日経の強みについてチームで議論しました。
「次の日経を考えるチーム」は日本経済新聞社のなかで新規事業を作っています。
世の中に受け入れられるにはまず自分を知ること、ということで、「日経の強み」ってなんだろうというのをみんなで議論しました。常々議論していますが、改めて考えると思い違いがあったりして気づきが多かったです。
以下、議論のメモになります。
■これまで自分たちが自分たちのことをどう考えてきたか
①全部読むと経済が止まる
②朝、仕事で(義務的に)読む人の指示を一定程度得ている
③役立つと感じている人もいる?
■量は価値じゃない!
上にもありますが、1日約1500記事というのは価値ではありません。今回チームで議論していて、それを再認識しました。
しかも2つの意味で、「量は価値じゃない!」と感じました。
1つ目は、どうせ1日1500記事も読みきれないから。
2つ目は、Kindle UnlimitedやYouTubeと比べたら1日1500記事って別に多くないから。
■じゃあなにが自身の強みであり価値の源泉なのか?
まだぼやっとしているのですが、議論の中では以下の3本柱じゃないかという話が出ました。
「信頼」とか「正確」みたいな定性的なものも話には出たのですが、やはり定量的なものの方が良いのではと感じました。例えば今から私がベンチャー企業「大日本経済新報社」をつくっても、すぐには創立140年の企業にはなれません。当たり前ですが140年かかります。その間に日経は280歳になっています。
改めてチームで話してみると、強みを見出す作業はなかなか実りが多かったです。これを活かして良いサービスが生み出せるといいなあ。
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