全曲に渡って参加という豪華演出。ストリングスってこういうバンド形式と一体化すると、繊細すぎて音がほとんど聴こえず味気ないイメージ(単に私の耳が悪いだけかもしれませんがw)だったんだけど、そんな音響の時代は疾うに終わっていたのか、ちゃんとしっかり聴こえる!!スゴい時代になったもんだ。それとも、マイクが爆音だっただけなのかな。とにかく聴こえない音ってなんだか悲しいので、音のバランスがとても好みでした。

■カッキーからのガチサプライズでスタッフキレる

ピアノ演奏を終え、ステージからはける佐伯氏。カッキーは佐伯氏からいっぱいいい曲を書いてもらってるのが嬉しいのか、仕事仲間というよりほとんど友達状態。カッキーにとって彼は特別な存在なんだな〜と、思いました。ライブはストリングとともにどんどん盛り上がります。次なるナンバーはおれたちの明日はどっちだソングでお馴染みの「Othello」。前回、予想外の一体感が生まれた曲です。思えばこの曲、ストリングス鳴ってたよな…、よくぞここまで生演奏で再現してくれた。しかも、この神曲をダンス付きで披露してくれました!!ああ…なんだこの空間は…まるで夢のようだ…この日を待ってた…今この瞬間のために私はカッキーを追ってた。究極進化を遂げたテトゥーヤがそこにはいました。最後に歌ったのは、本ライブのタイトルにもなっている「my life my time」。この曲はね、本当にカッキーの雰囲気に合ってるんですよ。何系っていうのかなぁ、ラップみたいなアレンジが一部に入ってるんだけど、やっぱり英語が話せるからなのかぜーんぜん白々しく聴こえないというか笑 それとこの曲は、その後の楽曲に大きく影響していると思うんです。カッキーの曲を聴いていただけると不思議な曲が多い事に気づくはず。5年という長いようで短い活動日間だけど、音楽を通して色んなカッキーを見られて曲を作ってくれた人たちにもお礼を言いたい。ありがとう、そして、ありがとう。ライブはいよいよ大詰めを迎えます。最後の一曲を歌い終わり、ステージ上から出演者の皆さんがはけ、そしてアンコールで再び登場したときでした。カッキーが、なんだかモジモジしたかんじで今回のライブについて、これまでの自身の活動について、語りながらも何か別のものを語ろうとしている。いつになくマジな表情なもので、な、何?どうしたの?!と…思っていたら、「どうやったらこの感謝の気持ちを形にできるか、考えぬいた。ユースケと一緒に、なにか出来ることはないかって。」みたいなことを言いはじめました。ゴクリ…「この曲は、2日前に出来た曲です。だから練習とか殆どできてない!けど、今ここでみんなに聴いてほしいから…それに意味があるから下手くそでも歌います!!ユースケこちらへ!」再び佐伯氏の登場。この時、バンドメンバーやストリングスはポカン。後からわかったことですが、どうやら本当にガチサプライズだったようで、状況が飲み込めない一部のバンメンがわけわからんのですけどと言わんばかりに舞台袖に下がっていました。異様な雰囲気でしたが、カッキーと佐伯さんが歌う直前に「この曲にはちょっとした仕掛けがあるんだよね。すぐにわかると思うから、秘密のまま歌って大丈夫かな?大丈夫だよね!じゃっ行きます!」とさらなる追い打ち。本当に大丈夫か?!キーボード&コーラス佐伯氏、ボーカルカッキーでサプライズソングが遂に披露です!

■GENERATIONS〜天に召されるテトゥーヤ〜

仕掛けとは一体なんなのか。まったく想像がつかない。うーん…ハッ…!まさか、上手にいるお客さんがB型下手にいるお客さんがA型、真中のお客さんがAB型で綺麗に分かれてます!とかじゃないよね?!などわけのわからん内容を思いついたけどO型どーすんだということで違うなと感じ歌い出し直前まで妄想が大爆発。そんな妄想心配不安もよそに仕掛けは、歌が始まってすぐわかるものでした。それは、カッキーがこれまで発表してきた楽曲の「タイトル」を詰め込んで、繋いだ歌。そんなこと本当に可能なのか?!と、歌を聞きながら半信半疑でしたが、半ば強引に…いや、とても見事に歌詞になっていました!佐伯氏は、割と最近曲を書いてくれるようになった方なので、2人が出会う以前のカッキーの曲って結構いっぱいあるんですが、それもしっかりぜんぶ入ってることが少しだけ泣きそうになった。ファンに向けてというより、カッキーの活動に関わった全ての人に、そんな歌だった…。デビュー当初から聞いていた身としては、カッキーの曲(名曲)を作っている人と言ったら私のなかでは宮崎誠さんという方なので、その方へのありがとうの気持ちがいっぱいこもっていることも伝わってきて、じーんときた。KYでもいい、この感謝の気持ちを今ここで伝えることに意味があるんだ、そんなかんじでした。KYって死語かな。そして、その事故現場に巻き込まれた我々…、カッキーってそういう存在だなと思います。そうそう、先ほども書きましたが本当にこれサプライズだったみたいで、一部のスタッフはリアルガチでキレていたらしいです。そのネタ、紙吹雪誤爆の次にヒットしましたwその後、ギスギスしていないといいのですが…。さあ、いよいよライブが終りに近づいています!!レポート長かったな〜!最後は、今後の目標と抱負を語ってくれました。カッキー「おれの彼女…彼氏(ざわつく会場)だけじゃなくて、世代を超えて子供たちもおじいちゃんもおばあちゃんも、聴いてもらえるようになりたいから、最後の曲は、GENERATIONS!」意外な曲が来た。いちおうシングル、とてもアップテンポなナンバーです。ここまで来るのにカッキーも5年かかったけど、私たちも5年かかった。いろんなものが詰まった面白くて思い出になるライブでした。ありがとう、楽しかったよ〜!ノシ 曲が終わり、ひとしきり挨拶を済ませるカッキー……その時!です!!なんと空からお迎えがwwwwwまさかの展開。そうです、天に召されるカッキーです。今まで、いろいろライブやステージ見てきたけど、いや、自慢できるほど見てないけど、天に戻るパターンは初めてです。すごいなーwまるで、頭から尻尾まで餡子がビッシリ詰まったたい焼きのようなライブでした。


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