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祝・受賞! スマートウォッチ対応した日経電子版アプリのこだわりを語ってもらう

こんにちは。NIKKEIスタッフです。あっという間に12月ですね。久しぶりの投稿で恐縮ですが……。

この度、日経電子版アプリがGoogle Play ベスト オブ 2023 ウェアラブル部門で大賞を受賞しました!!

実は日経電子版アプリ、昨年からスマートウォッチ対応をしています。GoogleのWear OS、AppleのwatchOSの両方の端末で使えます。スマホと比べるとまだまだユーザーは少ないですが、隙間時間の情報収集に使いやすく仕上げています。

そこで今回は、GoogleのWear OS向けアプリの開発を担当したAndroidエンジニアの山崎亮さんに開発の経緯やこだわりなどを聞いてみました。

――改めて、スマートウォッチでできることを教えてください。
「時計の盤面に日経電子版の速報コーナーの見出し(タイトル)一覧や記事のリード(概要)を表示できます。時計画面に出てくるボタンを押すと、記事の続きをスマホで読むこともできます」

――電子版アプリでスマートウォッチ対応が始まった経緯は?
「2022年のGoogleのPixel Watchなどの話題が出てきた頃に、モバイル以外のニュース体験を探ってみようということで始まりました。移動中や打ち合わせの合間などに手元でサッとニュースを確認できるよう、見やすさや操作性を重視しました。手元で確認したい情報は何だろうと考え、まずはニュースの速報を表示するよう開発しました」

スマートウォッチ版アプリのイメージ

――リリースしてから気付いた発見などはありましたか?
時計の盤面で記事を読む人が多い点は意外でした。記事のリードを読んだ後、ウォッチ内で一覧画面に戻り、次の記事を読もうとする人が多いようです。リリース前は、じっくり記事を読みたいときはスマホを使う人が多いのでは、と考えていましたがウォッチの中で完結する使い方が多いようです」

「ウォッチのアプリの機能を複雑にさせていくと、モバイル(スマホ)と役割が接近していきます。最初のリリースでは手元で情報を見る体験にフォーカスして機能をまとめました。モバイルと連携するのか、ウォッチ単体で機能を磨くのか。どちらの方向性も考えられそうだと感じています」

――今後の開発ではどんなことを考えていますか?
「初期のリリースで必要な機能をそぎ落とし、シンプルな体験を提供できているので、最近のアップデートは細かい点の修正が中心です。今後は例えばですが、特定のジャンル・トピックの記事を表示するようユーザーが設定できるようにする…という機能があるとよいかもしれません」

…ということで、スマートウォッチに限らず、より快適なニュース体験ができるよう、アプリ・サービスを改善していきます。日経電子版のアプリはWear OS、watchOSの両方に対応していますので、スマートウォッチをお持ちの方は是非お試しください。

▼今回のプレスリリース

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